奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

トマトの初収獲

2013年05月24日 | 晴耕雨読

 今年の梅雨は、中々晴れ間がなく、例年にないストレスを感じています。昨日は、ネットの調子も悪く、3年間の産直のデータを整理し、今後の方針としておもしろい知見を得ることができました。

 行政はハードウエアーには御熱心のようですが、例えば販売と言う部門には頓着がありませんね。販売と言っても、店舗建設と言うハードウエアには御熱心のようです。販売には、地産地消と観光客、そして島外の三本柱が必要でしょう。大たいにして、農政担当は男中心、販売と言うのは女の仕事と言う概念があって、昨今流行りの6次産業を考えれば女性の登用が肝要かなと思います。001

 また、近郊の直売店を観れば、なるほど女性中心の職場ですが、ネット販売などと言う発想は皆無で、こう言ったところが作っても売り先がないと言う農振の限界みたいなもののようです。優秀な若い農政担当者が欲しいところです。

 話は変わって、本日はトマトの初収獲を行いました。相変わらず青枯れは止まらず、全部で12株撤去しました。

 午前はカボチャとパッションを直売店に配達し、午後は薄日が射してきましたので、ランチも早々にマルチの回収を行いました。 005夕暮れまで7畝を回収し、残り4畝になりました。マルチの回収をしながら、除草剤(ラウンドアップ)によるほ場全域の除草を思い付き、トラクターによる荒耕しの前に実施したいと思います。豪雨災害から強い雑草が繁茂し、この機会に雑草密度の低減を図りたいと思います。

 画像は本日の収獲、パッションは即日出荷になり、トマトは熟してから4玉200円くらいで販売を予定しています。試食では、空洞もなく甘味があり、まあまあの出来です。