モカ マタリが、今朝の当方の相棒で。
焙煎堂さんがお休みだったので、ちょっと先の川島珈琲さんにての初めてのお買い物。
名前に釣られて買ってしまったわけだ。
飲みやすくて、かつ、いつもの珈琲とはちょっと違った味わい。
って、上記表現、なんとも曖昧だよね、テイスティングのコピーライターにはなれないな。
コピーライティングと珈琲そのものを味わっている人、ってのは、微妙に、というか、大きく違うよね。
だから、自分なりには納得している次第で。
人、というか、味わっている、そのこと、その瞬間、ってのは、美についても言えて。
なんてことを、かの小林秀雄は書いていたな。
プリウスライブでも感じるけど、その音とともにいる、音だけといる、というのか。
そんなライブだな。
で、たまに、おやっ、となると、なんて曲?とAUDIOと書いてあるボタンを押すと画面に曲名が。
なんて算段だ。
小林秀雄に繋がり、最近、焼け跡闇市派と言われた野坂昭如の文庫本、ブックオフで手に入れた。
からか、そうだ、今は、戦後の焼け跡の世界だとしたらどうだろう、と。
いや、津波というより、焼け跡じゃないか、なんて妄想しているんだ。
目に定かならぬ焼け跡、戦後の、ね。
あの頃、わが先人たちは、どんな思いで、街を眺めていたのか、なんて。
後付けの解釈、あと講釈はさまざまあるけれど、実際には、どうだったのか、とちょっと興味が湧いた。
というより、まんま、今からの世界かな、なんて思っているんだよね。
「3丁目の夕日」で、東京タワーが出来上がった時、あれは米軍の戦車の残骸で作った、なんて大喜びしていた。
あの3丁目の人たちのことが浮かんだりね。
何年も前、山口組の親分、田岡さんが、俺たちみたいな稼業もなくなっちゃったらそこへ来れなくなる若いやつらには。
困ったことなんだ、みたいなこと、雑誌のインタビューかなんかで語っていて。
たしかに、水清ければ魚棲まず、なんて江戸の川柳?になかったかな。
アメリカ的にいえば、ポリコレ、ポリティカル・コレクトネスみたいな発想、ピュア、ピュア、ピュア、っての。
なんでもキチン、キチンと、なんて気分、ね、あれ、やばいな、と思うしね。
簡単に、精神的な病に陥りそうだよ。
いつでもどこでもアルコール消毒を、なんてのは、まさに、ポリコレの、キチンとの極致、そのヴィジュアライゼーション。
なんてね。
さて、当方も世情を真似して、キチンと次のルーティンへ向かうとするか。
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