2012年3月6日(火)
環境建設委員会の「リサイクルセンターに関する」所管事務調査事項の質疑の中で、缶とペットボトルの民間委託が一番コストがかかるので、「ペットボトルのみか、さもなくばビン・缶・ペットボトル3品か!」しかないと考えるとの渡部市長の答弁がありました。
なぜなら、ペットボトルのみの民間委託の場合でも、交付金(現在のところ1/3の予定・しかし1/9か2/9になる可能性大)はもらえるとの都の返事をもらっている。
しかし、ペットボトルと缶を民間委託し、ビンの処理のみをリサイクルセンターでする場合は、交付金がもらえるかどうかわからない。
交付金をもらえない場合、一般財源と起債(借金)で賄うしかなく、起債の償還に関しても、「地方交付税で算定してもらえない」まるまるの借金になるとの理由からです。
そして、ビンのみをリサイクルセンターで処理するとなると、それなりの施設を建てざるをえないとの判断からです。
また、ビン・缶・ペットボトルの3品の民間委託料の見積りが、リサイクルセンターで処理する場合の費用とほぼ同額である資料が出てきたことを受けて、本当に事業者で実施できるかの質問を提示することが所管の答弁でわかりました。
その質問は、①ストックヤード②導線の干渉③搬出入の作業が成り立つのか等の外部委託の懸念材料についてです。
その回答を待って、4月末にむけて話し合いの詰めをしていくとのことです。
一方、リサイクルセンター建設についての性能発注仕様書の修正作業は、4月末迄とのことです。
最後の私の質疑で、所管からリサイクルセンターの建設費の見積りは12億円だが、缶・ペットボトルを民間委託すれば、ラインが一本減ることにより、建屋が縮小でき8億円になる。
また、3品とも民間委託した場合、不燃物の詰め替え作業のみの建屋でよくなり、5億円になるとの答弁がありました。
これまで、我々は、品目を民間委託し、外部に出すことによるコストとリサイクルセンターで処理する場合の処理費のコストの比較に重点を置いてきました。
ラインが減ることによる建屋の面積減少に伴う建設費の減少には、あまり注目してきませんでした。
あらたに建設コスト減少することがわかりましたので、この点も考慮に入れて総合的に判断していく必要があると考えます。
さらに、我会派では、「コロンブスの卵」的な発想も考えてはどうかという意見が出ています。
そもそもリサイクルセンター建設の必要性は、①騒音②臭気・振動③労働環境、それぞれの改善にありました。
①騒音の一番の発生源は、ホイルローダーによる10トン車への不燃物の詰め替え作業時のブレードがコンクリートをこする音や詰め込みの際にガタンガタンとブレードを振ることから発生するものです。
ビンや缶は、その場では大きな音がしますが、波長が短いので遠くまで音は響きません。
この作業をするために、50m×50mのリサイクルセンターの半分ほどのスペースが必要になっています。
現在は、パッカー車で集めてきた不燃物を一旦、スットックヤードにおろし、再度ホイルローダーで10トン車に詰め込む方法をとっています。
そうではなく、ビンに予定しているラインを不燃物用にも使用し、パッカー車から直接そこへおろし、ベルトコンベアーで上にあげ、不燃物貯留バンクのコンテナに直接詰め込めば、大きなホイルローダーは要らなくなります。
10トン車のコンテナがいっぱいで、スットックヤードに不燃物が溜まったとしても、それを受け入れホッパーまで運ぶホイルローダーは小さいもので済みます。
こうすることにより、より省スペースで、尚且つ騒音対策が少ない建物ですみます。
10トン車のコンテナは、もともとビンのラインの最後に残渣搬出のために設置予定されているものです。
これにより何億円もの建設費のコストが削減できるのでしたら検討する余地はあると思います。
益々、建設コストの削減が図れますので、缶・ペットボトルを民間に委託して、交付金がでなかったとしても、大きな影響を及ぼさないのではないかと考えます。
我会派では、予算特別委員会での衛生費の質疑は佐藤議員が担当します。
おそらく、3日目の3月15日(木曜日)くらいが山です。
環境建設委員会の「リサイクルセンターに関する」所管事務調査事項の質疑の中で、缶とペットボトルの民間委託が一番コストがかかるので、「ペットボトルのみか、さもなくばビン・缶・ペットボトル3品か!」しかないと考えるとの渡部市長の答弁がありました。
なぜなら、ペットボトルのみの民間委託の場合でも、交付金(現在のところ1/3の予定・しかし1/9か2/9になる可能性大)はもらえるとの都の返事をもらっている。
しかし、ペットボトルと缶を民間委託し、ビンの処理のみをリサイクルセンターでする場合は、交付金がもらえるかどうかわからない。
交付金をもらえない場合、一般財源と起債(借金)で賄うしかなく、起債の償還に関しても、「地方交付税で算定してもらえない」まるまるの借金になるとの理由からです。
そして、ビンのみをリサイクルセンターで処理するとなると、それなりの施設を建てざるをえないとの判断からです。
また、ビン・缶・ペットボトルの3品の民間委託料の見積りが、リサイクルセンターで処理する場合の費用とほぼ同額である資料が出てきたことを受けて、本当に事業者で実施できるかの質問を提示することが所管の答弁でわかりました。
その質問は、①ストックヤード②導線の干渉③搬出入の作業が成り立つのか等の外部委託の懸念材料についてです。
その回答を待って、4月末にむけて話し合いの詰めをしていくとのことです。
一方、リサイクルセンター建設についての性能発注仕様書の修正作業は、4月末迄とのことです。
最後の私の質疑で、所管からリサイクルセンターの建設費の見積りは12億円だが、缶・ペットボトルを民間委託すれば、ラインが一本減ることにより、建屋が縮小でき8億円になる。
また、3品とも民間委託した場合、不燃物の詰め替え作業のみの建屋でよくなり、5億円になるとの答弁がありました。
これまで、我々は、品目を民間委託し、外部に出すことによるコストとリサイクルセンターで処理する場合の処理費のコストの比較に重点を置いてきました。
ラインが減ることによる建屋の面積減少に伴う建設費の減少には、あまり注目してきませんでした。
あらたに建設コスト減少することがわかりましたので、この点も考慮に入れて総合的に判断していく必要があると考えます。
さらに、我会派では、「コロンブスの卵」的な発想も考えてはどうかという意見が出ています。
そもそもリサイクルセンター建設の必要性は、①騒音②臭気・振動③労働環境、それぞれの改善にありました。
①騒音の一番の発生源は、ホイルローダーによる10トン車への不燃物の詰め替え作業時のブレードがコンクリートをこする音や詰め込みの際にガタンガタンとブレードを振ることから発生するものです。
ビンや缶は、その場では大きな音がしますが、波長が短いので遠くまで音は響きません。
この作業をするために、50m×50mのリサイクルセンターの半分ほどのスペースが必要になっています。
現在は、パッカー車で集めてきた不燃物を一旦、スットックヤードにおろし、再度ホイルローダーで10トン車に詰め込む方法をとっています。
そうではなく、ビンに予定しているラインを不燃物用にも使用し、パッカー車から直接そこへおろし、ベルトコンベアーで上にあげ、不燃物貯留バンクのコンテナに直接詰め込めば、大きなホイルローダーは要らなくなります。
10トン車のコンテナがいっぱいで、スットックヤードに不燃物が溜まったとしても、それを受け入れホッパーまで運ぶホイルローダーは小さいもので済みます。
こうすることにより、より省スペースで、尚且つ騒音対策が少ない建物ですみます。
10トン車のコンテナは、もともとビンのラインの最後に残渣搬出のために設置予定されているものです。
これにより何億円もの建設費のコストが削減できるのでしたら検討する余地はあると思います。
益々、建設コストの削減が図れますので、缶・ペットボトルを民間に委託して、交付金がでなかったとしても、大きな影響を及ぼさないのではないかと考えます。
我会派では、予算特別委員会での衛生費の質疑は佐藤議員が担当します。
おそらく、3日目の3月15日(木曜日)くらいが山です。