気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

秋の 日曜日

2015-10-27 00:33:42 | その他

 

久々に 愛車登場

 

 

 秋の風がさわさわと心地よさげな日曜日、

久しぶりにサイクリングに行きたくなった。

 

 この愛車、20インチ、折り畳み式だけれど5段変速のスポーツタイプ。

さあ出かけようと思ったら、空気が抜けてボコボコだった。

 この自転車を買ったサイクルショップに持っていき、お手入れを依頼。

自転車屋さん、見た途端に 「アーッ!!」 と悲鳴

 

 空気が抜けたままにしていたので、地面に接していた部分のタイヤがへこみ、そのままゴムが固まっていた!!

更にチェーンがサビて、一部固まり、動かなくなっていた

そう言えば、自転車カバーが破れ、そのまま半年間雨ざらしだったわ。

自転車は、雨ざらしが最悪、更に乗らないと、すぐに錆びてしまうとの事。

ママチャリばかり使い、こちらをほったらかしにしてました。大いに反省。

これからは使わない時はキチンとカバーをかけ大事に使います

 

この自転車屋さん、経営者は変われど、ずっと同じ場所で店を開き、わが家は38年のお付き合い。

もうここで10台以上買っている。

自転車の安全点検はとても大切なので、何かあるとすぐにここに持っていく。

この店がある限り安心して自転車に乗る事ができる。

自転車はアフターケアの良い所で買うのが一番ですね。

 

 軽快に動くように直してもらい、出発。

 

多摩川べりを軽快に

 

河川敷の広場は、家族連れが沢山。

バーベキューをしたり、親子で遊んだり・・・・・のどかですね

小さなテントや、バーベキューセット。テーブルやイス・・・・いろんなものを持ち込んで遊ぶのが

イマドキなんですね~。

 

 

ずっと走ると林に入る。

ここで、ドングリを拾い、どんぐりトトロを作ろうと思ったのだけれど、

どんぐりは見つからずで、林を楽しむだけ。

 ブログ仲間のshigekoさんがアップしていて、とても可愛いのです。

 

 その後自転車で市内をウロウロ、買い物をして帰宅。

短時間のサイクリングだったけれど、多摩川べりを走るのが何とも言えず快感。

自転車も直してもらったので、また晴天の日に出かけましょう

 

 

  秋の読書 

 

                            

               私は、お布団の中で随筆を2、3編読んで眠るのが大好き

               特に、田辺聖子さんと、沢村貞子さんの随筆が好き。

               お二人の随筆は、自分が年を重ねるとともに、いっそう胸に響く言葉があり、

               毎晩言葉の宝物を頂くようで、豊かな気持ちになって眠りにつくことができる。

 

久しぶりに本棚から取り出してみた。

田辺聖子『乗り換えの多い旅』  の中の1編、「乗り換えの多い旅」

         人生の電車はたいへん、乗り換えの多い旅なのかもしれない。

 

    抜粋  「乗り換え~。乗り換え~。体力下降、気力減退線にお乗換え願いまぁす」

         その連呼を耳に止めて、人はハッと我に返る。そうか、ここで乗り換えしなくちゃならぬのだ。

         いつまでもこの線でいいと思っていたのは誤りであった。

         ここから別の支線(それがあるいは本線、幹線かもしれぬ)に乗り換えて生きなくてはならないのだ。

         人は慌てて荷物をまとめ、発車間際の電車から飛び降りるのである。

         そうやって、乗り換え乗り換えして乗り継ぎしつつ、終点までやっていくのが人間の一生かもしれない。

 

    若さ、美貌、才気、財産、地位、名声、そして辛いのは別離。 乗換駅は沢山ある。

    乗り遅れ、乗り間違いに気づかない人は行き先の見当もつかずじだんだ踏んでいることになので、

    「乗り換え~」の声が軽やかに聞こえたら、ハッと我に返り、乗り換えて生きる事が大事と、聖子さんは言う。

 

    この乗換の多い旅という1遍を何度読んだことか・・・・・読むたびになるほど、なるほどと納得し、

    自分の「乗り換えの多い旅」 へ挑戦する気持ちが湧きあがってくる。

    聖子さんの随筆は力が湧いてくる。

 

沢村貞子『私の脇役人生』 この方は、自分の人生のほかに、様々な人の人生に共感し、ご自分の糧にしていらっしゃる。

    沢村貞子の本を読んでいるはずなのに、読者は登場してくる人物に深く共感してしまう。

    丁寧にご自分と、周囲をの人達を見つめて暮らしていらっしゃったのが良くわかる。

    「おカツさんのこと」 という1遍から、おカツさんの詩を抜粋

     (おカツさんは沢村貞子の本の読者。)

 

  「ある日のふれあい」

      ある日私は近所の酒屋に

      買い物に出かけた

      そこには食料品もあるので私はよく行く

      その日もあれこれ選んでいると

      後ろから

      オバアチャンこれをなめてくんなと言って

      アメのふくろをくれた人があった

      二袋だった

      五十五、六の労働者風の男の人

      私はびっくりしてその男の人を見た

      入り口でコップ酒を飲んでいたその人は

      心配しなさんな俺にも故郷に

      オバアチャン位のお袋がいるんだよ

      安心してなめてくんな

      私はその人の顔に

      若くして戦死した息子の面影を見た

      たった一人残された老いた母を

      案じてか時々他人様をかりて

      私に優しくしてくれる

      この人はあまり豊かではなさそう

      二袋のアメで

      好きなコップ酒一杯はのめたろうに

      私はジーンとむねがせまった

      もう一度お礼をと

      探したが姿はなかった

      もう会えることもなかろう

      あたたかい人の情けにふれた私は

      心のこもったあめ二袋を

      しっかりだいて

      つく杖も軽く家路を急いだ

      冬の空はよく晴れて

      すがすがしいある日の出逢い

    

ジーンとしてしまいます。

何と豊かな言葉を持つ市井の人達がいたのでしょう。

こんな人たちに慕われる沢村さんの魅力が、つまった本です。

 

 

 実はこの本を探して本棚をあさったのですが、上の2冊に引っかかりました。

         

                                  

                   う~ん!!  皆さんが読んでいるので、私ももう一度読もうと思ったのですが、

                   取り組む勇気が出ない!!

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10月の連休は 高野山と伏見稲荷

2015-10-16 19:05:04 | 旅行

 フグが飛び、寿司が飛び出し、餃子が浮かび、タコが空で踊る。

そして・・・・・カニが動く。

 

 そう ここは大阪道頓堀

カオスに惹かれ、日本の老若男女、アジア、ヨーロッパの人達が、この街に集う。

この活気はまさに大阪。

5年に一度くらいは行きたい場所です。

 

 先月始め、何の気なしに、関西行こうかしら・・・とつぶやいた私の言葉を小耳に挟んだ夫。

あれよあれよという間に、関西大旅行の計画を作り上げ、

退職記念旅行を敢行する事となった。

力が余っていたのか、それとも気分転換をしたかったのか、

今までの関西旅行の2、3回分の密度の旅行となった。

クロアチア旅行の2週間後だったので体力に一抹の不安はあったが、

9日に出発、12日に帰ってきた。

無事に、元気に戻ってきました~

 

 ざっと、日程を紹介すると、

12日 昼大阪着。 道頓堀でぶらぶらし、松竹座(阿弖流為)に行く。 大阪泊

13日 朝から高野山に向かう。  奈良、猿沢池のほとりの旅館で宿泊

14日 朝、奈良春日大社、 宇治平等院見学。 午後は伏見市内見学。 伏見稲荷泊。

15日 伏見稲荷見学。 4時過ぎの新幹線で東京に戻る。

 

ネッ、何かを思い出しませんか?

そう、あの強行軍だった、中学時代の修学旅行

違うのは、中学時代は、何の予備知識もなく、京都奈良のお寺をグルグルまわって、

結局見学した場所は何も覚えていない事のに対し、

大人の、それも中高年の旅行は、予備知識あり、行きたいという希望もありで、

貪欲に見て回り、ものすご~く密度の濃いもの旅となってしまう事。

今回の旅行、思い出すたびに大旅行だったなぁ~ と。

 

 全部ブログに書くと、数回にわたってしまいそうなので、今回は簡単です。

 

1日目 大阪市内

      

    ランチは古い洋食屋「明治軒」で。 私はオムライスとビーフ串カツ、夫は厚さ1.5セン血もあるビーフカツ。

    市内をブラブラ楽しむ。

    夕飯は、ソース2度付け禁止の串カツ、食べたのは2度目。

 

          こんな、商品を見つけました。

          何だと思いますか?

           

           暖ったかタイツなんですが、日本語が無い・・・・と思ったら、青い字の下に黒字で小さく書いてあった。

           私、見えない  これだけ外国人が多いのでしょう。 でもここまでとは

 

2日目 大坂から特急に乗り 1時間半、高野山へ。 

     高野山は弘法大師が開いた真言密教の聖地。今年開創1200年だそうです。

     

     バスで、奥の院の入り口に行く。

         

         紅葉が始まっていた。

 

 

この場所で、私と夫両家の平安を願うお札を奉納した。(仏様の前にある木のお札)

一枚一枚、名前や、戒名を書いて下さる。

私の実家は神道なので、それでも良いのか聞いたら、高野山は宗派にとらわれ無いので大丈夫との事。

ダメと言われるのを覚悟していたので、高野山のおおらかさにビックリした。

         

         荘厳な奥の院。 写真はここ以降禁止。

 

高野山を歩き回っていたら、所々に、餅投げのお知らせポスターが貼ってある。

時間もちょうど合うので行ってみた。

山間の広場に小さな祠があり、お坊さん4人の読経の後に餅投げ。

200人位の参加者だったかしら。

餅投げ参加なんて初体験です  思わず興奮

              

         夫婦で5センチほどのお餅を5個頂きました。

         参加しているおばあちゃん、おじいちゃんの動きが素早くてビックリ

         私は5個ほど取ったのだけど、ウッカリ袋からボロボロ落としてしまった。

         ハッと気が付いた時には隣のおばあちゃんが全部持って行ってしまった。

         本気出してるなぁと、可笑しかった。

         百戦錬磨のお年寄に負けました

         ポスター出しているけれど、良く考えれば、これは地元のお祭りなので、

         私達観光客はよそ者なんですね。

          参加させていただいて有難うございます。楽しかった

 

3日目  朝 6時半ごろから春日大社

   

  人が少なく、鹿さんの天下。                 今は一部改装中で、正面でなく、左方面に向かって拝む。

  屋根材の 檜皮の寄進を受け付けていたので、私達も一束寄付をした(1000円)

 

宇治、平等院鳳凰堂へ。

改修工事の後初めて来た。 色鮮やか。 以前とは別物ように豪華絢爛。

 

 

夫のカメラには、仏様のお顔が写っていた。

 

午後は伏見

坂本龍馬が刺客に襲われ、恋人お龍さんの助けで命からがら逃げた旅籠・寺田屋。

当時のまま残っている。

夫は伏見の月桂冠でお酒を買い、自宅に送っていた。

ここが楽しみだったらしい。

昔、伏見から大坂に船が出ており、ここは京都と大阪を結ぶ人と物を運ぶ要所だった。

今も、十石船という、観光船に乗る事ができる。 のんびり~乗りました。

この日はお祭りで、偶然大名行列に出会った。

宿は、町屋を改修した宿。

食事は電車で5、6駅先の京都四条で。 錦市場の食材を使った和食を堪能。

お互いに、長い年月無事にいられたことを感謝する食事会でした。

 

4日目 伏見稲荷

     宿が伏見稲荷の鳥居の正面だったので、ゆっくり朝食。 

     9時ごろ出掛けたけど、もうだいぶ人が来ていた。

 

     知ってましたか?

     伏見稲荷は外国人が選ぶ、日本で一番行きたい場所のナンバーワンなんですって

     道理で・・・・・街の中は半分ぐらいが外国人。これほど外国人が多い場所を日本で見たことない

 

 本殿

 

さて、これから有名な千本鳥居を歩きます。

本殿の周囲に千本鳥居があるのかと思ったら、違うのですね~。

後に稲荷山という山があるのですが、この山の頂上が、神聖な場所なのです。

延々と鳥居をくぐりながら、1時間以上登る。

ウォーキングではなく、まさに登山。

最初のうちは外国人も多数いたけれど、脱落する人も多く、

頂上に着いた時は圧倒的に日本人が多くなっていた。

   

 

延々と鳥居が続く。 すべて祈願と感謝をこめて奉納されたもの。

この鮮やかな朱色と、日の光との融合が、外国人にファンタスティックと言われるらしい。

絵馬も白狐。

 

早目に京都駅に行き、4時20分の新幹線で帰宅。

 

アッ、またいっぱい書いてしまったわ。

関西で一度行ってみたいと思った所を全部行ったので、まだ興奮気味。

読んでくださって有難うございました。

 

 

 皆さまの所にゆっくり伺う事ができず、伺ってもコメント無しで失礼してます。

明日から、娘の所に数日泊まる事になり、またお返事が遅れます。

秋は忙しいですね。

 急に気候が変わりましたが、皆さま風邪などお気を付けください。

 

 

 

 

     

  

 

 

         

   

 

 

 

 

 

 

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クロアチア旅行 その8 雑感

2015-10-14 00:53:27 | 海外旅行

  最後に行った観光地、ドブロブニクは 「アドリア海の真珠」と呼ばれ、昔から美しい街並みが有名だった。

この街並みも、1991年のユーゴスラビア軍の侵攻で破壊され、世界遺産の危機として世界中から注視されたが、

この街を愛する人々の努力で見事に街並みが修復された。

 

 修復の痕跡は屋根を見ると顕著。

 

すべて新しい瓦で補修されている。            こちらは、新しい瓦を下の部分に、古い瓦を上の部分に使っている。

 

 補修も、使用できる材料は元の古いままを使い、丁寧に補修していた。

全て新しくした方がどれほど楽なことか・・・・・

いかに人々がこの街を愛していたのかがわかる。

戦争で一瞬にして破壊するのは簡単だけれども、元の姿に戻すのにはどれほどの努力を必要としたのか、

この街の屋根から、いろいろな事を思った。

 

最後に・・・・・クロアチアは目を見張るような美人が多かったです。

        白い肌にクッキリとした口紅の色が映え、綺麗でした。

 

 

連休中、関西旅行に行き、コメントの返事が遅れました。

また旅行?と言われそうですが、

今回は夫の退職記念旅行でした。

次回はそのお話を少し

 

 

 

 

 

 

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クロアチア旅行 その7 ドブロブニク最終日・帰国

2015-10-08 21:28:14 | 海外旅行

9月23日 旅行8日目 ドブロブニク最終日

 

 ドブロブニクの旧市街にも大分慣れ、地図とニラメッコすることも無く、歩き回れるようになった。

今日は、足の向くまま、気の向くまま 散策しましょう

 

7時半起床 9時ごろホテル出発

朝 ロブリイェナツ要塞に行く事にした。

ロブリェナツ要塞は旧市街の城壁の外側、ピレ門近くの岩場にある防衛拠点。

旧市街と同様に15、16世紀に整備されたそうだ。

要塞から旧市街の街並みを眺める事ができる。

              

 上の石の建物が要塞。 (昨日城壁から撮った写真)

(写真下の方は、門前のバスセンター。次々観光バスが止まる)

ピレ門でバスを降り、門には入らず、海に向かって下って行った。

 

階段を下り、普通の民家の脇を通り・・・・・

 

あらっ こんな所にカヤック乗り場が・・・・

要塞に行く道がわからず、ウロウロしていたら、石造りの家のおばさんが私達を見て、

「あっちよ、あっち」 と教えてくれた。

親切なおばさんです。

 

ようやく見つけた階段を昇って行く

松の木で隠れているけど、先ほどのカヤック乗り場が見える

 

要塞の中を歩く。

とても景色の良い場所なのに、なぜかほとんど人がいない。

ここを見ないなんて もったいない。

なぜここに来ないのでしょうね~

旧市街の城壁が見える

 

要塞のあと、門の中に入る。

 入り口近くにあるのは オノフリオの大噴水。

16面にあるレリーフから湧水が流れている。 

飲めるらしいけれど、私達は挑戦しなかった。

 

           

           アドリア海側の坂道を上がると・・・

静かな小広場に出た。 ベンチで暫し休憩。

 

民族学博物館に行きたかったが、なかなか入り口が見つからない。

小さな看板しかないけどこれが入り口。

民族衣装や、特産のレースや、刺繍の作品が飾ってあった。

何となくクロアチアっぽいですね。

 

階段下に降りると観光客が増えてくる。

また上に昇り

聖イグナチオ教会。 

 

この裏手を歩くと、城壁にぽこっと穴が開いており・・・・・・

岩場のカフェに出る。

昨日城壁を歩いている時に見つけ、ここに来てみたかった

船がやってくるのを眺め・・・・・

船が去っていくのを眺める。 

ノンビリですね~。

 

今日もまた ホテルに帰り、お昼寝。

ドブロブニクは暑く、午後の日差しの中で歩くと疲れてしまう。

疲れをためないのが、私達の旅のモットー。

午後は、美術館でダリ展を見て(つまらなかった) ルジャ広場に戻り、ぶらぶら散策

今度は奥の方の城壁の外に出てみた。

海水浴場だった。

急に深くなるらしく、岩場から海の中にはしごが作ってあった。

危険が無いように、少し沖にブイが浮き、ロープで囲ってあった。

なるほど 

 

大きな魚を捕ったおじさん。                         青い花

 

早目の夕食は、一日目と同じ旧港のレストラン

  

鉄鍋に入ったムール貝は70個ぐらい入っている 

魚貝のリゾットも量が多いけど、完食よ。

貝の殻がテーブルに積みあがり、気持ちよい。

 

 

 帰り道、お土産物屋をのぞき、 気になっていた人気店のアイスクリームを食べた。

娘に 「これで思い残すことない? あれが食べたかったとか言わないでね。全部食べていこうね」 と言われた。

そう今日で旅行は おしまいなのです。

 

9月24日 旅行9日目 帰国

 

4時起床 タクシーで飛行場へ。

9時25分のフライトで、ザグレブ空港着。

正味1時間半ほどしか滞在できないけれど、バスでザグレブに向かった。

1週間前は暑くて半袖だったのに、今は秋の装いとなっていた。

季節のうつろいは早いのですね。 外国でも同じ。

 

この後ドーハへ。

ドーハで12時間の乗り換え時間があるのでホテルに泊まる。

ドブロブニクから31時間かけて、日本に帰ってきた。

 

 

 これほど美しい所ばかり、見どころの多い国には行った事がありません。

でも、もう行く事は出来ないでしょう。

大切な思い出として心にしまい、

もっと年を重ねた時、「あの時は楽しかったなぁ」 と言えると良いと思っています

まだまだ沢山書きたい事があるのですが、ここでクロアチア旅行記終了です。

読んでくださって有難うございました。

         

           家族へのお土産

           

       ネクタイの老舗 「クロアチア」 で買ったダルメシアン模様の小銭入れ。

           

 

 

 

 明日から出かけるため、いつもの倍以上のスピードで書きました。

返事は遅れますが、コメント欄は閉じませんので、感想など聞かせて頂ければ嬉しいです。

では皆さん、楽しい連休をお過ごしください 

 

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クロアチア旅行 その6 ドブロブニク 2日目

2015-10-08 16:58:28 | 海外旅行

9月22日 旅行7日目 ドブロブニク堪能

 

 ドブロブニクには世界各国からの観光客が押し寄せてる。

圧倒的にツァー客が多く、世界中の言語が飛び交っていた気がする。

日本人観光客は、ポルトガルよりずっと多く、クロアチア人気を実感した。

ツァーも多いが、女性ひとり旅が多く、度胸ある女性が多いのに驚いた。

 

 昨日分かった事は、教会や広場や港、城壁などは人が多いが、

入場料を払う修道院や、美術館や邸宅は閑散としている。

ドブロブニクは街自体を楽しむ人が多く、

またツァー客も多いので時間の制約がある人も多いのだろう。

でも、もっとゆっくり楽しめばいいのにと思った。

私達も3日では足りないわ。

 

 ドブロブニクはどこを写しても絵葉書となる。

景色が良すぎて、いったいどこをブログに載せればいいのか・・・・贅沢な悩みですね。

 

    

 朝8時半 ホテルを出発。バスでピレ門へ

 

さすがにこの時間だとすいている            城壁の前の橋。戦争で壊れた部分は補修してある。

 

9時 いよいよ城壁に登ります

この日最大のイベント

          

          城門近くの階段を上がる。

 

1周2キロ、1時間のコースと書いてあったけれど、私達はゆっくり時間をかけ景色を楽しんだ。

写真をどうぞ

ジブリのアニメ 「紅の豚」 を連想。

この街の内側もアドリア海側もクッキリ。 残念だけど城壁一周終了

 

 

           

           そろそろツァー客が来る時間。

私達はお茶

  

グラッカカバノという店で、ロジャータというプリンを食べる。

有名らしいけれど、普通の上質プリンだった。

 

 

聖母被昇天教会  

クロアチアは、聖母被昇天が多い気がする。ザグレブにも、サモボルにも被昇天像があった。

 

 総督邸 中世のラグーサ共和国の歴代総督が住んだ。 至る所に美しいアーチで飾られている。

 

アッ  市場が見える  

ドブロブニクはイチジクが有名。あくる日、イチジクなどのドライフルーツをここで買った。

 

建物の脇を入ると・・・・           世界で3番目に古い薬局。娘はハーブのクリームやローズオイルを買っていた。

 

教会に寄り、

疲れたので、一度ホテルに戻り、近所でパンを買い昼食。そして昼寝。

 

4時出発。  まずは海洋博物館へ

         

         この辺だと思ったけど違うみたいね。

こんな路地を通って到着

             

街の中心ルジャ広場に立つ 聖ヴラホ教会

               

               歩き回り

               船に乗る事にした。

               切符を買って乗ろうとしたら・・・・・

          

    

こんなに小さな船だった。

芦ノ湖の観光船の様なのを想像していたけど違ったわ。

50分で一人1200円位。 道理で安いはずです。

12人乗りに運転手を入れて14人。

沖に出ると揺れるけど楽しい。

夕日が素晴しかった。

 

夕食は路地の階段を上がった所。 建物と建物の間にテントを張り  レストランになっていた。

ここは少々高級で、超セレブっぽい夫婦も見かけた。

        

       サラダと                 魚介類のグリル この料理が今回の旅で一番高く、それでも一皿3000円位だった。

 

夜には門番が二人、カッコよく立つ。

 

あと1日です 

 

 

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クロアチア旅行 その5 世界遺産ドブロブニクへ

2015-10-07 21:39:24 | 海外旅行

9月21日 6日目 スプリットからドブロブニクへ

 

 6時、隣にある教会周辺を散策。 アドリア海に面した丘の上。

明るかったらもっと綺麗でしょう。

 

アドリア海の朝日                        石造りの小さな教会

 

7時15分 タクシーで、 長距離バスターミナルに行く。

昨日トロギールに行く船に乗った波止場の前がターミナル。 この辺は客船が停泊中。

タクシーの運転手さんによると、今、ロシアで一番豪華な客船が来ており、湾外に停泊中だそうだ。

             

             8時出発。 ドブロブニクまでは5時間以上かかるけど、何回も休憩があり、とても楽。

              

              バスはアドリア海沿いに走る。 景色が次々変わるので飽きないわ

 

何だか殺風景ですね~           ここはボスニアヘルツェゴビナの休憩所。

ドブロブニクはクロアチアの飛び地なので、バスで行くと必ずボスニアを通る。

ボスニア紛争が記憶に残っているため、少し緊張してしまった。

 

 13時15分にドブロブニクに到着。 タクシーでホテルへ。

バスセンターの前の駐車場でタクシーに乗ったが、気づくとメーターが動いてない!!

「地球の歩き方」 に書いてある価格の2倍ほど請求された

ボラれた~と思ったけど、泥棒に遭ったわけでもなく、他の国でボラれた時よりマシなので、

まあいいかと納得。

ホテルに荷物を置き、早速バスに乗り、旧市街へ

 

この日はザッと街の様子を見て、明日から本格的観光の予定。

写真をお楽しみくださいね。

 

 ドブロブニクの旧市街は、半島の部分に、城壁に囲まれた街がある。

バスを降りると世界各地の観光客でごった返している。

混み方は渋谷の雑踏並み

           

           ピレ門。 門の上にドブロブニクの守護聖人、聖ヴラホの彫刻がある。

           

 

門を入るとさらに城壁があり、攻め入った敵も簡単には中に入れないようになっている。

中に入ると城壁に昇る階段。

ここは明日行きましょう。

            

            門から中央の道をすすむ。  

            両脇にはアイスクリーム屋やパン屋、お土産屋が並ぶ華やかな道。

 

ここが中心のルジャ広場。

時計塔の脇をくぐると・・・・・

                 

 

ドミニコ会修道院。  

 

           

           外はごった返すほど観光客がいるのに、ここはとても静か。

           しばし休憩 

           どこの国の人かわからないけれど、赤ちゃんを連れたご夫婦に写真を撮って欲しいと言われた。

           良く写っていると喜んで下さったので、私達も同じ場所で撮ってもらった。

           レース模様のような回廊の柱が美しい。

 

スポンザ宮殿。 中に、戦争当時の被害を写した写真が展示してあった。

そう、ドブロブニクは、20数年前に戦争の被害を受けたけれど、市民が昔通りの街に復興させた街。

 

             

             小噴水。この水は飲めるらしい。

 

路地                               スルジ山に行くロープウェイに乗るために、一度城壁の外に出た。

スルジ山山頂より、城壁に囲まれた旧市街を見る。

城壁が見えるかしら?

旧港。 かつて海洋国家、ドブロブニクの交易を支えた港。

この港に面したレストランで夕食を食べます。

 

スルジ山山頂にあるカフェで一休み。

海と空が一体となり、スカッとした解放感に包まれる。

旧港に戻り夕食。

         

        お互いに好きなものを一つずつ頼んだら、イカとタコ。

        美味しかったけど、途中からイカと食べているのか、タコを食べているのかわからなくなった。

        選択ミスだったわ 

 

ドブロブニクの道は白い大理石。

ライトに照らされ、キラキラ光って美しかった。

 

明日から本格的に見物しましょう    

 

 

 

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クロアチア旅行 その4  スプリット

2015-10-06 21:59:51 | 海外旅行

19日 旅行4日目 スプリットへ

 

  5時45分起床。

誰もいない朝の公園を散策したいと、早起きした。

昨日の華やかさはどこへやら、ひっそり

公園に行くのは私達だけかと思ったら、犬の散歩、朝の空気を吸いに来た私達のような旅行者が数人いた。

湖の周囲を30分ほど散策。

プリトヴィッツの花たち

 

    

 8時50分、タクシーの運転手が迎えに来て、スプリット出発!!

スプリットは、クロアチア第2の都市で、2000年にユネスコ世界文化遺産に登録された街。

何が特徴なのでしょうか? これは着いてからのお楽しみ~

 

 運転手は飛ばす飛ばす

2車線の道路なのに、対向車がいないと前の車をびゅんびゅん抜かし、4時間ぐらいの距離を、3時間に短縮。

トイレ休憩も一休みも一切ナシ・・・・・

車のクッションも悪いし、「休みましょう」と言える雰囲気ではなかったので少々疲れた

 

12時 スプリットのホテル着

13時 散策出発、歩いて20分ぐらいの中心地に向かう。

トラムもバスもないのはきついわ~

でも、それをおぎなって余りある景色。海辺を歩くと街が近づいてくる。

 

どう見ても漁船ではなさそう。

レジャー用の船。お金持ちが集まる所なのですね。

あの塔の見える所。 初めての街にドキドキする。

街に近づくと、石の上に建つ石の家。

この地方独特の街並みが始まる。

 

                             ここでランチ。 クロアチアに来て初めて 日本語メニューに出会った。

  

野菜のソテー              魚貝のリゾット             牛肉の煮込み・グラーシュ

このほかに、丼1杯分ぐらいのマッシュポテトがきた。

頼んでないと言うと、肉に付いてくるのだそう。 いらないのに~ 絶対に完食できないわ。

お腹が空いていたのでポテト以外は美味しく頂きました。

いよいよ街へ

 

 

路地はこんな感じ。お店の上にアーチ??

              

              大聖堂

教会の列柱の下にはクッションがあり、思い思いに休んでいる。

何だか普通の遺跡とは違いますね。

アッ 遺跡に腰かけてる いいの

 

ここはローマ皇帝として君臨したディオクレティアヌス(24?~311)の引退後の宮殿だった。

ローマ帝国衰退の後、廃墟となっていたが、7世紀スラブ系民族に追われた近隣の人々の避難場所となり、

廃墟を建材として家を建て、街を作った。

世界でも珍しい、ローマ遺跡がそのまま使われた街となったそうだ。

 

          

大聖堂の鐘楼に昇ってみた。

窓側には金網もなく、怖くなり私は途中で一休み。

そこから見た景色です。

ここが遺跡だと、はっきりわかりますね 

城壁が切れてる

城壁にぺったりくっついた建物。

それにしても広い宮殿だったのですね。

宮殿の地下は・・・・・

土産物屋

          

          前庭の吹き抜けから鐘楼が見える

 

                   

                   コーヒーとアイスクリームで一休み

宮殿の中心部、ペリスティル・・・・かつての宮殿の中庭。

               

               ここで結婚式が行われていた。

               美男美女カップル、参列者の素敵なドレス、映画の一場面みたいです。

        

               

               夕暮れの中をホテルに帰宅。

 

               実はお茶の後、娘が気分を悪くし吐いてしまった。

               ガタガタ揺れるタクシーと、暑さで疲れてしまったらしい。

               吐くなんて生まれて初めてと言っていたが、吐いたらスッキリしたらしい。

               用心してゆっくり、休みながら帰った。

 

 20日 旅行5日目  トロギールヘ日帰り 船の旅

 

 心配した娘の体調も回復。   

今日はやはり世界遺産の街、トロギールヘ

8時過ぎホテル出発。

宮殿の下の土産物屋をブラブラと覗いてから、10時の船で出発

           

           意外と小さい船で行く。           

到着  街の端にカメルレンゴの要塞があり、ここから街を一望できる。

可愛く、とても小さな古い街

 

城壁でツーショット                       スプリットもトロギールも特産品は海綿。

                                  1つ1500円位からある。 イマドキ、売れるのかしら?

聖ロヴロ大聖堂内部

              

              教会の入り口にはこんな獅子がいる。 ライオン? 

聖ロヴロ大聖堂鐘楼  このレース状の窓の内側にも階段があり昇れるが、こわそう~。  私はパス。

時計塔

   

遅いランチは海鮮ピザとサラダ。

 

スプリットに帰り

          

          市立博物館へ。 貴族の邸宅を博物館に使用。 石作りの窓や階段手すりが特徴の中世のお屋敷。

          このほか土産物屋以外の宮殿の地下を見学したり、街の中をウロウロ。少し買い物もした。

          なお、クロアチアはネクタイ発祥の地。

          夫のお土産はネクタイと思っていたけど、ピンとくるものが無かったので、

          犬のダルメシアン模様の小銭入れを買った。 

          (101匹わんちゃんの白地に黒縁の犬は、このダルメチア地方でよく見られたため、ダルメシアンと名付けられたそうだ。)

 

            

           胃が重たいので海を見ながら、タコのマリネと、ロールパンの夕食。

この街ともお別れです。

 

この日もぐっすりと就寝  

 

明日はいよいよ有名なドブロブニクです。

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クロアチア旅行 その3  プリトヴィッツ湖群国立公園

2015-10-04 00:00:38 | 海外旅行

18日 旅行3日目 ザグレブからプリトヴィッツへ

 

 プリトヴィッツ国立公園は切り立った渓谷に、16の湖と90以上の滝が点在する景勝地。

世界自然遺産に登録されている。

 

 今日はここに行き、午後から歩く予定。

私と娘の旅行はほとんど街歩きなので、二人でハイキングは初めて。

この日のためにスニーカーやウィンドブレーカーやリュックを持ったので、

今回の旅行は荷物が多くなってしまった。

 

 長距離バスセンターから8時のバスに乗るために、ホテルを7時過ぎに出た。

ザグレブ駅でトラムを乗り換え、到着。

ザグレブのトラムはほとんどが低床タイプなので、荷物を持っての移動も楽々 助かる~~

 

 このバスでは、いろいろハプニングがあった。

まずは、バス乗ろうとチケットを見せたら、ダメ、乗れないって

エッ  到着遅くなる と一瞬ひるんだ。

8時のバスと聞いていたのに、チケットは10時発となってたらしい

娘がチケット販売所に走り、手数料を払って、交換OK  ふ~~

 

 次に、出発前、座席で娘が床に携帯を落とした・・・・はずなのに二人でいくら探しても見つからない。

休憩所でトランクを出してもらい、もう一台の携帯で鳴らしてみると、確かに座席の下で音が鳴る。

??????

座席を支える金属のバーの幅1センチの溝に入っているのがわかった。到底取れない

話が長くなるのでここから省略。

途中、バスを停車して六角レンチを買った予備の運転手さんが、走る満員バスの中で

ナント座席を2つ外して携帯を救い出してくれた。

もう感謝感激。

降りる時に、後ろの乗客に謝り、運転手さん達にお礼を言い、何とか11時到着。

この2時間半、とても長かったわ

 

 気持ちを切り替え、次はハイキング

公園内のホテルの部屋に荷物を入れ、いざ出発

公園入口

今いるのは、真ん中の赤丸地点。

ここを起点に、右側が上湖群、左が下湖群。

3、4時間で周るなら下湖群、5、6時間かけるなら上湖群、下湖群両方なのだけど、

まずは見どころの多い下湖群を巡り、時間があったら上湖群と思っていた。

けれどバスを乗り間違え、右側の赤丸地点へ行ってしまった。

こうなったら、頑張って全部歩きましょう

 

 この後は写真でお楽しみください。

湖に石灰が沈殿し、湖はエメラルド色。

周囲は石灰質の切り立った山。

写真で見た木道。これからのハイキングにワクワク

最初の滝

 

もう1時過ぎなので、湖を眺めながらランチ。(ザグレブのバスセンターで買ったパン)

 

真ん中の一番大きいコジャク湖は船で渡る。

下湖群入り口にある大きな休憩所。1時間ほどゆっくり休む。

ここで見た生き物は鴨と鱒のみ。

カメラ目線でポーズをとる鴨。

         

プリトヴィッツで一番大きな滝。

展望台から

              

               滝の水が湖を作り、また、滝となり・・・・・絶景

 

  

夕飯は屋外でスープとマス料理とパスタ。

鱒とスープは美味しかった。 パスタソースは美味しいけど麺がイマイチ。

 

 プリトヴィッツは独立戦争の時、激しい戦闘地域になったらしい。

夜、ベットの上で、ネットを見ながら、二人で即席の歴史勉強をした。

戦争の歴史を感じさせない自然の美しい場所だが、

書かれたことを読み、暫し感慨にふけった。

 

 次の日もある、疲れたら楽しめない・・・・と、二人で足をマッサージして寝た。

 

   

 

 

 

          <追加:トラブル解消法>

               娘が良い方法を実践したので紹介しますね。

 

               バスの中で狭い所に入ってしまった携帯・・・・・バス係員(3人乗っている)が

              次々見に来てくれるけど、もう無理だよ~とすぐに諦めてしまう。

              工場かどこかで取り出すことが出来たとしても、果たして手元に戻ってくるのかどうかわからない。

              娘はバスの中から、保険会社の緊急連絡先に連絡して事情を説明し(日本語のできる人がいる)

              バス係員に直接話してもらった。

               「取りだしたら、ホテルまで持ってきてほしい。そしてバス乗車中にできる限り取り出す努力をしてほしい」・・・と。

              係員たちは、今取り出さないともっと面倒な事になると思ったのか、レンチを買い、座席を取り外して、携帯を救ってくれた。

              娘は苦労して取り出してくれた運転手さんに、チップのお礼を渡していた。

                    なるほど。こんな対処の仕方があるのね   ご参考まで

 

 

 

 

 

 

 

 

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クロアチア旅行 その2 ザグレブ2日目

2015-10-02 23:20:54 | 海外旅行

17日 旅行2日目  ザグレブ2日目

 

 クロアチアの首都ザグレブは 他の地に比べ観光客が少ない。

屋根の綺麗な聖マルコ教会は次々ツァー客が訪れ、この付近は混み合っているが、

他は静かな場所が多い。

そして、公園が多く、花壇が多い。

歴史ある建物は必ず花壇に囲まれ、花とのコントラストが実に素敵

この国の人達の美的感覚を感じる。

 

 ザグレブの街はビックリするほど清潔で、ゴミ一つ落ちていない。

朝歩くと、至る所で制服を着た清掃員が働いている。

ゴミ箱も多く、時々中のゴミを回収しているのも見かける。

すがすがしい気分で散策できる街です。

 

 朝8時半ごろホテル出発。トラムに乗って、4つ目のザグレブ中央駅へ

ここから鉄道に乗るわけではないのよ。

この駅はオーストリアハンガリー帝国時代の1890年位建てられ、クロアチアの鉄道交通のかなめ。

クロアチア国内はほとんど鉄道が無く、

ここの駅からスロベニア、オーストリア、ハンガリー、ボスニアヘルツエゴビナなどへの国際列車が走っている。

覘いてみましょう。

おお~~

意外と簡素。時計の下の出入り口の先はすぐにホーム。

パン屋とコンビニと本屋があった。

長距離列車に乗るにはこの3つが必須ですね。

 

今日の目的はミマラ美術館と大砲・・・この紹介は後程

美術館開館は10時なのでまだ時間がある。

ブラブラ街歩きスタート

駅前のトミスラフ広場。

奥に見えるのは考古学博物館。

とても広く、朝から寝転んだり、子供と遊ぶ親子がいて とてものどか。

 

 

消火栓。ザグレブブルー。ザグレブの消火栓は全部コレ。

こびとみたいですね。

左。暗い建物だなと思ったら警察。国旗が印象的。

 

                 

 9時から開いているのは植物園のみ。 私の右側が植物園。

アレッ?

モネの庭?

今日、草花市が開かれるらしく、地元のテレビ局が撮影準備をしていた。

ナント、娘が出演交渉を受けていた。

買っている所を映したい・・・・でも本当は買わなくていいから、タダだから・・・・と言われたが、

時間が無いのでと断ったらしい。

出演するのも面白そうと母は思ったが、出演したテレビを見られるわけでなく、録画できるわけでもなく・・・・

何で、地元の行事なのに東洋の女性を使うのだろうと思ったら、

周囲に若い女性は誰もいなかった というより、公園にはほとんど人がいなかった

 

歩く  歩く

クロアチアを代表する彫刻家、イヴァン・メシュトロビッチの作品。

街の中にサラッと置いてある。温かな雰囲気。

 

クロアチア国立劇場。手前にも白と紫の花壇が広がっている。

ミマラ美術館。 ミマラ氏が収集した美術品を展示している美術館。

この広い美術館に見学者は私と娘のみ 

人気のない美術館と軽く考えていたらとんでもなかった

世界的名画が次々現れ、あなどってたわね~と娘と感動の連続。

写真OKが嬉しい。

スペイン、パリ、ウィーンで出会った ベラスケスのマルガリータ王女。とても可愛い。

何でこの絵が、こんなに静かな美術館にあるの? ミマラさんの財力の凄さを思い知った。

もちろん名画と一緒にパチリ。

 

ルノアール                            ラファエロ

 

彫刻類も、上品で優しいものが多く、ミマラさんの趣味の良さを感じた。

ヘルシンキや、ポルトガルでは美術館に入ってもガッカリすることが多かったので、その分取り戻した気分

 

 

有名なお菓子屋さんでお茶(甘すぎた!!)       世界一短いケーブルカーの脇の階段を上がり丘の上へ

             

              ただ今正午

              

              ど~~~ん

              

              街の人達に正午を知らせるため

              ロトルシャクチェク塔では1887年から毎日正午に大砲を鳴らしているそうだ。

              一番上の窓から大砲が覘いている。

              あまりの音の大きさに驚き、写真がぶれてしまったわ。

昨日見られなかった市場に寄り・・・・・

 

 

 午後はバスに40分ほど乗りサモボルへ行った。

バスセンターから歩いても歩いても田舎道が続き、何にもない。

不安になった頃、やっと華やかになってきた。

           

静かで小さな、おとぎの国のような街だった。

 

この店のお菓子、サモボルスケ・クレムシュニテ。

上がパイで中がフワンフワンのクリーム。

クロアチアで食べた中で一番美味しいお菓子だった。

 

 ザグレブに戻り、夕食。

暗くてうまく写らず、写真はありませんが、

牛肉の煮込みと、トリュフのクリームパスタ。

娘が、後々まで、あのパスタもう一度食べたいと言っっていた。

トリュフの香りがあり本当に美味しかった。

 

 今日も晴天。気温30度近くて暑かった。

二日目終了。明日はプリトヴィッツへ移動です。

明日からは本当に軽くサッサと書かないと終わらないわ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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