南伊豆では、ハスの花は見れなかったけど、足を踏み入れると、イナゴの群れ。
長女である母親は、その昔、よくイナゴの佃煮を作ったことを語る。
末のおばは、幼くて、よく覚えていないようだったけど。
一晩、袋に入れておくんだって。
黒い糞を全部ださせ、その後、足とヒゲをとってゆでる。
その後どうするのか、は聞かなかったけど。
とにかく、貴重な栄養源だった、と。
わがふるさとでも、そこかしこに、イナゴはいたけど、時を経る間に、イナゴの生息する場所は、人間の居住区に変わってしまった。
イナゴは見えなくなったね、ですましているけど、猿なんかは、たくましいから、里に出没して、迷惑している、なんてニュースがある。
猿のDNAの中には、おれの縄張りによそもんがはいってきて、という思いもあるんだろうね。
長女である母親は、その昔、よくイナゴの佃煮を作ったことを語る。
末のおばは、幼くて、よく覚えていないようだったけど。
一晩、袋に入れておくんだって。
黒い糞を全部ださせ、その後、足とヒゲをとってゆでる。
その後どうするのか、は聞かなかったけど。
とにかく、貴重な栄養源だった、と。
わがふるさとでも、そこかしこに、イナゴはいたけど、時を経る間に、イナゴの生息する場所は、人間の居住区に変わってしまった。
イナゴは見えなくなったね、ですましているけど、猿なんかは、たくましいから、里に出没して、迷惑している、なんてニュースがある。
猿のDNAの中には、おれの縄張りによそもんがはいってきて、という思いもあるんだろうね。