奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

日がな一日

2022年08月24日 | 晴耕雨読
 地方紙には、珍しく若い就農者の公設市場の研修の様子が・・・信じられない噺だが、県の農政担当者は、販路についてはあずかり知らぬ世界だとこぼしていた事を思い出した。学術的に言うと販路は経済学の範ちゅうなんだろうと。6次産業なんぞと言うものがさもらしく言われているが、多分に絵空事・・・そんな気がする。

 沿道にはポツポツと彼岸花が咲き始めて、早朝のほ場では赤とんぼを見かけるようになった。猛暑続きの中でも、季節は少しずつ秋に向かっているようだ。県も島のコロナ発生も一向に減る様子はなく、死亡者の多さに驚く毎日だ。発症者の20~30%が島外者らしい。来週からは9月、子供たちの夏休みも終わり、感染者はさらに増えるかも知れない。

   

 今朝は朝イチの収穫と出荷を済ませると「秋野菜の栽培講習会」に向かった。久しぶりの参加だが、10数年講習会を担当しているIさんもそろそろ後進に道を譲って・・・そんな好奇心に駆られての参加だった。残念ながら講師は相変わらずのIさんで、中々、後進の育たない農政環境を気の毒にさえ思った。農学部出身で指導員の資格を有する人材は稀少なんだろうと。

 講習はペーパーからパソコンを駆使したプレゼンに変わったぐらいで・・・思ったより参加者は多く、1時間ほどで途中退席した。帰宅すると、施肥管理についてあれこれと調べ、フリーの施肥設計ソフトがあることや都道府県によって、作物の施肥基準が異なることが分かった。ついでに、県のHPで施肥管理のデーターを入手、意外に、まともな農政データを見たような気がした。

 明日からしばらくはでたとこ勝負の天候、秋野菜の準備にはまだ早く、ビニールハウスのメンテナンスでもと・・・だればまた(@^^)/~~~