そうそう、掃除機の件、報告が遅れましたが、夫が針金ハンガーを長く伸ばし、
先端に引っ掛けて中のハンカチを取り出してくれました!無事開通!!
こんな時にいつもは絶対に役に立たない夫が今回大活躍!よかったよかった!
5月12日、友人が懸賞で当てたチケットで、美術館に行きました。
彼女は懸賞名人。よくあたるそう
最近美術展の券に応募するようになったそうで、私もおこぼれを!ありがとう!
ちょうど前日、「美の巨人達」でフランク・ブラングィンの特集をしていました。
少し解予備知識があると楽しいですね。
あの絵が見たいとか、作家の変化を見たいとか、あの色が見たいとか、
鑑賞のポイントを決めていくので、絵に親しみを感じてしまいます。
人が少なかったので、二人でゆっくり見ました
「海の葬送」という作品が静かで、作品の中の人物達の悲しみと戸惑いが
しっかりと伝わってくるいい作品でした。
フランク・ブラングィンは松方コレクションの松方幸次郎に絵の才能を見込まれ、
海外での絵のコレクションを任された人物です。
今の西洋美術館のコレクションは、松方幸次郎と、フランク・ブラングィンの協力で
できたものといえるでしょう。
並ならぬ才能ですが、画壇からは忘れ去られていて、最近また見直されてきたそうです。
絵を見て気が付いたのは全く女性が描かれていないこと!
若い頃ウィリアム・モリスの工房にいて、アールヌーボーのデザインの世界にどっぷりつかっていたはずなのに、
描くのは海の上の男達、造船所、働く男、異国趣味の饗宴、などなどの男達。
人物は今にも動き出しそう、そして何を今考えているかも想像できそうな繊細な表情。
こんな表現力豊かな作者が一枚でも素晴らしい美人画を残していれば
世の中から忘れ去られることもなかったのでは?
男性も女性も美人画は大好き。
むくつけき男達ばかりだと飽きられるのかとも思いました。
その後は、西洋美術館内部にあるレストラン「すいれん」でランチ。
お肉のランチが、おいしかった~。
修学旅行生達が美術館に来ていた。
最近の修学旅行はいいところを選ぶわね。
上野の桜並木も今は新緑が美しい。
さてと・・・・・ここまではいつもと同じ文化的な散策?
このあとは芸大の音楽堂に行ったり(開いている日は)、国際子ども図書館に行ったり、不忍池や岩崎邸、
湯島天神などに行くのが静かないつものコース。
ところが、彼女はアメ横に行くとの事
彼女は実は大変な買い物上手。
食品でも衣料品でも、いいものを安く手に入れる達人。
達人に連れられて、初めてスポーツ用品店に入りました。
夫の夏用トレーニングパンツ。 845円。メーカー品です
これを買うまでがすごかった!
イケメン、細めのお兄さんにウェスト91センチのが欲しいと言ったら、
「XOサイズですね。確か一枚あったはず」と、大きなフロ桶ほどもあるダンボールの
中を探してくれました!!
段ボール箱は5個!!
両手で1回に4、5枚のパンツをつかみパッパッツと脇によけ、
一つのダンボールが深いのでパンツが少なくなると頭を突っ込み探してくれる。
そのスピードは穴を掘る怪獣のよう。
終わると次のダンボールに取り掛かる。その繰り返し。
トレーニングパンツの数は何と1000枚
時間にして15分から20分、全部見てくれました。
もういいと言ってもまだまだと決して妥協せず見上げた根性です。
その間も、このパンツの色違いがほしいとか、このサイズが欲しいという声がかかると
私のを探すついでに要望の品を探し出す手腕はまるで手品。
友人も希望の品を2つ彼から手に入れました。
結局目指すサイズはなく、ワンサイズ大きいのがみつかりました。
彼のプロ根性に圧倒されました
探しながらの彼にいろいろ聞いたら、仕入れのときに種類それぞれのサイズを
見ておくそのだそうです。
だから色や種類でどのサイズがあるか一目でわかるそう。
すごいな~、プロだなぁ~
ものすごい、イベントを見学したようで、私まで興奮してしまいました。
お兄さんごめんね。買ったのがたった一枚で
*註 お兄さんはおとなしめのジャニーズ系
パンツの計算式 定価×8割引×割り引券持参×当日の割引で、
5900円×0.2×0.9×0.8=850円となる。
最後の0.8はできるものとできないものがあるらしい。
メチャクチャな割引だった
最近の和裁教室に来て行った着物。
庭の片隅