2010年(平成22年)12月議会一般質問&答弁

2011年02月20日 | 議会での質問・答弁
<答弁>

○教育部長(曽我伸清君) 

小・中学校のエアコンの整備につきまして答弁申し上げます。

まず、集中して授業が行えるかについてでございますけれども、平成22年の9月決算特別委員会で答弁させていただきましたが、ことしの夏のこの猛暑におきましては、40度を超える教室も見受けられ、窓をあけるとか、また、換気をし、扇風機の利用だけでは対処し切れない現状もございました。

集中して授業ができる状況かにつきましては、個人差はあるかと存じますけれども、一定以上の暑さでは集中力が欠けるのは否めないと思われます。

今年の各学校での対応といたしましては、熱中症の発症を懸念しつつ、水筒の持参、エアコンのある教室の活用、着がえの持参、校庭や体育館での授業の工夫等を行い、児童・生徒の健康状態の把握に十分留意をしていただき、できるだけ児童・生徒が授業に集中して取り組むことができるように、各学校の先生には配慮していただいたところでございます。

次に、エアコンの必要期間が短いのではとの御意見があることについてでございますけれども、現在、小・中学校におきましては、夏季の休業期間に補強・補習の教室といったサマースクールを実施している学校が多くなってきております。

また、授業時数の確保から、夏季休業期間を短縮する学校もあり、夏季における授業日数がふえている現状がございます。
  
一方で、小・中学校のすべての普通教室には、扇風機を設置して対応をしているところでございますけれども、地球温暖化の影響とも言われている中で、ことしのようなこの猛暑の日が続き、教室内の温度が学校の環境衛生基準を超える40度になった教室も発生いたしました。

今後、この夏季における学習環境のあり方につきまして、その対応を含めて考えていく課題であるととらえております。

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