民主党会派は、平成28年度下水道事業特別会計に反対しました。

2016年03月16日 | 東村山市議会情報
2016年3月15日(火)民主党会派は、平成28年度下水道事業特別会計に反対しました。

平成28年度下水道事業特別会計には、既に下水道料金の値上げによって歳入がアップされることが入っています。

それは、東村山市使用料等審議会の答申を受け都市整備委員会での委員会採決、3月議会最終日の採決を前提にしています。

市長が東村山市使用料等審議会に諮問した『下水道使用料改正』の諮問理由に「重要な下水道管の耐震化を進める総合地震対策計画の推進に年間で50,000千円前後の支出が見込まれる」とあります。

しかし、既に都市整備委員会で明らかになっているように、そもそも『総合地震対策計画』が
完成していないのです。

そして、3.11を受けて現在修正中と言っていますが、原本があっての修正です。

完成していないものは、修正とは言わず作成中となるはずです。

東村山市使用料等審議会に提出したのは、A4の『東村山市下水道総合地震対策事業の概要』1枚だけです。元になる総合地震対策計画が完成していません。

ちゃんとした計画を作成した後に、審議会に再度諮るべきと考えます。

先に開かれた都市整備委員会にて、議会基本条例が制定されて初めての委員会での議員間討議を申し込み、「下水道料金の値上げについては、一旦否決して、ちゃんとした計画を作成した後に、審議会に再度諮るべき」と討議をしました。

計画のないところに予算は付けられません。

そのため、平成28年度下水道事業特別会計に反対しました。

「ありがとう!」 笑顔あふれるはずむまち 地域活性化の政策提言を心掛けている東村山市議会議員“おくたに 浩一”です。