奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

2回目の台風対策

2017年10月27日 | 晴耕雨読
 雨の中、黙々と2回目の台風対策、前回と同様に洗濯物を増やさない作戦で出畑しました。さすがに、1週間に2回の台風対策となると、気持ちも身体も重く、ましてや雨に打たれての作業ですから、この時期にか~と天を恨むような心境でした。

  

 第2ほ場の防風ネットの展張から始めて、2張りの展張を終わった頃合いに、昨日ほ場を訪ねた新人のS君が来畑し、手を休める事もできないので、作業をしながら、昨日の率直な感想を伝えました。カボチャ栽培は量より質を追求すること、ほ場設計の見直しと播種時期の分散、リスク回避と作業の集中を避けるために播種時期を1週間ほどずらすことを勧めました。島は雨が多いので、カボチャの節間が長く、畝は最低でも4m、出来得れば5mがベターと。ソルゴーによる台風と敷き草対策のノウハウもあれこれと指南しました。S君からは、昨日の検討会よりここに来れば良かったとの感想でした。S君の感想でいく分か気持ちが軽くなり、6畝の展張を終えて午前を終えました。

 午後は残り6畝の展張、2mと1.5mにつる先が伸びた2パターンのカボチャの生育があって、1.5mのつる先については2m幅の防風ネットで何の問題もありませんが、2mについては、つる先を優先的に被うので、株元ははみ出てしまいます。問題は、株元側の防風ネットをどうやって押さえるか苦慮しました。先日の検討会で、農政担当者に意地悪な質問をしとけばと思いました。言うは易く行うは難しです。いつもの閃きで、ひもを長くしてネットに結び、もう一方を株側のプラ杭に固縛しました。

  

 カボチャ11畝とキュウリの防風ネット掛けを終えると時刻は4時半、もうひと頑張りと倉庫に戻り、1回目と同様に苗と倉庫の台風対策をして、2回目の台風対策は終わりました。自分を褒めてやりたいくらい、奮励の一日でした。おつかれさん、自分に!

 今日は、初収穫で2本のキュウリをゲットしました。本来ならキュウリの収穫期ですが、前回の台風でダメージを受けていて、来月から本格的な収穫になりそうです。
土日は台風籠りですね、骨休みになればと思っています。それではまた(^_^)/~