民進党会派の平成30年度一般会計予算 賛成討論

2018年03月26日 | 東村山市議会情報
<平成30年度 一般会計予算 賛成討論>
平成30年度一般会計予算について民進党会派は、会派内で慎重に話し合った結果賛成の立場で討論をします。

平成30年度予算は、後期基本計画の締め括りとなる平成32年度までの3か年の実施計画の初年度であり、「まちづくりの好循環を確実なものとし、持続可能な地域 経営を目指す予算」と位置付け、限りある財源を効果的に活用し、実効性のある施策の展開を実現するために編成されたものであります。

 そこで、平成30年度一般会計予算審議に当たっては、『「まちの価値の向上」へと結びついていく「まちづくりの好循環」を創出する』予算となっているか否かに重点をおいて質疑しました。

 その結果、民進党会派が平成28年度決算の認定討論で要望した事項や一般質問で政策提案した事項が平成30年度予算に反映されている点は評価します。
具体的には、

①補助金見直しガイドラインの判断基準の骨子を作成すること。

②食品ロス削減の観点から、平成29年度に災害時非常食廃棄分の一部を小中学校や社会福祉団体にも配布を開始し、平成30年度も広げていくこと。

③陳情採択されたドナー助成金、事業所等助成金支援制度の創設。

④住宅修改築費補助金の応募開始時期が6月から4月17日に早まり、工事完成時期が12月末から平成31年3月31日に伸ばされたこと。

⑤固定資産税・都市計画税の3倍を超える久米川テニスコート借地料が前年比34万3千円減の1,645万円と所管の減額交渉の努力が見えること。

であります。

さて、予算審議にあたって、

 憩いの家運営業務委託料の積算方法について答弁に不手際があり、約10時間に渡って審議が断続的に中断しました。そして、資料請求と集中審議といった異例の事態となりました。
その集中審議の答弁も不手際によって何度も中断されました。

 その結果、市長が議案第24号一般会計予算を撤回し、修正再提出として、議案第32号一般会計予算を提出されました。

 その内容は、憩いの家運営業務委託料を全額減額し、利用者に迷惑がかからないように、その運営を臨時職員とバス運行業務委託とするものであります。このことについて一定の評価をするものです。

したがって、民進党会派としては、

①みんなで進めるまちづくり条例の住民投票条例について、検討スケジュールを作成すること。

②東京都に対するコミュニティバスへのシルバーパス支援拡大の要望を続けるとともに、西武バスとの協議も進めること。

③引き続き、久米川テニスコート借地料の減額交渉を行うこと。

④委託契約においては、その仕様書の内容をしっかり遵守すること。

以上の4点を要望し賛成の討論とします。          


3月25日(日)のつぶやき

2018年03月26日 | #東村山市災害