911の後にアメリカ旅行へ行った。

正確には、お付き合いしていた会社さんの懇親旅行が計画されていて。

当方としては、こんな時にはとてもいけません、という気持ちが湧き。

お断りしたので、実際には、行ってないんだけど。

ツインタワーが崩落して、飛行機が突っ込んで爆発したら、そりゃ、仕方ないよね。

建物はあんな具合になります、なんておっしゃっていたのは。

そこの会社の一級建築士さんで、そんな説が、メディアでも流され、定説。

となっていた。

こちらは、それにしても、そんなことがあるのか、なんて心境で、ちょうど、その頃。

インターネットというものが、少し普及しつつある、という時代だったので、そりゃ。

いわゆるネットサーフィンをしまくり、世に言う、陰謀論、みたいなところも覗いたものだ。

曰く、最上階近くにはユダヤ系の金融会社が入居していたけど、その日は臨時休業だった。

とか、何階だかには、違法な捜査資料が置かれ、司法のさばきを待つばかりだった。

のだけれど、あれを機にうやむやになってしまった、とか。

いろいろと出てきたんだけど、あの後、アフガンへ侵攻、続いて、イラクへ。

ポスト911ってわけだ。

今朝、事務所への道すがら、思い浮かんできたのが、その頃のことで。

どのみち、各人各様に、人生のストーリーを描き、その中に紛れ込む、そうした。

世情のことごと、切り取られたイベント、「事実」。

そんな中、わが方のイベント、夕べは、孫娘の祝入園&誕生日の宴。

いつものげんきさんが、粋な企画、粋な計らいで、平日の夜は、一組限定の予約です、と。

密集・密閉を避け、お客様に安心感を、ってことからのアイデアらしい。

やるねぇ、と褒めちぎりながら、志太泉、黒龍、ひろきをいただき、〆は。

具なし茶碗蒸しへ少々、白飯を混ぜての新しい試みに舌鼓を打ち。

スーパームーンを愛でながらの帰宅。

なんて、とてもリッチな夜を過ごしたのでした。

今日は、午後から、social distncingと言う、世界的に流行している仕儀での会議。

さて、一日を迎えにいくとしますか。