気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

母と娘の ポルトガル古都巡り その4 オビドス

2014-10-31 23:31:25 | 海外旅行

お城に泊まりました  

 

14日 5日目   オビドスへ

 

ホテルから5分のコインブラA駅を8時45分出発。 一度リスボンに戻り、バスに乗り換え オビドスへ。

コインブラのお菓子屋さんで買ったお菓子を列車で食べてみた 

白い中にカステラとクリームが入っている。甘いけど美味しい。 アーモンドクッキーもサクサクして美味しい。

もっと買えばよかったわ

 

 

オビドスの入り口の門。 壁面、天井のアズレージョが有名。

オビドスは丘の上にある城壁に囲まれた町。 人口800人の箱庭のような町で、「谷間の真珠」 と呼ばれている。

歴史は古く、ローマ時代に砦がきずかれ、13世紀にはオドビスを訪れた王妃がすっかり魅了され、

それから19世紀まで、オビドスは代々王妃の直轄地となっていた。

オビドスのお城、ポサーダ・ド・カステロに泊まるのが、今回の旅行のハイライト 

一度、お城に泊まって、いにしえの豪華な気分を味わってみたかった

 

町の端でバスを降り、荷物をカラカラ引っ張り、一番奥のお城へ。

 

下の門は、ホテルフロント入り口。

 

真近で見る城壁は迫力があるわ 

 

         

城壁の一部にホテルの入り口が。 

段差ばかりなので、ホテルの陽気なボーイさんが荷物を運んでくれる。 とても自分で運ぶのは無理

アラ 素敵         

 

ロビー                              ロビーの端にピンクのドアが。 ここが客室の廊下への入り口。

  

部屋は厚い壁に囲まれて重厚な感じ。 浴室には可愛い水色とのアズレージョ。

                  

     客室に行く途中には 城壁に張り出したテラスがある。

  

テラスから見える風景。 城外にも、貴族が住んでいたのかしら。

豪華なお屋敷が見える。            

 

 散策開始

 

お城の中庭。 途中、建物でさえぎられていた階段。

お城や、修道院を国営のホテルに改装した建物をポサーダという。

ポルトガルに40カ所以上のポサーダがあるが、このオビドスの15世紀の城を改装したポサーダが、第一号だそうだ。

 

 

お城を出て、裏側の方に行ってみた。

向かい側に見える城壁は街を取り囲む城壁。 細い所は幅1メートルもないけれど、歩くことができる。

私は途中怖くなって降りてしまった

 

写真をどうぞ 

             

 

 

 

 

日本の団体は1組、中国の団体は多数出会ったが、珍しかったのはアフリカの団体さん。

全員民族衣装の女性達は迫力があった。

小さい町なので、泊り客より2時間程度の観光客が多い。

 

 

 

城に戻り、 my城壁に登ってみた。 ホテルの泊まり客しか登れない城壁です

四角い部分はスイートルーム。

このホテルは旧館が9室。新館が8室ある。

旅行社に頼んだので、絶対に新館しか泊まれないと思っていたけど、旧館に泊まれて最高に幸せ

写真の四角い塔は、このホテルただ一つのスイートルームがある。

入り口の階段の上にいるのは恋人同士? 新婚旅行?

寄り添って、ずっと景色を見ていた。

 

城の展望台の夕暮れ。

 

              

階段を上ったところがレストラン。 今夜のディナーはここです。

その下にある窓の右側が、私達の部屋。

 

 

 

娘はタラのソテー、私はチキンとジャガイモの煮込み。

その他スープ、ジャガイモの皮を揚げ、ヨーグルトを添えたもの。

 

ぐっすり。

 

この日はずっと曇り 

 

 

 15日 6日目

朝、バスで15分の、カルダス・ダ・ライーニャという街に行ってみた。

ボルダロという陶器の工場があり、アウトレットがあるそうだ。

話のネタに、行ってみましょう。 重いから陶器は買えないけど。

 

途中、道路工事をしていた。 思わずパチリ。

ポルトガルの道路や歩道は、ほとんど石を埋め込んだ石畳。

白と黒の石を使い、幾何学的な模様が、とても美しい。

敢えてコンクリート舗装にしない所に、ポルトガル人の美意識を感じる。

 

ボルダロのアウトレット。野菜をかたどった陶器が有名。

とても優しい店員さんがいて、綺麗に包装してくれた。

 

オビドスに帰り、ホテルをチェックアウト。

 

 

バスまでの時間、コーヒータイム。

エッグタルトと、コーヒー。

 

夢のような一泊が終わりました。

 

6日目後半は、その5に続きます。

 

 

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母と娘の ポルトガル古都巡り その3

2014-10-28 23:19:51 | 海外旅行

 ポルトガルに4日もいると、気になる事が2つ出てきました。

アズレージョを使った建物が多いのはなぜか?、そしてポルトガルの歴史。

では超簡単に解説 !

 

アズレージョ・・・・ポルトガルでは、教会、修道院、商店、個人住宅、どこでも見る事の出来る装飾タイル。

          14世紀、イスラムから、スペインに輸入され。ポルトガルで爆発的に普及するのは、16世紀初め。

          ポルトガル王エマヌエル1世がスペインを訪問した際に、当地の建物のタイルにいたく感激。

          大量に輸入されるようになる。 

          その後ポルトガルでも制作されるようになり、16世紀後半から教会、修道院で使用されるようになる。

          なぜこれほど愛されるようになったかは不明ですが、ポルトガル人は余程アズレージョが気に入ったようです。

            http://www.arukikata.co.jp/webmag/pt_amaz/focus_02.html

 

ポルトガルの歴史・・・・・古代、ローマ帝国の支配ののち、中世はゴート人、イスラム勢力に支配される。

               12世紀、ポルトガル王国成立。13世紀、ほぼ現在の領域が確定された。

               15,16世紀になると海外に発展、植民地を得て興勢を極めた。

               16世紀末、スペインと統合されたが、その後17世紀に独立を回復した。

 

               塩野七生「ローマ人の物語」によると、古代ローマ帝国は占領地を破壊することはせず、

               都市を整備し、水道橋の敷設をおこない、占領地をローマ帝国の味方として、育てていったそうです。

               そのローマ時代の遺跡が、ポルトガルには沢山残っています。

               行ってみて初めて、歴史の古い国だというのを実感 

 

 

13日 4日目 コインブラ

 コインブラは、リスボン、ポルトに次ぐ、ポルトガル第3の都市。

第3の都市と言っても人口10万人ぐらい、日本の都市の規模からいうとだいぶ小さいのですが、

ポルトガルの歴史の中で、多くの文化人や政治家を輩出したそうです。

1290年創設(初めはリスボンに設置、その後移転) のコインブラ大学は、

ヨーロッパでもっとも古い大学の一つで、世界遺産にも登録されています。

           

バスでコインブラ大学入り口に到着。

 

海外に行ったら、色々なものに乗る事にしている。

歩いても行く事ができるが、バスだとまた楽しい光景に出合う事ができそう

コインブラ大学に行くバスは、急角度の狭い坂道を精いっぱいの力で登って行った。

思わず、ずり落ちてしまうのかと不安に駆られる所もあり、面白かった

 

コインブラ大学

          

「鉄の門」  をくぐると旧大学になる (世界遺産)

ラテン回廊と時計塔。 時計塔は18世紀に作られ、ここのシンボル。

中央の黒いマント姿はコインブラ大学の学生。 学生の黒マント姿は昔から有名。

 

図書館入口

                

18世紀に建てられたジョアニア図書館。蔵書は30万冊。 (写真はネットから拝借)

豪華な金泥細工による内部の装飾も有名。

10分ごとの入れ替え制で見学できるが、なぜか見学者は私達は二人だけ。

豪華な10分間を過ごしました~~


奥の回廊では、現役の学生たちの授業が行われていた

世界遺産の校舎で学ぶ気持ちはどんなかしら?

一生の心の糧になるでしょうね。

 

 親カテドラル (大学の敷地の中にある)

  16世紀末から着工、完成まで100年余りかかった教会。

              

金に彩られた祭壇が見事

中庭。 写真を見て気が付いたが、アーチの下の円形の明かり取りが、すべて違う模様ですね。

 

 ランチは昨日行ったセント・クララ教会の隣の古いカフェで。

何もかも歴史がありそう

 

カステラにジャムが入っているお菓子も食べた。

娘は日本の鈴カステラのようだと言っていた。 確かに

            

テーブルは大理石。 椅子は革に彫刻し、頑丈な鋲を打った重厚な物。

何年物の椅子でしょうか?

 

午後は、ホテルの前の橋をバスで渡って川の向こうへ。17、18世紀に建てられた丘の上の修道院、

新サンタ・クララ修道院へ

コインブラの守護聖人である、イザベル王妃の棺がおさめられている。

13世紀のイザベル王妃は、慈悲深い王妃として民衆から慕われ、

夫であるディニス王に隠れて、宮殿から食べ物を持ち出し、施しをしたと言われている。

 

入場料を払うと、鍵をガチャリと開け、昔は誰も入れなかったイザベル王妃の棺の部屋に案内され、説明を受けた。

私と娘と説明のお兄さんの3人で、棺と対面。  少しドキドキした。

コインブラの街を見下ろす、イザベル王妃の像。

坂を降りる道は土砂降りの雨で、勢いよく水が流れていた。

丘を下って、旧サンタ・クララ修道院へ。

度重なる洪水で、この修道院は廃墟となり、新しく新サンタクララ修道院が建てられた。

この日は休業だったが、中にも入れるらしい。入って見たかった

 

ホテルの前に見えた橋をとぼとぼ歩き、やっとホテルにたどり着いた。

 

ずぶ濡れになった。

私は防水の靴とコートだったが、娘は靴がびしょびしょ。

ドライヤーで乾かした。

 

一息ついて散策開始 

ホテル近くのお菓子屋さん。

ポルトガルにはこんなお菓子屋が沢山あって、気楽にコーヒーとお菓子が楽しめる。

白くて大きい塊は、大きすぎて買って食べる勇気がなかった

餃子、春巻き状の物は、カステラとクリームが入っている・・・・と思う。

 

街中にエレベータがあるわ 2段構えになっていて、最初は垂直に昇り、乗り換えて斜めの坂を昇る。

坂の上からの風景。

 

ポルトガルの街には猫が沢山いる。

 

坂道駐車  後輪に注目  駐車違反ではなさそうよ。

 

アデガ・パソデ・コンデ で夕食

    

綺麗な店内。 炭焼き料理が有名らしい。 

大衆的なお店でとても気楽。

 

入り口が狭いのに、中に入ると、通りに面した部屋、テントを張った中庭、奥の部屋とあって、とても広い。

どこに行っていいか戸惑い、二人で呆然としていた。

しばらくすると、奥の方で宴会をしていたおじさんが(お客さん)が、わざわざ私達の所まで来て、

「どこに座ってもいいんだよ」 と教えてくれた。

とても親切です。 (お客さんが

適当に座ったけど、英語メニューもないし、英語通じないし、写真もないし、何を頼んでいいのか悪戦苦闘。

娘がスマホ辞書で鳥とか魚とか肉とか調べてくれたので、あとは勘を働かせて注文。

魚介類のクリームスープ、鳥のスープ。魚介類の雑炊、豚の串刺し。

店のおじさんはぶっきら棒だったが、私達がゆっくりゆっくり、料理を決めているのを見て、だんだん優しくなってきた。

 

私の頼んだグラスワインは縁までたっぷりと注いでくれた。

豚の串刺しは、こっちの方が美味しいよとメニューを指さしてくれた。

おススメの豚はいろいろな部位が入っているようでコクがあって美味しかった。

娘の頼んだ鳥のスープは、肉のほかに、ゼラチン状の粒が入っていた。

これは何かと、おじさんに聞くと、自分の顔を引っ張り、皮だと言っていた。ホントに皮?

あくる日、娘のお顔はプリップリッ・・・・確かに皮だったわ。

どの料理も、丁寧に作ってあって、美味しかった。満足

 

 

 

 

この日は 午前中は曇り、午後は大雨、そして夕方晴れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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母と娘の ポルトガル古都巡り その2

2014-10-27 00:16:02 | 海外旅行

 警察に行くという、めったにない経験をしました。

それも海外で

盗難届専門に受け付ける警察があるらしいと、娘が見つけました。

一応届けて見ましょ。

 

12日 3日目

 この日は朝からコインブラに行く日だったが、予定変更。

地下鉄、マルケス・デ・ポンパル駅から2つ先のレスタウラドーレスまで行ってみた。

      

美術館の隣にひっそりと警察が。 

皮ジャン、ジーンズ姿のおじさんが入り口でかっこよくタバコを吸っていた。

入ろうとする私達を見咎め 「何?」 娘が 「昨日スリに遭った」と言うと

「それはここじゃないぜ」と。  

娘がポルトガルの翻訳ソフトのスマホ画面を見せ、「盗難手続きにきた」という綴りを見せると

「おおぅ それは俺の担当だ。ついてきな」  って感じで、中に案内された。 (たぶん

ここで、隣どおしだけど、二人別々にされ、被害額などを聞かれた。

娘と離されてしまったので、かなりドギマギ、わからない時は隣の娘が助けてくれた

頼りになるわ~

取られた場所と、被害額は聞かれたけど、結局どのようにして取られたのか、状況は聞かれなかった。

聞かれたら、絵を描いて説明しようと、ポールペンと紙を準備していたけれど不要だった。

本当に、盗難届のみ受け付ける場所だった。

日本にこんな警察があるのかしら?

手続きが簡単に済み、便利と言えば便利 

でも、手続きするけど捜査はしないという方針なのよね。

 

荷物があるので、ホテルからサンタ・アポローニア駅までタクシー。

ポルトガルはタクシーが安く (日本の半分ぐらい)、比較的安全なので、今回タクシーは何回も利用した。

 

列車で2時間半のコインブラへ

途中のひなびた駅にもアズレージョがある。

 

コインブラの中心地にあるアストリアホテル。 歴史を感じさせる建物です。立派ね~

でも、ホテルマンたちは気さくで、とてもいい感じ。

私達の部屋は最上階、ドームの脇の、ベランダつきの良いお部屋。

 

 

両開きのテラス窓がある、クラシックな部屋

テラスから見える景色。

 

早速散策開始。

到着が3時頃だったので、今日は下見かしら。

新しい街はワクワクする。

 目貫通りを行く。魅力的な坂道が次々現れる              

 

町の中心にある、サンタ・クルス修道院  (12世紀に建てられ、16世紀に大改装)

パイプオルガンが素晴しい。今でも演奏できるのかしら?

  

天使のアズレージョ。 

壁にはめ込まれたマリア像。 とても良いお顔をされている。

ポルトガルではマリア像を良く見かけるのだが、どれも日本人に親しみやすい美形だった。

                            

  

朝からずっと雨だったけど、たまの晴れ間の空は魅力的 写真は街中の噴水。

壁画? いたずら書き?

 

裏通りも入って見た。 

石畳の真ん中が平ら。 学生たちが  スーツケースをガラガラ引っ張って歩くのにとても便利

 

左は、かつて街を囲んでいた城壁の門の一つ、アルメディーナ門。

ここをくぐって、いよいよ坂道を上がっていきます。

 

 

壺を持つ少女と一緒に 外人を写してあげたお返しに私達も撮ってもらった。

 

コインブラ大学のそばまで行ったけど、そこは明日ゆっくり見学の予定。

 

いろいろ下見して、今夜のレストランはここに決めた

 

                 

坂を下りる道。 夕暮れ前の一瞬の美しい光、マジックアワーに出会った。

この光を浴びながら、一度ホテルに戻る。

 

一番左がわがホテル。

ホテルの窓から。 モンデゴ川と、サンタクララ橋。

レストランは7時開店。暫し休憩。

 

夕食は カルド&カルドにて  地元で人気のレストランらしい。

 

タラのコロッケ。 

微発砲のハウスワインは可愛い入れ物に入って出てきた。

グラスワインを頼んだつもりだったけど…・エイ!! 飲んじゃいましょう

弱い私は帰りはフラフラ~いい気分  

宿が近いと楽ね。

 

貝のオリーブ炒めとトマトサラダ。あと1品、写真はないけれど、イカとジャガイモのソテー。

 

きちんと夕食を食べて満足。ワインの酔いもあり、グッスリ眠りました

 

午前中は雨、コインブラは降ったり止んだりの天気

 

 

 

 

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母と娘の ポルトガル古都巡り   その1

2014-10-23 21:21:00 | 海外旅行

 今まで時差ボケなんて感じた事がないのに、今回はちょっと疲れ気味。

今週の予定は全部やめて、家事と義父に明け暮れています。

 

 さて、ようやく10月10日から10月19日までの、ポルトガル旅行記です。

ポルトガルの明るい雰囲気だけでも伝えられれば嬉しいです。

 

 ポルトガルはイベリア半島の端っこ、スペインの左下に位置し、日本の約1/4の面積の国です。

ヨーロッパの西の端、日本から17時間あまりかかり、遠いのでポルトガルだけ行く方は 少ないようです。

行ってみて感じたのは、親しみやすい国という事 風景も人柄も

気楽に話しかけてくるし、レストランやカフェも入りやすく、 メニューも豊富で、

今まで行ったヨーロッパの中で一番食べ物を楽しんだ国でした。

        

行程は   リスボン  2泊   ポルトガルの首都

       コインブラ 2泊   ポルトガル第3の都市、ヨーロッパで一番古いコインブラ大学がある

       オドビス  1泊   丘の上の城壁に囲まれた、人口800人の小さな町。

                    ここのお城に泊まります。 この旅のハイライト

       リスボン  2泊   ヨーロッパの最西端のロカ岬は日帰りで。

 

10日 1日目 

 22時50分リスボン空港到着。 ホテルまでタクシー。

夜中だけれど、明日の予定をあれこれ相談。・・・・泥棒市というのがあるらしい。

丁度土曜日開催なので行ってみようという事になり、明日はその周辺・アルファマ地区を観光予定。

私達はいつも、お互い観光案内書は読んでくるけど、実際の行動は現地に着いてから決める。

出発点が泥棒市というのも変だけど、何かがある予感がする

 

11日 2日目

 朝9時出発

初めに目に入った光景。あら、カラフルで綺麗な建物

地下鉄に乗って、サンタ・アポローニア駅へ

 

 

 

 

目に入ったのはアズレージョという装飾タイルを貼った建物。

何とも美しい。アズレージョを貼った建物が、こんなに普通にどこにでもあるとは知らなかった。

 

               

ポルトガルで出会った最初の、記念すべき急な坂道。 この後、歩くのはいつも坂道だった。

 

 サンタ・エングラシア教会

 

 

 

 

ポルトガル史上活躍した人物を祀る国立の霊廟になっている。

非常に明るく、女性歌手のファドが(ポルトガルの大衆的な心の歌)が流れ、癒しのある場所だった。

内部、ドームの下までのぼる事ができた。 私達高い所は絶対に登る 

 

ドームのある屋上

目的の泥棒市が見えるわ

骨董+ガラクタ市です。

 

泥棒市

教会の近くの泥棒市を散策。

いくら見ても見飽きないぐらいに、古い陶器や箱類、金物、何でもある。

一つ一つ見たらきりないわ~。 買っても持って帰れないし、眺めるだけ。

でも古いアズレージョ(装飾タイル)は買いました。

この後、お土産用のアズレージョはずいぶん見たけれど、どれも味が無くてつまらなかった

 

サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会の修道院 

この修道院のアズレージョが素晴しい。

よくわからないが、多分物語になっている気がする。

見物人はほとんどいなかった。私達が独占

鐘楼からアズレージョのテラスが見える。

オートで記念写真。

 

ランチ

  

駅前に戻り、陽気な雰囲気のテラスレストランで。

娘は干しダラのソテー。 

干しダラ(バカリャウ)は、ポルトガルでよく使われます。 ジャガイモがコロコロ沢山入っている。

私はポークステーキ。ライスがついていた。ポテトフライにうずまるようにポークがいる。

かなり大皿 全部食べられなかったわ

ポルトガルのメイン料理には、必ずポテトかライスが一緒に乗っている。

 

軍事博物館

ここもアズレージョ

 

景色をどうぞ

 

ファド博物館の前で、ファドを歌うプロ。 

坂道のなぜか懐かしい街に、哀愁を帯びた旋律がとても似合う。

                    

幅1メートルもない階段

 

 

坂道。 坂道の途中に傾いたべンチがある。 

座りにくいだろうな。 でも疲れた時はありがたいわ。

 

こんな所を歩いていくと・・・・

 

テラスに出ました。

 

絶景

 

         

 

サン・ジェルジェ城

  ユリウス・カエサルの時代、ローマ人によって、要塞として建設されたそうだ。

  その後、居住者は変遷して行った。こんなに古いお城は見たことがない。

 

大砲を設置した砲台

 

いよいよ城郭の中に入ります

 

右の標識、 「落ちても知らないよ」 「自己責任で気を付けてね」 という意味かも。

確かに危ない所にも手すりや柵が少なかった。

左のように広い道もあったが、狭い怖い道が沢山あり、バランスの悪い私は歩けなかった 

ローマ時代に作られたと思うと、ドキドキしてくる。

疲れたので、コーヒー。

クジャクが放し飼いだった。

 

帰りは市電で。

この市電が曲者だった。 (前回参照)

この後、いろいろな所に行きますが、文句なく、サン・ジェルジェ城が、ポルトガル1番の観光地だった。

スリも多いはず~

 

サンタジェスタのエレベーター

  20世紀初めにエッフェルの弟子が作ったエレベーターが街の中にある。

  エレベーターを昇り、上で降りるとビルに直結、ビルの正面に廻ると、あら不思議、なぜか1階

  坂道の多いリスボンならではのエレベーターです。

  内側、クラシックでしょ  外観は工事中で撮れなかった。

  この少し前に、外務省に勤めていて、日本にも行った事があるというおじさんが話しかけてきて、

  このエレベーターを教えてくれた。 「今なら人が少ないよ」って。 

   [not many people]・・・・中学一年生の会話力の私にもわかる英語で

   親切なおじさん(おじいさん)でした

                 

 

 

更に階段を登ると、リスボンの夜景が見えた。

ここまで来るにはさらにお金を払うので、見物人が少なかった。感激

 

この後、スリに気が付き、ホテルに直行。

レストランに行く気力もなくなり、夕飯は日本から持ってきた、お煎餅

 

この日の天気は雨が降ったり止んだりでした。 

 

 

 

 

  

 

 

 

        

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ポルトガルから帰国

2014-10-21 00:06:57 | 海外旅行

 昨日帰ってきました。

ポルトガルっていったい何があるのだろう?

知っている事と言えば、種子島にポルトガル人が鉄砲を伝来した事、

金平糖と、カステラはオランダ語? ぐらいの薄っぺらな知識のみ。

 知らないから、却って面白そう。

今回も娘と二人、あれこれ探検してきました。

 

 ポルトガルは、どこに行っても坂道と石畳の世界でした。

今行ってよかった♪ 歩いて歩いて、美しい景色を眺めてきました。

数年後なら、石畳の坂道に、膝が悲鳴をあげた事でしょう。

そして、人が優しく、食べ物が美味しい・・・・・今回は郷土料理食べつくしの旅でもありました。

でも私達、胃袋が小さいので、沢山は食べられず、毎回違う料理に挑戦!!

ローマ時代の遺跡も沢山あり、古くから発展していた国だと実感しました。

まだ写真の整理もできず、ぼちぼちと、ブログアップしたいと思います。

 

 お義父さんは、元気だったようです。

いつも夫と行く床屋に1人で行ったらしい♪♪

私がいないと新しい事に挑戦するのかしら?

頼める人が傍にいないと自立するのかしら?

とにかくホッと安心!!

 

 

  ところで、ブログを書き始めると書きにくくなってしまうので、最初に書いておきますね。

スリに遭いました!!

比較的安全と言われているポルトガルでやられてしまいました。

時と場所を選ぶ手口が実に巧妙。

道を聞くふりをしてとか、服にアイスクリームを付けて謝るふりをしてとか、新聞紙を手に持った子供が寄ってくるとか、

人ごみはダメとか、一通りの犯罪の手口は知っていたつもりですが、今回の手口は聞いたことがない!!

 

 初日、夕方、首都リスボンで一番人気の観光地サン・ジョルジュ城のそばの市電(路面電車)の駅。

雨が降り出し、帰宅、あるいは雨宿りできるところに行きたくて、市電は大混雑。

乗れなくて、数台見送った後に来た電車に乗ろうとしたら、太ったおばさんが横入りしてきて、

車掌と何やら話し始めた。

太っているので入り口をふさぎ、邪魔で、電車に乗れない。

早く乗りたい乗客は入り口に押し掛け、押しくら饅頭状態。

やっと乗ったけれど、まだ、おばさんは車掌に何か言って、入り口をふさいでいる。

その後は 「早くどけ!」とか「何してるんだ!」・・・・とか(たぶん) 言い合う声がして、やっと市電が出発。

 その時、娘のリュックの外側の留め金が外れているのに気付いたけど、内側は閉まっていたので気にせず次の目的地へ・・・・

 

そして、気づいたのは夜、私の財布を出そうとしたら無かった!!

斜め掛けバックを前にし、押さえていたのに・・・・ チャックが後ろ側にあったのがマズカッタ!!

娘の財布も盗まれていた!!

リュックには沢山荷物が入り、その下の下の底に入れておいたのに・・・・

太ったおばさんが、入り口をふさいで注意をそらし、その間に仲間が盗んだらしい。

スリの集団がいたようです。

太ったおばさんはかなり長い時間入り口で粘っていたので、私達以外にも被害者はいるはず

私は110ユーロの現金のみの被害だったけど、娘はユーロと日本円全部で、真っ青!!

 急いでホテルに帰り、娘はカードを止め、保険会社にも連絡。 (現金の保証はナシだそうです

次の日、一応警察で被害届を出しました。

 

 被害届を出して、この件終了!!娘の切り替えは早かった!!

「私ら、文無し」   

と言って、楽しい旅を続行しました♪

 

 

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9月・10月の芝居 ジュリアスシーザー初日

2014-10-09 13:06:30 | 芝居

私の趣味の世界なので、適当にスルーしてね。

 

9月

      

9月11日 パルコ劇場 作・演出 三谷幸喜

         娘が婚約者を連れてくることになったが、婚約者は自分の父親よりずっと年上のおじいちゃん。

         婚約者が大好きな娘・・・・でもショッキングな事実を告げられないまま、婚約者が家に来てしまう。

         さあ大変!!

         父親は娘の婚約者の父親がやってきたと勘違いし・・・・・・

         あとでやって来た婚約者の息子は、娘の母親を結婚相手と勘違いし・・・・・

         嘘が嘘を呼び、報復絶倒の、ホームコメディ。

 

          三谷幸喜の傑作と聞いていたが初めて見た。

          ここまで嘘が嘘を呼べるのかと三谷さんの頭の回転の良さに舌を巻いた。

          笑いっぱなしでした。

          初舞台の竹内結子がキレイ。スカートを翻しながら階段を下りてくるだけでほれぼれする。

 

 

          

9月15日 国立劇場で文楽 「双蝶々曲輪日記」 ふたつちょうちょうくるわにっき

         偶然、ラッシーママさんと府中芸術劇場で見た演目の文楽パターン。

         染五郎と幸四郎で10月の歌舞伎もある。

         演目が重なる時は重なり、見るたびにポイントがわかるようになり、理解も深まっていく気がする。

 

          

 

9月17日 新国立劇場 「三文オペラ」 作・ベルトルト・ブレヒト

         出演・池内博之、ソニン、島田歌穂、 石井一孝

         ブレヒトの3文オペラは、私でも名前を知っているくらいに有名だが、

         なんだか小難しそうで敬遠していた。

         でも、たまには島田歌穂の歌が聞いてみたくなり、チケットを取った。

         ソニンて、動きもいいし、歌が上手なのね。知らなかった!石井一孝は勿論上手。

         池内博之の 泥棒の親分で色男という役柄は、彼にぴったり、適役。 堂々としているのも良い。

         でも残念なことに、歌がイマイチ。 周囲が上手すぎる人たちばかりなので仕方ないのだけど。

         思った以上に、19世紀の下層社会の猥雑さと逞しさが出ていて面白かった。

                   

 

10月

10月7日  一昨日・初日です。

        埼玉芸術劇場・彩の国シェイクスピア・シリーズ第29弾 「ジュリアス・シーザー」

             

 

          蜷川さんのシェイクスピアシリーズは時々見る。

          最近の蜷川さんの作品は、私にはわかりにくいのが多くなり、シェイクスピアシリーズが

          一番安心して見る事ができる。

          演劇クラブという会でチケットを取ったのだが、これが大当たり

          いつもはS席なのに2階の端っこなんて事があり、同じ料金払っているのにこんな所?と恨みがましく思っていた。

          今回、真正面のど真ん中。

 

          公演中なので詳細は語れないのですが、階段状の大きなセットが舞台をしめ、そこに人々が集い、語り合い・・・

          オープニングが圧巻 目にも鮮やかな変化

          そして2手に分れ出演者たちが舞台から客席に向かい行進する。

          私の席から左横2、3メートル先に 阿部寛が、吉田鋼太郎が通る・・・

          右横を見れば、まさに藤原竜也が・・・・・

          俳優たちのオーラを全身に感じる瞬間に、気持ちが浮き立つ。

 

         ストーリーには触れません。

 

         私の前の男性が、鑑賞中、頭をピクリとも動かさない。

         背の高さも体型も普通のおじさんという感じだったが、休憩時間、そこに人がやってきてあれ?と思った。

         よく見たら、市村正親さん。 オーラを消していた。

         そういえば、映画「テルマエロマエ」で ハドリアヌス帝を演じ、阿部寛と共演していたっけ。

         藤原君と、市村さんの二人芝居も見たことあるなぁ。

         アンコールでは誰よりも真っ先に立ち上がり、惜しみない拍手をしていた。

         同じ仕事をする仲間を称賛する姿が、立派でした。

 

         シーザー崇拝者としては、英雄の描き方に疑問があるし、

         主人公のブルータスが、庶民の味方として描かれるのにも疑問がある。

         私は、ブルータスを元老院におだてられ、恩をあだで返す愚か者と思っていたのだが・・・・こんな見方もあるのね。

         頭の中は塩野七生さんの「ローマ人の物語」のジュリアスシーザーの項を一生懸命思い出していた。

         けれど、阿部寛と藤原竜也の豪華絢爛な芝居は見る価値大いにありだった。

         彼らの声の出し方、立ち姿、思い出すだけで、ドキドキしてくる。

         藤原竜也君、15歳の初舞台から見ているけど、舞台俳優として、毎回成長している気がする。

         阿部寛・・・この人の初舞台も見ているけど、今も素敵!!

 

 

   明日より、娘とポルトガルに行ってきます。

   オビドスという、古い街で、お城に泊まるのが楽しみです。

 

   ここ数日、旅行中の義父さんの食事やら、いろいろ準備しています。

   去年は、トラウマになるようなことが沢山あり、逃げ出すように旅行に行きました。

   もちろん、弟達にも頭を下げて来てもらい、食事も4日分ぐらい作っていきました。

   

   それと比べると今年は楽。自分でコンビニに買い物も行けるし、セブンミールでお昼も頼みました。

   留守中いろいろ心配していたら、お義父さんに

   「目標があるんですよ」 と言われました。

   年寄りが、目標なんて言葉を使うなんて ドキッ!! 亡くなる時の話とか、悪いこと考えますよね。

   でも違っていて、コンビニで、食べてみたいお弁当があるんですって

   夫と二人で休日に買い物に行くのも楽しみらしく、

   お義父さんなりに 私の留守を楽しむようで、嬉しくなりました。

 

 コメント欄は閉じますね。 ではまた、ごきげんよう。

 

            

 

 

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久々の着物・フランス料理・大森散策  

2014-10-09 00:03:31 | 散策

8回忌旅行から帰ってもう半月。

少し前のお話よ。

 

 久々の着物 

      

9月の15日に着ました。

9月だけど、透け透けの真夏の着物の絽です。

真夏は暑すぎ、絹の着物を汗だらけにするのが忍びなくて・・・・・

実は全身頂き物なんです。

初夏に、あなたなら似合いそうだからと、年上の方から帯と着物を頂きました。

帯締めと帯揚げは去年頂頂いたものがピッタリ。

帯も着物も萩。贅沢なセットです。

こんな贅沢な夏の着物、自分でオーダーすることはないでしょう。

美しい絹の染物を身にまとう幸せを感じました。

 

 友人からご招待 

私は多分、さみしがり屋で、人が好き。

週に何回かは友人達と会ったり、お喋りしたり、趣味の会に行ったりしないと落ち着きません。

でも、ブログ以外の友人の話は、あんまり書いていませんね。

今回は珍しく友人の話。

 

 9月の上旬ですが、中学時代からの親友からランチのお誘いが。

キッチンを改装したので 新しいキッチンでフランス料理をと・・・・・

          

写真が面倒な事になってうまく取りだせず、携帯写真1枚しかないのですが、お洒落でしょ?

前菜、スープ、野菜だったかな、メインは牛肉のワイン煮、そしてデザートのクレープ、コーヒー。

牛肉のワイン煮が絶品、柔らかくて香りがあって、今まで食べたどのワイン煮よりも美味しかったわ。

ワインはコルシカ島のワインだそうです。

ずいぶん時間が経ってしまって、細かい所を忘れてしまったけど、

赤いキッチンで作って下さったお料理を味わう贅沢な時間は、忘れられないわ。

キッチン改装後、初めてのご招待なんですって。

光栄です。有難うございました。

 

 10月2日Sさんと大森散策 

ブログ友のSさんが、テレビの 「大森特集」 をみて、「行ってみたいわ」 と。

大森は私の生まれ育ったところ。

東京以外の方にはなじみが薄いかもしれませんが、東京23区の海沿いの一番端っこ。神奈川の隣。

さて、散策するにはいったいどこがいいのでしょう?

名所はあまりないし、大森貝塚は何にもないし・・・・・バスのコースを考えつつ、知恵絞りましたよ。

まぁ絞ってもたいした所はないのですけどね。

 

駅からバスに乗って大田区立龍子記念館へ。(上の段の写真)

ここは日本画家、川端龍子の美術館。元自宅とアトリエがあった所です。

 

義経が大陸に渡りジンギスカンになった義経伝説や、手下の猿に囲まれた孫悟空とか、壮大な物語中心の展示でした。

入場料が200円。年齢聞かれました。65才以上は半額?と思ったらナント無料でした。

大きな絵がゆったりと飾ってあり、絵の世界に浸れます。

途中4人グループのおば様たちがう騒々しかったけど、直ぐに退出してくれてラッキー。

アトリエと庭園をSさんに見て欲しかったのですが、公開時間が決まっていて、見られず残念。

その後駅近くに戻り、「葡萄屋」 という所でランチ。

ここは、外観に似ず、焼き鳥屋さんです。  

テレビで紹介されていたジャン丼を。 甘味噌をがポイント。

鳥の焼き具合が絶妙で皮の焦げ目が美味しい。

この店、私が子供の頃からありました。 もちろん石の駱駝も。

 

          

またバスに乗って、池上本門寺へ。

この階段、煩悩の数の108段と思っていたら、90段ぐらいでした。

 

日蓮上人の入滅の地に寺を建てたのが始まりだそうです。

東京で一番古い五重塔と、10月のお会式が有名。

 

美味しい葛餅をと思っていたら、目当ての店はお休み。

でも、甘味所でお茶して、ノンビリした一日が終わりました。

楽しんで頂けたかしら?

可愛いほおずきを頂きました。

          

          籠につけましょ 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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友人8回忌・愛知堪能の旅 その3

2014-10-02 00:30:36 | 旅行

22日 3日目

 

国宝 犬山城 別名 白帝城

すっきりと秋晴れ。

今回の旅行でどうしても行きたい所があり、犬山城はパスしようと思っていたけれど、

息子がどうしても行きたいという。

ならば…・9時の開門前、チケット売り場で1番に並び、天守閣に登った。

空いていて、ユックリ堪能できた。

 

 この天守閣の建てられたのは1573から1592年頃、あるいは1600年あたりと諸説ありますが、

現存する天守閣の中では最も古いと言われています。

江戸時代以前までめまぐるしく城主が入れ替わりましたが、江戸時代に入り、代々成瀬氏が受け継いで幕末を迎えました。

                                             (パンフレットより)

                                

 

ハハッ 息子とツーショット。 息子も年とって、二人でも照れずに写真に収まるようになったわ

仕事の上で一番忙しい時期は過ぎた?ので、「そろそろ 身を固めたら?」 なんて言いたいけれど、言えないものです。

山の上にあり、見晴らしの素晴しさ、天下一品の天守閣

 

博物館・明治村

 犬山から車で20分、敷地面積100万㎡の場所に明治の建物を移築している。

現在その数67棟、重要文化財が10棟。

明治村についてはホームページをどうぞ

 

 若い時から名前だけは知っていて、特にフランクロイド・ライト設計の帝国ホテルが移築されると聞いて

いつか行こうと思っていた。

幾星霜、白髪が目立つ年齢となりやっと行く事ができた

 

 明治、大正の建物、特に西洋館が大好きです。

日本建築の技術的到達点が明治初めと言われています。

少なくなりましたが明治時代の素晴しい和風建築が 今も各地に残されています。

技術が最高潮に達したにもかかわらず、時代は西洋文化を取り入れ、追いつこうと必死の時代。

建築においても、西洋化の波は免れず、日本の木造建築の高度な技術を持つ大工さん達が、

見よう見まねで西洋館を作り、擬洋風建築という、洋館とは少し違う建物を作っていきました。

その他に外国人の建築技師を雇い、本格的な西洋館も建てられていきます。

明治、大正時代の建物は、実に混沌としていて面白いのです。

 そして、建てた人達の意気込みを感じます。

西洋に追いつく西洋館を建てたい! 和風建築の最高を極めたい! 地方だけど、西洋館を建ててみたい!

明治、大正の建築を訪れると、その意気込みがひしひしと伝わってきます。

技術力の高さ、真面目さ、材料を見分ける目、日本人の素晴しさを感じる瞬間でもあります。

 

 時代の波に押され、次々と古い建物が壊される中、明治村に移築して後世に残す・・・・素晴しい事ですね。

この村を考えた方達の見識の高さを尊敬します。

帰ってきて、知り合いたちに明治村の話をするのだけど、知らない方が多く、意外でした。

 

では写真で紹介

帝国ホテル正面外観

内部には当時の家具も残っている。

 

 

川崎銀行本店 展望タワーを残し、建物は斜めにカットして移築。

 

天童眼鏡橋 その上をレトロバスが走っている。 

村内は広いので、バスに乗り、好きな場所で降りて見学するのが効率的 (一日乗り放題500円)

このほかに路面電車や、蒸気機関車が走っている。

ちなみに路面電車は、「花子とアン」 で、撮影に使われた。

 

聖ザビエル天主堂 (東京中央区)

 

                

呉服座(くれは座、と読む) (大阪府池田市) 重要文化財

通常、中には入れないが、丁度案内時間に当たり、10人程度で中に入り、説明を聞いた。

客席一桝に4人入るそうだ。

下は、舞台下の奈落。 暗くて、ワクワク感あり

 

宇治山田郵便局舎 (重要文化財) (三重県伊勢市)

この中から郵便を出すことができる。

最初に築された16棟のうちの一つ

 

 北里研究所本館医学館 (東京都港区) は「花子とアン」の修和女学館として使われたそうだ。

そうそう、こんな建物だったわ 

        (夫の携帯に写真がありました。 追加♪)

 

このほか、西郷隆盛の弟・西郷従道邸、森鴎外・夏目漱石邸などなど、見所沢山

とても一日では無理

また来る機会はあるかしら。

 

思いを残して4時ごろ明治村退出。ここで息子と別れ

浜名湖沿いの三ヵ日のホテルに。

 

23日 4日目

朝日 ホテルの窓から

どこにも寄らず、8時半ごろに帰宅の途に 

浜名湖の休憩所は散策路まであって美しい。

 

 これで長旅終了です。

運転手が一人なので、前泊あり、後泊ありで、なるべく夫の体に負担をかけないドライブでした。

読んでくださって有難う。

 

一昨日から酷くお腹の調子が悪く、

今日、医者に行ったら、私もウィルス性胃腸炎と診断されました。

3つ前のブログで、「わが家は無事」と書いたけれど、実は1週間ほど前から少し不調。

すぐに治ると思ったけどダメ。

皆様も風邪にご注意ね。

 

コメント (10)
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