まわりで起こっていること

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一向一揆ってのを押さえておかなきゃ、かな

2016年06月18日 | Weblog

相変わらず、若狭神宮寺づいているんだけど。

もちろん、そこから派生する、さまざまな思い、ってことでね。

とにかく、白山、若狭の旅で感得した、というのか、空気感。

あれはなんだろう、という問いかけが、自分の中にこだましている。

単純化して、明治の、廃仏毀釈、くらいに考えてもいたんだけど、先進文明から。

つまり、表日本と謳われ、自負もしていただろう地から、裏日本と呼ばれるようになった。

そんなこととも関係し。

この間、行基さんの本、パラパラ眺めていたら、小乗仏教から大乗仏教、みたいな部分で。

庶民の仏教が、貴族たちの仏教になっていったことが、ちらりと書かれていて。

善行を施し、極楽浄土へ行けるように、というような、とても、我欲のこわばった。

極楽へ行ける、善行を施す余裕のある人々の反対側に、海川で漁りすなる人々、野山で狩りをする人々。

彼らは、殺生を犯すかどで、地獄が待っている、というウタイが、ある時期の仏教でもあって。

そこへ、南無阿弥陀仏さえ唱えれば、どんな人だって、極楽浄土へ行けるんだよ、簡単なことだ。

ってのが、法然やら親鸞やら、北陸では、蓮如やら、ってわけで。

浄土宗的な、って、ここに書きつけるほど、詳しくはないけれど。

ざっくりと、ある意味、民衆を覚醒させた、と。

ある意味、あの世の奪い合い、とも言えるかね。

どう解釈するの、って具合の。

ま、それはともかく、表から裏へ、浄土の争奪合戦、くらいのキーワードで、あの、なんとも言えない。

妙に、反骨、というのか、くぐもり、というのか、白山にまつわる、被差別の民たち、とかね。

そんなところに、たどり着けるかも、ですが。

それにしても、なんだろうね、この関心の向き、ってのは。

商売、何やってるの、なんて突っ込み入れないでね。

そうだ、昨日は、「捨てられる銀行」って新書、買ってきたんだった。

森さんという金融庁の長官が、エースで4番、くらいの方だそうで、大改革を敢行中。

という。

地域の顧客にリスクを取れない銀行は消滅する、と帯には書かれていて。

先週だったかの、日経の日曜日欄、誰かが書評していたな。

金融マン、経営者、必読のスクープ、って大層な言葉も踊るんだよね。

って、ネタ、いかにも、経営者らしいでしょ。

経営者と職人の死に顔はいいぞ、と言っていたのは、誰だったか。

いいぞ、と言われても、自分じゃ、見れないんだけどね。

今日は、おじおば会が控えているんで、呑気に、ブログを書いている場合じゃない。

とも解釈できる朝ですが、どうだろう、どっち方面に向かうのか。

だいたい、長幼の序、ってのが、厳然と、おばたちの中にはあり、記憶、アイデンティティ不如意の。

わが母親に、一応、お伺いを立て、という儀式があるんだけどね。

どこへ行く?と。

そうだね、うなぎ、食べてないね、とくれば、奥浜名だし。

お蕎麦が、といえば、諏訪湖かな。

それらを按分しつつ、ドライバーたる僕が、ハンドルを切るわけだ。

この交差点、右?左?とね。

さて、本日は、どちらへ向かうことになるのでしょうか。

 

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