まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

神童

2005年10月23日 | Weblog
どこの村にも、だいたい、一人や二人は、もと神童はいそうだ。

スプーン曲げの清田少年もそう言えるかもしれない。

そもそも、親からしたら、歩き出すのが早い、と言うくらいで、天にも登るいい気持ち、てなもんで。

それを、算数ができる、だの、なんだのと先生に誉められでもしたくらいには、人に言いふらしたくなるんだろうな。

うちの子はできが悪くて、ほんとに困っちゃうんですよ、今回はたまたまよくて、学年で一番だったけど、お恥ずかしい限りで。

なんて、落語のネタにでもなりそうな話は、そこかしこにあるんだろうな。

できのいい、のは、恥ずかしそうに、あらん限りの露出を考えればいいけれど、逆に、できが悪い、というのは、包み隠しのテクニックを駆使。

こんなとき、自己責任論かまびすしかったときのように、世間様、みたいな言葉が出てくるんだろうな。

世間様に顔向けができない。

ご先祖様になんてお詫びをしたらいいのか、なんて。

できがよくてもわるくても、どちらでもいいけれど、ほんとに大事なことは、天からさずかった、あるいはあずかった、いのちそのもの、だよね。



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