奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

農業は幸せに一番近い産業てっか~!?

2013年10月25日 | 晴耕雨読

 夜半から明け方にかけて風雨は強くなり、爆弾低気圧を思わせるような強い北風の一日でした。吹替えしが始まる時分を見計らかってほ場を巡回し、さほどの被害もなく胸を撫で下ろしました。002

 終日、風は強く、することもなく、手持ちの現代農業の月刊誌を片っ端から読返し、エンドウやソラマメ栽培をあれこれと調べました。また、明日からの農作業をいろいろとイメージしながら一日を過ごしました。

 現代農業に、「農業は幸せに一番近い産業である。」と書かれ、複雑な心境でこの真意を考えました。農業に就くとこれ以上の趣味が見当たらないような気がし、これかなと思うところです。

 明日からの天候はしばらくは晴れマーク、カボチャの受粉から再開してエシャレットの植付け、台風後のカボチャの防除(殺菌)、そして、パッション・ハウスのビニール展張・・・月末には鹿児島本土への先進農業の研修、一気に農繁期モードです。

 台風で失った時間を一気に取り戻さなければ、次に続く春カボチャの準備に遅れが出そうです。11月から始まる土地改良剤散布と耕うん、えん麦の播種、マルチング、トンネル・ビニールの設置・・・天候が作業の決め手になります。

 その合間には、免税軽油の継続申請、ごぼうの播種やパパイヤの定植・・・幸せに一番近い産業とは程遠いような気もしますが、身近な創造と言う営みが自分を叱咤激励するのでしょう。

「すっとごれ!あしゃからキバランバいかんが!!」・・・(なにくそ~!明日から頑張らなければ!!)の意です。