まわりで起こっていること

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昨日の知恵

2012年10月22日 | Weblog
相変わらず、「一万年の旅路」ネタですが。

どうもね、ネイティブアメリカンの一部族の物語に触れたら。

離れられないというのか。

安住の地を求めての、しかも、子どもたちの子どもたちの子どもたちのために、というね。

つまり、のちのちの子孫、ということだけど。

彼らが、厳しい道のりのなかで、昨日の知恵、をなんども、反芻し。

そのなかから、まだ、まなべるものはないか、とね。

一族が集まり、みんなで話し合っていくんだけど。

解説によると、アメリカの民主主義の原点になっている、なんて言い方もあった。

それはまた、違った議論が必要かも。

変わりゆく明日に向けて貯えられた昨日の知恵、という言い方してるんだね。

賢者は歴史に学ぶ、というわけだ。

それも、ほんとにその解釈でいいのか、と問いかける。

まちがった解釈のために、「大地に横たわるものたち」が増えないように、と。

一族のなかまが、死んでしまわないように、ということだけどね。

歴史を、イデオロギーで潤色し、なんて、悠長なことでなく。

生をつなぐためには、真剣なわけだ。

なんともね、言えなくて。

その延長線上に、例えば、日本でいえば、神武天皇の東征なんていう旅が記録されているわけだ。

いずれにしても、古来、人類は、大きな旅をしてきたんだね。

二本足で歩き続けるもの、という言い方をしていたかな。

とにかく、歩く、あるく、歩く、のです。

栄養のバランス、なんてこともなく、寿命も、どうだろう、今の何分の一だったのか。

なので、彼らは、古老の知恵を大事にもし。

86歳なんていう女性の物語も、語られたりするけど。

ま、30歳をひと世代としたら、1万年を30で割ると、ざっくり、300になるかな。

300代に及ぶ物語だ。

実際には、東アフリカでの、木の上の生活、なんてのも出てくるから、もっと長いんだろうけど。

沼津と富士のあいだにある、飯綱神社の神主さんの家系は、256代だ、なんて。

どこかで聞いたこともあるけどね。

それはともかく、当分、この「一万年の旅路」の物語に、釘付けだな、たぶん。
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