まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

女房や娘と一日でも長くいたい。

2019年12月27日 | Weblog

年の瀬も押し迫った昨日、新月の26日か、いや、新月は1日ずれていたか。

はどうでもいいけど、表題のフレーズがポツリと漏れてきた。

のが、今年最後の個人ミーティング。

くだんの御仁は、糖尿病が少し悪化して、やむをえずに、お医者さんにかかり始めたのが8月。

という状況なんだけどね。

そもそも、あそこが痛いここが痛いというのが嫌いなたちで、と。

しかし、の後に表題なんだよね。

なかなか、いいセリフだな、って、演技じゃないけどね。

1時間の個人ミーティングの醍醐味は、この瞬間なんだよね。

ポツリと漏れてくる、心の奥の方の、ま、言ってみれば、真実の声、と。

その後の一人、と話していて、ホウレンソウ、ってのがテーマになった。

上司に言われるそうで、報告・連絡・相談をしなさい、ってわけだ。

ビジネスシーンでは、よく聞く話だよね。

だから、って。

研修やらセミナーやらで聞かれるのが、新入社員たるもの、こうした社会の常識、フォーマットを。

しっかり身につけ、って具合に、ホウレンソウ、が一つのタグになって。

別の世界の言葉にすれば、イニシエーション、ま、通過儀礼、みたいな。

常識だよ、って。

この方向性は、部下▶︎上司、って具合なんだけど、もともと、この言葉を言い出したのが。

と言うような文章が、福島の地から届いたんだけどね。

それは、山種証券の山種社長が使い出したそうで。

それも、ホウレンソウをしなさい、と言うことではなく、彼が。

若くして後継の社長になった時、1000人の社員さんの中、やる気のある中途採用の社員さんが、突然、退職した。

仕事上の云々、と言うより、自身の住宅事情に関して、会社との不都合、不具合があったそうで。

と言うことを退職後に聞いた山種さんが、そりゃ、ぜんぜん、上司が部下のこと、わかってなかったじゃないか。

とね。

それで、上司が部下のことを、もっと気にかける、と言う発想の元に、くだんの。

ホウレンソウ、と言う言葉になった、と言うことらしい。

つまり、上司▶️部下、と言う思いの方向性なんだね。

なんて話を、くだんの若手社員、つまり、個人ミーティングの相方に伝え、ついでに。

その文章を社内で回覧した。

なんて事件もあったのでした。

宗教用語もビジネス用語も、あるいは、なんとか用語も、すべからく。

干からびていく。

手垢にまみれ、その都度都度に関わる方々の、様々な思いに、塗り替えられ、やがて。

デフォ、標準、常識、なんてことになる、ってのは、古来、あまたあったわけだ。

なんてこと、考えながら、さて、今日も新たなり。

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