奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

肥料高騰対策事業

2022年08月04日 | 晴耕雨読
 いつもの湿感たっぷりの南風から西風に変わり、カラッとした一日だった。島のコロナ発生は奄美市だけでも200人を超えて、警戒レベルが5カ月ぶりに4から最大の5に引上げられた。医療現場がひっ迫の様相だ。予想したように夏祭りは縮小、公共施設の休館は現場の判断に委ねられて、直売所の閉店は無さそうだ。

 本日は朝イチの収穫を終えると、昨日からの残務でマイ実家と義兄実家の庭木の処分を行った。降ったり止んだりの天候の中で、お盆前のひと仕事を終えたような感慨だ。

 本日の独り言は、農水省が7月に発出した「肥料高騰対策事業」だ。先日、農協から送られてきた文書に「土壌診断」の申込みと言うのがあって、今更何事かと思って調べたところ、当該対策事業の一環だ。概要としては、化学肥料の2割低減に取組んだ農家に対して、2年間、高騰分の7割を補助すると言うものだ。

 2割低減の農家の取組みメニューと言うのが7項目あって、その一つが「土壌診断」だ。残りの6つは、「生育診断」、「たい肥利用」、「有機肥料利用」、「緑肥利用」、「局所施肥」、「地域特任技術」・・・最後の2項目は地方裁量でどうでも良いような項目だ。農家は、取組みメニューの中から2つ以上を取組むことによって、補助を受ける対象になるようだ。

 予算は、コロナ対策予備費780億円の中から投じられ、農協がらみの独禁法すれすれの対策、農協以外のホームセンター等の肥料も高騰しているがお構いなしのようだ。「土壌診断」の申込みなんぞと言う奇怪文書の裏には・・・だればまた(@^^)/~~~