奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

南の楽園は今・・・

2012年09月12日 | 晴耕雨読

 日中はカラッとした暑さになり朝方には肌寒さを感じる昨今です。001

 倒壊したハウスの解体や残ったハウスの整備も終え、ハウスの再建に取掛った矢先、台風16号の予報進路を見、いよいよ残った翼も折れ、心までが折れるのではと危惧しております。

 そんな思いとは裏腹に、15号で再建不能と思われた秋カボチャのほ場のソルゴーがほぼ復活し、本日は、秋カボチャの植付けを再考しトラクターによる耕うんを行いました。週末に接近する台風16号の結果が、最終的な植付けの是非の判断になりそうです。006

 かのように、自然に翻ろうされながら、あたかも浪間に浮かぶ小舟のように、気も心も揺れ動いています。願わくば、最後の翼ぐらいは残って欲しいものです。

 画像は、整備を終え元通りに復活したNo2ハウスとその復活に活躍したパイプベンダー(曲げ機)とかしめ機です。台風15号の猛威で二日間痛めつけられた痕跡が至る所にあり、修復には2日間かかりました。その隣りのNo1(育苗)ハウスも復活しました。010

 そして、台風で倒伏し復活した秋カボチャのほ場のソルゴーです。本日、植付け場所をトラクターで耕うんし、台風16号の通過後に基肥の散布、畝立て、直播きを計画しています。台風16号の動向が秋カボチャ栽培の前途を握っています。

 豪雨に台風・・・南の楽園には程遠い奄美です。