奄美の農と暮らし

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ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

台風17号・・・ため息ですね!

2012年09月27日 | 徒然

 台風17号は、台湾方面から方向変換をして沖縄・奄美を直撃の予報、しかも超大型で鈍足・・・へこたれない気持ちも三度目となると、厭世観と開き直りの何とも言えない心境です。

 朝の気象予報を聴いて、取りあえずは畑を巡回しながら考えようと、あれこれと思考を巡らしました。台風対策については明日に最終判断をし、本日は、台風17号の通過後に再開するであろう秋野菜の植付けに備えて、育苗ハウスに育苗台の設置を行いました。

 育苗台は、ハウスの余材を活用して1000鉢程度の育苗ができるように設計しました。もちろん、、低温期には、ハウス内に2重のトンネルハウスができるように作っています。秋野菜の苗作り、その後にはトマト、春カボチャ、年明けには冬瓜の苗作りを行う予定です。秋から春にかけての野菜栽培は苗作りが重要なポイントになると思います。003

 最近、農協主催の野菜部会の各地区の統合や、また本日は、世界自然遺産登録に向けての住民説明会が行われ、なんとなく日頃の自分の思いに近いものを感じています。

 残念ながら、説明会はお粗末なもので、役場職員のオールキャストによるネガティブなドラマを上映し、説明する側の無知とやる気の無さを暴露するようなものでした。

 奄美は、奄振のもとに何十年も乱開発を行い、一部には貴重な動植物の宝庫と言われながら開発を利便性に替えてきたと思います。開発が終息に近づいた今、むしのいいことに自然遺産登録などと言う話題が・・・失われたものの価値が突然として湧き出てきましたね。

 乱開発の結果、残せる場所が僅かですけどありますね・・・トンネル通過により取り残された旧国道沿いの景観の保護・規制だろうと思います。自然遺産のポイントは、保護と規制が容易でしかも観る側に受入れられやすいことが肝要と思います・・・素人の発想ですが。

 北海道では峠越えの道路開発が、自然保護でトンネルに変更になったところが結構あります。


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