南からの湿った風で一気に気温は上昇し、終日30℃と湿度たっぷりの中、逆療法で大汗をかきながら活動しました。
朝いちのパッションとトマトの収獲はサウナ状態で、それでも、隔日の収量の多さに暑さをしばし忘れました。トマトは第1花房の収獲が終わり、摘葉をしながらの収獲でした。ビギナーズラックとは言ったもので、よくぞ販売までこぎ着けたなと思っています。
収量の多い日は、10時頃まで倉庫で出荷準備をします。果柄を切り汚れをふき取り、その後は袋詰めを行い、多からず少なからずの数量で直売店に届けます。特に、観光バスが立寄るとあっと言う間に品切れになるそうです。小生は、直売店の近隣に倉庫を構えていますので、5分もあれば完売には対応できます。
小生の地域は、なるほど世界自然遺産候補地の中心地ではありますが、ホテルや飲食店があるわけではなく、観光客が押し寄せても地元には何のメリットもないと断言しています。そんな中、訪れた観光客に地元の特産品を買ってもらい、地元で食べてもらうことが地元に潤いをもたらすとものと確信しています。行政主導のY委員会も地元の活性化を総合的に考えて欲しいものです。
さらに、特産品や食べ物を法外な値段で提供すると、観光客は一見さんになってしまいます。北海道特産のカニやメロンは地元に行けば行くほど安くなります。くれぐれも鶏飯店の真似はしないことが肝要です。
予報では晴れで、除草剤散布を計画していましたが、海霧とあまりの天候の異常に、倉庫周辺の整備や実家の防風林のせん定に変更しました。相変わらずパッションは販売好調(単なる安さが売り??)で、本日も直売店に届けました。トマトも隣り市町村のT農園と勝負をかけて届けました。
暑い時は汗をかいて、クールダウンするしかないハテンチュ(畑人)の一日でした。