気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

山種美術館・恵比寿散策

2014-02-24 23:55:32 | 散策

 ソチオリンピック終わってしまいましたね。

何だか脱力状態です。

 

 青い空と白い雪、上空から選手たちが飛ぶように滑り降りてくる光景は目にクッキリ焼き付いています。

そして日本人選手の頑張りには目を見張るものがありました。

成功した人、悔しくも敗れ去った人達、其々にドラマがあり、毎日感動感動の連続。

 

 リアルタイムで見たのはカーリングぐらいで、あとは午前中のハイライト番組にかじりついてました。

皆さんはリアルタイムで見たのですか? 私は恐くて怖くて・・・・・

結果が出てから、次の日新聞などの情報をシャットアウトして、ハイライトをドキドキしながら見ました。

一番感動したのは浅田真央ちゃん、spは痛々し過ぎてかわいそうで、次の日の明け方変な夢を見てうなされてしまいました

でもフリーでの活躍は見事、諦めない執念の凄さを見せてくれました

あれだけの失敗から短時間で立ち直り、16位から6位に躍進したなんて 驚くべき快挙でした。

あの涙、日本全国を感動の渦に巻き込みましたね。

そして葛西選手、彼の 「4年後、8年後のオリンピックでは体力、技術がもっと向上しているので、次に挑戦したい」 という言葉に驚きました。

彼よりずっと年上の私は、4年後、8年後と言ったら、自分の衰えた姿しか思い浮かばないけど、

彼は肉体の衰えは努力で補ってみせるといっているのでしょう。 刺激を受けました。

未来を夢見る力が素晴しいです。 レジェンド(伝説)と言われているのがよくわかりました。

 

 オリンピック前はフィギアスケートの選手ぐらいしか知らなかったけど、葛西、伊藤、渡辺、高梨、などなど、

世界に通用する選手が沢山いるのを初めて知りました。もう夢中。

3月に入るとパラリンピックですね。

また日本の選手の活躍をテレビで見る事に致しましょう。

 

 実はオリンピックの感動や、大雪の様子などリアルタイムにブログに書きたかったけど、

次々あって、もう忙しくて・・・・・

大雪では義父の所にヘルパーさんが来られず、夕飯のお弁当もどうなるかって状態になり、

大雪の降りしきるなか買い物に行き、いろいろ届けたりしました。

今回、雪かきも一苦労。雪かきして、後ろを振り返るともう真っ白。

2度目の雪は重かったし、腰が痛くなりました。雪はもうコリゴリ

2月はヒマかと思ってましたが、前回ブログの文楽を見に行って以来、趣味に2回ほど通っただけで家に居ました。

家に居たけどなぜか忙しく、落ち着かない日々でした。

 

手描き今回の作品

          

まだ仕立てていないけど、夏の作り帯です。 かわいすぎ?

 

23日、久しぶりに夫とお出かけ

山種美術館「Kawaii 日本美術」

  若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで

こどもたち、いきもの・動物、小さい・ほのぼの・ユーモラスなど、日本人が「かわいい」と思う絵や小物を集めた展覧会。

そう言えば、海外で多くの美術館に行ったけど、かわいい、ほのぼの、などというシンプルなテーマの作品は本当に少ない。

「かわいい」という感性は、日本独特のものかもしれないですね。

心がホッコリ温まる展覧会でした。

 

 

喫茶コーナーでは毎回展示にちなんだ和菓子を頼むことができる。

     

熊谷守一の、ホタルブクロ                伊藤若冲の伏見人形・・・・これはなぜこの形なのか良くわからない

      

熊谷守一 「ほたるぶくろ」                伊藤若冲 「伏見人形図」

            

 

 

   

お昼を食べに、恵比寿をぐるぐる歩く。最初はボルシチの店に行ったけど、1時半で終了。

皿うどんの店もお休み。

このイタリアンみたいな店、実は中華。 有名らしい。 ジューシーな油淋鶏で、おなかいっぱい

この3軒、恵比寿に詳しい娘のおススメ。今回行けなかった所も行ってみたいわ~。

 

中華に店のそばにある恵比寿神社。 周囲が道路で、島のようになっている神社。

都心の小さい神社なのに参拝者が途絶えることがない。

ご利益がありそうな神社です

娘によるとお祭りも結構盛大で、べったら市なのだそうだ。

私はこの後、民族衣装の展覧会も覘いた。

草履ばきなのに、10000歩以上歩いてしまいました。

 

着物

  

左は小紋

右は結城紬、帯は世田谷ボロ市で買った絞りの帯(ボロではなくて、綺麗なのよ)

 

 

 

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都心の雪 そして文楽

2014-02-09 23:14:05 | 芝居

 情け容赦なく雪が降りつもり、いつ止むのだろうかと不安な土曜日でした。

少しだけ、雪国の方達の苦労を想像することができました。

 

夜になって雪が凍ってしまったら大変と、早目に雪かきを始めたけれど、

雪掻きをしたところを振り返ると、もう真っ白!!

  

 

午後1時頃、10センチ位                午後5時ごろ、25センチ位。この後も降り積もり、30センチは軽く超えていた。

 

日曜日はお出かけ・・・・・無事に目的地に着けるのかしら不安。 レインシューズを履いて早めに家を出ました。

     

駅までの道が恐かったけれど、まっすぐの道が出来ていた。 8時半ごろです。

ボランティア?市?どちらにしろ有難いわ  駅まで行く事ができます。感謝 

 

駅のホームから都心を見る。 はるか向こうに・・・・・

 

スカイツリーが見えるわ   空気が澄んでいて、多摩地区からでも見える

 

出かけた先は国立劇場

              

              雪に映える紅梅

                       

            文楽です。人間国宝の住太夫が出るというので、夫がチケットを手配した。

            枯れた、渋い声が何とも言えない情感を醸し出します。(河原の達引で登場)

         演目 七福神宝の入船 (しちふくじんたからのいりふね)

                         七福神が乗り込んだ船で、七福神たちが芸を披露して新年を祝うおめでたい演目

             近頃河原の達引 (ちかごろかわらのたてひき)

                         恋人とお金と大事な茶入れを奪われた伝兵衛が悪人を殺し、恋人の家に向かう。

                         恋人の兄と母親が愛し合う二人にほだされ、二人がどこまでも逃げ延びるよう

                         祝言の猿回し(兄の職業)で、送り出す。

         

          2つとも非常にわかりやすくて、飽きる事がなかった。2演目とも人形が三味線を弾く場面があるのだが、

           絃を抑える指が一本一本音に合わせて動くのに驚いた。

           また、河原の達引の方で、兄が食事をする場面があるのだが、御櫃からご飯をよそい、おかずをつまむ動作、

           さらにやかんから湯を注ぎ、お茶漬けを作る細かい動作にビックリ。

           文楽はまだまだ初心者で、ストーリー以上に、人間以上の繊細な人形の動きに魅了されている。

 

帰りは都心散歩

 

皇居お堀端。 桜時の私の好きなカメラポイント。 桜のつぼみが膨らんでいる。

 

お堀端を歩き、国立近代美術館工芸館の脇を通り、北の丸公園を散策。

雪道との闘いかと思ったら、思った以上に雪かきがなされ、歩きやすかった。

 

 

池                               小型シャベルカーで除雪している。

 こんな日に北の丸公園を散歩する物好きがけっこういるのですね。

雪で遊ぶ親子連れや、外人さんもいました。

夫がラーメンを食べたいというので、表参道で降りた。

新潟県のアンテナショップでは  ゆるキャラが愛想を振りまき、大型の雪だるまがドーン 

新潟出身の方が多く働いているので、雪だるまはお手の物なのかしら。

表参道で大人気。一日限りの人気者です。

皆さん、雪だるまと一緒の写真を撮っていた。 それにしても大きい~~ 

 

 

 

 

 

 

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春の足音

2014-02-05 14:10:47 | その他

 一昨日までは暖かかったのに、昨日は東京地方は雪。ビックリしましたね。

そして今日は抜けるような青空。 

この急激な変化に皆様、体調など崩していませんか?

  

1週間前のわが家の近所

  

今朝です。 今年初めて霜柱を見ました。

  

フクジュソウも顔を出しました。 

     

 しばらくご無沙汰していましたが、とても元気です。

1月に、やらねばいけない事、心に引っかかっていた事を全て片づけ、(手続きとか、手紙とか、郵送するもの、手渡すものなどなど)

とてもスッキリしました。

義父の事も、12月上旬まではいろいろ気にかかり、いつも心から離れない状態でしたが、

やっと冷静になり、自分の事も気兼ねなくできる様になりました。

昼食は週6日作っているけど、出かける日はお弁当を早めの時間に置いて来たり、土日は夫に行ってもらって

私は顔を出さないなどのルールができてきて、気分的に楽になりました。

1月は、友人に会ったり、芝居に行ったり・・・・・まとめて大いに遊びましたよ。

 

  

麩まんじゅう入りのあんみつ。(サントリー美術館出口にある甘味屋にて)

 

1月29日、友人とサントリー美術館の「伊万里展」へ。二人とも着物よ。

実は夫からのクリスマスプレゼントが、サントリー美術館のメンバーズカード。

一年間有効で5000円。二人まで何回も入場可能なのです。

東京ミッドタウンは着物で歩きやすいし、待ち合わせも楽だし、食事所も沢山あるしで、良く出かけます。

ここで・・・・・・大変な失敗をしました

 

ナント、財布をトイレに置き忘れたのです。

美術館入り口で気が付き、急いでトイレに行ったけど無い無い

お金は少しだけど、何よりカード類よ。無くなったら困る。

カード類は一枚だけ持つようにしていたけど、最近はお店のメンバーズカードにもVISAとかついてくるし、

いつの間にか増えてしまっている。 青ざめました。

失効手続きは面倒そうだし、今日一日が台無しになってしまうわ。探さなくっちゃ。

近くにいた警備員に聞いて、お客様カウンターへ。

 

ありました・・・・日本てすごいわ。 ちゃんと出てきました。

見つけた方がすぐに届けて下さって、本当によかった 拾って下さった方、有難うございます。

長い人生の中で、外で財布を無くしたのは初めてです。(家の中では良くあるけど

自分の注意力の老化をまざまざと突きつけられた感じです。怖ろしい~

友人から、これからは目立つ財布がよいと忠告を受け、下の青の財布から、上のエンジ・デカ財布に変えました。

これなら安心。・・・・・かな? もっと派手な財布の方がいいかなぁ。

 

2月2日日曜日。 久し振りに夫と府中郷土の森へ。 

天気予報は昼から雨という予想だったので、人出も少なく、ガラガラ。

でも歩いているうちに空も晴れてきて、絶好の散策日和となりました。

           

ロウバイの小道。 今が盛りです。

ロウバイの小道に近づくと、フワッと梅の香りが漂ってくる。

 

普通の梅はまだ蕾。

でもご覧ください。 木全体がかすかなピンク色に染まっていますね。 蕾の色です。

春はもうすぐ

 

       

日当たりのよい場所の梅は咲き始めています (八重寒紅・やえかんこう)

 

(新茶青・しんちゃせい)

この時期の梅はきりりとしていて、初々しいです。

 

道祖神の姿もきりり。

 

                 

              新年と思っていたけど、あと1か月もすればひな祭りですね。 

 

                

          園内にある手打ちの蕎麦屋は美味しい。(梅の時期だけ土日平日営業だが、普段は日曜のみの営業)

 

 1月末に 長い海外赴任を終えた方の歓迎会を兼ねて高校のクラス会がありました。

急だったので、12人のみの出席。女性陣は年に数回会っているけど男性陣は久し振り。

ほとんどの方が退職した後も働いているけど、昔みたいなぎらぎら感が薄くなり、

親の介護や健康の話が出てくるようになったのに、皆の年令を感じます。

     

皆で学校の前を歩く。古いお屋敷時代の倉庫と石垣がまだ残っている。

今見ると素敵な景色。学生時代は「素敵ね~」などと言って優雅に眺める余裕などなかった気がします。

 

着物

       

  

左から

長浜紬の紅型小紋 痩せていると全く似合わない着物。

             体型がかわったので手放そうと思っていたけど、少し太ったのでまた着られるようになった。

大島紬 一番よく着ている着物。

アンティークの小紋、細い糸で織られた布で、ふわふわな手触り。立川のG店で去年買い、初めて着た。

 

 

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