やっと梅雨が明けました。
28日、29日はたまった家事と、買い物と歯医者。
夫は草むしりと網戸洗い。
私はシーツや布団カバー、トイレや台所マット、暑くて着られなくなったGパンや、上着やブラウス。
昨日から手当たり次第に洗濯してます。
何を洗っても、カラッと数時間で干しあがってしまうのが嬉しい。
でも1階と2階を上下していたら、何だかクラッときました。
急いでアクエリアスと麦茶とおやつを食べて回復。
・・・・危ない危ない、熱中症に気をつけないと取り返しのつかない事になる
大津から帰りバタバタしていました。
太極拳、映画、3年ぶりの我が家の納涼ビール大会。
26日 ドキュメンタリー映画「えんとこの歌」
友人からおススメのlineが入り、夫と二人で最終日に見に行ってきました。
「えんとこ」は遠藤滋のいるトコ、縁のあるトコ、ありのままの命を生かしあいながら生きるトコ。
遠藤滋は、35年間寝たきりの歌人。現在70歳。監督・伊勢真一は遠藤の学生時代の友人。
介助者の力を借りて生きる遠藤滋の日々を3年間にわたって追ったドキュメンタリー。
やまゆり園の大量殺傷事件の後、20年ぶりに会いに行った遠藤は脳性麻痺の障害が進行し、
食べる事も喋る事も困難になっていた。しかし一方で遠藤は50代後半から短歌を読むようになり、
心の叫びを言葉に託す日々を送っていた。 (監督の言葉より)
ポスターを見て下さい。
この眼の光、積極的に生きようとする者の眼であり、澄んでいて力強い。
彼は障害者として初めての養護学校の教員となったが障害が進行し辞めざるを得なかった。
そして寝たきりになって35年、
感想は上手く書けないのだけれど、彼の生きようとする力強さに圧倒されるばかりだった。
諦めない姿勢、表現する意欲、まさに挑戦者の姿にみえる。
ドキュメンタリー映画は「テーマありき」の場合が多いのだが、
この映画は淡々と遠藤と介助者の心の交流を追い、何を感じるのかは観客次第という感じ。
遠藤の生きるエネルギーに照らされた若者たちの人生も ほのかに見えてくる。
監督の眼差しが優しく,そんな人柄だからこそ、この映画が撮れたのだと思った。
地味な映画ですが、考えさせられることも多く、機会があったら、いろいろな方に見て欲しいと思いました。
短歌の紹介
自らを他人と比ぶることなかれ 同じいのちは他に一つなし
いくばくのいのちや知らず されどわが恋する心溢れてやまず(遠藤さんは恋もしてます)
自らのいのちに立ちて生きあえる 絆を求め我は生き来し
死傷者は46人に及びたり 異例のことに氏名明かさず(やまゆり園の事件に関して)
27日 ビヤホールで恒例納涼ビール大会
3年ぶりにビヤホールで乾杯。家族が一人増えてます。
皆忙しく、なかなか集まれないので、
「そごう」や「三越」のビヤホールで毎年納涼会を開いていてましたが、ここ2年はご無沙汰。
今年から再開です。場所は我が家新規開拓の上野精養軒ビヤガーデン。
ランチが美味しいので選んでみました。
都心とは思えないほど緑が多く気持ちが良い。(正面は不忍池)
6時になるとビルの真下にある鐘つき堂からゴーン、ゴーンと趣ある音も聞こえ、
ビアガーデンらしからぬ風情。
1時間半ほどで切り上げ、ナイトミュージアムへ。国立博物館の夜は初めて。(金曜日土曜日は21時まで開館です)
三国志展は以前に見たので今日は常設展へ。
ドーモ君が一人寂しくしていたので、皆で抱き着いたり
写真を撮ったり・・・・酔った勢いね。
埴輪を見たり、兜をかぶる体験したり、常設展をぐるぐる。
この時間空いていて好きな作品の前でのんびり眺めたり・・・・
そうそう若い女子たちに人気だったのが刀剣コーナー。刀剣女子が流行っているらしいですね。
特に国宝「三日月宗近」の前には順番待ちして一緒に写真を撮る女子たちがいました。
(三日月宗近は、秀吉の妻高台院が、2代将軍徳川秀忠に譲ったもの。)
確かに美しい~~ スッパリ切れそう。一つ知識が増えました
偶然トーハクbeer・nightが開催中で、更にビールを飲んだり、氷を食べたり、コーヒー飲んだり、
夜の解放感を楽しみました。
また来年皆で集まりましょう