奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

夏に乾杯!

2016年06月20日 | 晴耕雨読
 さすがに今日はバテました、この陽射しの強さと33℃の気温に身体が慣れていないんですね。
それでも、ビニールを外したオクラの収穫はこれまでのサウナ感もなく、夏野菜のほ場に移動して20個の冬瓜を収穫して倉庫に戻ると、クールダウンを兼ねて出荷準備をしました。

 1軒目の直売所にオクラと冬瓜を届けるとハウスに直行し、2軒目の直売所が開くまでの間、ハウスのマルチや防草シートの回収で時間調整をしました。小一時間で回収作業は終わり、再び倉庫に戻って野菜を積込み2軒目の直売所に届けました。

 これで午前を止めればいいものを、ススキの残さ物の運び出しを体感したくて、軽トラを4駆モードにしてほ場に入り、2回の搬出で午前のエネルギーを使ってしまいました。日に日に暑さが増幅しているなと直感しました。

 この暑さでは午後イチの作業は厳しいな~と、ならばと気分転換に涼を求めてテナガエビ獲りに出掛けました。倉庫で網を新調するとヌカを積込んでいざ出陣、河川の形は毎年変わっていて、水で溶かしたヌカを少な目に撒くと、黒い物体がぞくぞくと・・・最初のひと網が昂奮するんですね。
今年も例年と同じように奄美の夏の風物詩をゲットしました。
  

 倉庫で着替えると時刻は3時、まだ陽射しの強い中で、再びススキの残さ物の運び出しを行い、心臓がバクバクする中で終わりました。一瞬、来季は止めようかと弱気になりました。

 帰宅して水シャワーを浴びるとテナガエビの塩炒り、まだ生きていて跳ねるのをフライパンの蓋で押さえながら、全体が赤く成った頃合いに塩をふり、後は水分が飛ぶまで炒って完成。
吉田類の酒場放浪記に負けない、テナガエビの逸品ができました。
取敢えず、夏に乾杯!

ハウス作業の終了

2016年06月19日 | 晴耕雨読
 梅雨明けから2日目、予定していたビニールハウスのビニール回収は全て終わり、また一つオフシーズンが近づいてきました。
作業しながら、来季の栽培品目が脳裏を掠めて、パッションの苗を注文するか思案しているところです。

 リレー栽培品目が日に日になくなって行く中で、カボチャは完売、キュウリは打ち止め、スイートコーンはアワノメイガの幼虫が蔓延して、本日で全てを廃棄処分にしました。残りはオクラと冬瓜、オクラはハウスの台風対策もあるので、今週いっぱいで処分をします。
  

 オクラを収穫すると冬瓜やカボチャに併せて早々に直売所に届け、昨日の続きで、残りのハウスのビニール回収に取掛りました。猛暑にビニールの照返しが一層暑さを増幅し、噴き出る汗の中、2棟の天井ビニールを外して午前を終えました。

 午後はハウスバンドと前後面のビニール回収、そして両サイドのビニールと防虫ネットの巻上げと固縛、午前と午後で4リッタの水分補給を行いました。
時折、木陰でクールダウンをしながら遠くを見ていると、思考回路が一瞬停止して頭がぼぉ~っと、この感覚、若い時分にどこかで体感したしたのですが中々思い出せなくて、ラストの休息をしながら、やっと思い出しました。

 あれは島を出て、埼玉の熊谷の学校に居る頃で、夏の時分にグランドの木陰で同じような体感をしていました。熊谷市と言えば、国内の最高気温をマークしていますね。よく朝礼で倒れていく瞬間の一歩手前かも知れませんね。不思議な感覚です。
  

 回収した資材を軽トラに積込み倉庫に格納して本日の打ち止めになりました。
明日は今季ラストのハードワーク、せん定したススキをほ場から運びだし、両日中にはトラクターによる粗耕しを決行しようと思っています。週間予報では、雨マークがまったくありません。
それではまた明日!

ひとり農業、8年目の夏

2016年06月18日 | 晴耕雨読
 猛烈な陽射しと暑さ、来た来た・・・そんな感動は午後になると噴き出る汗に心臓はバクつき、3リッタの水分補給をしながら、ビニールハウスと防風ネットの撤収に取掛りました。

 沖縄に続いて奄美も早々の梅雨明けになり、いつもとは違う暑さの中で、オクラやスイートコーンを収穫し、2ヶ所の直売所に届けると、再び冬瓜とキュウリの収穫で午前を終えました。
帰宅して久しぶりにエアコンを点けると、まったく冷風がなく、この時期にイカレタか~と、扇風機全開でランチを摂りました。
そう言えば、ネットで注文したリサイクルインクが大阪から3日で届き、取付けて印字テストをすると、紙を咬み込んで、一瞬え~っと焦りました。グチャグチャに咬み込んだ紙を取除いて、再度の印字テストを行うとバッチリでホッと胸を撫で下ろしました。この時期湿度が高く、咬み込んだのでしょうね。
対応も早く、補償も付いていて中々のネットショップでした。
  

 午後は満を持してのハウスのビニールの回収、1年ぶりの作業ですが身体が覚えていて、3時間かけてビニールの回収とサイドネットの固縛を終わらせ、ついでに隣接する防風ネットの回収も終りました。
さすがに暑く、1時間おきに水分と塩飴を摂りながらの作業になりました。
  

 予定作業を終えて倉庫の戸締りをすると、海が見たくて浜に立寄り、すっかり夏の海に様変わりしていました。
明日は2棟目のハウスと育苗ハウスの回収までと思っていますが、脳天に来るような暑さですから、無理はしまいと自制しながらトライしようと思っています。
それではまた明日
おっと忘れていた、昼前に冬瓜の収獲で木陰に車を止めると、カメレオンにも似たキノボリトカゲがカサカサと車の下に、つがいでしたがもう一匹は枯れ木の色をしていて見失ってしまいました。

ハニーバンタムの収穫

2016年06月17日 | 晴耕雨読
 昨夜は、南北に帯状の雨雲が停滞して激しい雷雨があり、明けてもその余波は続き、断続的に強い雨が降ったり止んだりの一日で、河川も久しぶりに増水しました。
気象庁のデータでは降雨は少なく・・・そのとおりでほとんどが霧雨でうんざりした日が続きました。
台風が発生しなかったせいか、関東辺りでは水不足で取水制限が始まったようです。

 本日はオクラに続いてラストのスイートコーンの収穫に取掛りました。まだ、1週間ほど早いかなと思いながらも皮を剥くと程よい色になっていて、ボチボチと収穫を始めました。
ハニーバンタム、果肉がしっかりしていてほのかな甘さ、スイートレモンの甘さよりは、小生にはこっちの方が好いかなと思いました。

 午後も天候は不安定、まもなく始まるビニールハウスのビニールの撤収に備えて、倉庫の整理整頓を行い、ビニールを格納するスペースを確保しました。後は、天候を観ながらビニールを回収するだけになり、来週いっぱいでハウス栽培は終了になります。

 明日からは晴れの予報、いよいよラストミッションです。

梅雨明け間近

2016年06月16日 | 晴耕雨読
 沖縄が梅雨明けをし、奄美も週末には梅雨明けのようで、あの猛烈な夏がやってくるのですね。
予報では南西の風が強く時折雨・・・朝イチのオクラの収穫をしながら、ハウスのビニール撤収をあれこれと思案しました。
いつもの直売所に野菜を届ける頃から風が強くなり、倉庫周辺の資材の整理で午前を終えました。

 午後は時折猛烈な風が吹き、刈払機のチップソーを新調して春カボチャのほ場に向かいました。粗耕しの準備で、3m近く伸びて畑側に倒伏してきたススキのせん定で午後を過ごしました。気温は30℃近くありましたが、強風が涼になり、3時間で400mのせん定を終えました。

 天候は明日まで不安定の予報、明日は、せん定したススキの残さ物をほ場から運びだし、時間があればテナガエビ獲りでもと・・・残さ物の処理作業はハードですからね。
ではまた明日!