奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

サガリバナ、見っけ!

2022年08月30日 | 晴耕雨読
 最近、気になっている事と言えば、早朝の目覚し替わりに聴いていたアカショウビンの鳴き声がピタリと聞こえなくなった。梅雨に渡ってきて、島で子育てを終えて夏の終わりに去ったのだろう。もう一つ気になっていることと言えば、朝イチの収穫で車を止める場所に咲いている淡いピンク色をした不思議な花。

   

 ひょっとしたら「サガリバナ?」、調べてみると夜に咲く花らしい。奄美以南に咲く花で、熱帯・亜熱帯地方で咲くようだ。子供の時分にはあまり記憶のない花だ。どこにでもありそうな大きな葉っぱの樹木にツララのように咲いていて、夜に咲くので人目には触れず、朝方にその名残でその場所が解るようだ。こんな花もあるのかと、不思議な気持ちになる。

 雷雨からのスタートで、遅めの収穫と出荷を済ませる月末の経理と支払いを行い、ランチも早々に切上げてイオンに買出しに出掛けた。船は既に欠航、イオンはこれまでにない混みようで、止せば良かったと思いながらも何とかレジを済ませた。

 帰宅すると3時過ぎ、台風に背中を押されるように出畑して、ビニールハウスの台風対策を敢行した。10年前の教訓で、長時間暴風で揺さぶられると、ハウスの鉄柱はグラグラになって抜け、見事なほどにハウス全体がローリングしてしまう。風速50~70ぐらいで進行速度の遅い台風は鬼門だ。

 作業はいつもの一気呵成で2時間ほどで終わり、久しぶりの一点集中に疲れがどっときた。帰宅してテレビを点けると台風は935hPaに、さらに大型化しているようだ。もう一つの台風も発生しそうで、合体してさらにパワーアップの様相だ。いつもの呪文だが、やるだけはやって、後は天命を待つだけ・・・明日の夕方から吹き荒れそうな予報で、明日は倉庫の台風対策をと思っている。だればまた(@^^)/~~~、