今日は平成最後の日です。
数日前からテレビは毎年恒例の「ゆく年 くる年」状態。
ついに今日は「ゆく時代 くる時代」と題した番組もあり、
チラ見しながらブログを書いていますが、あんな事こんな事、あったなぁと感慨深い。
時には胸締め付けられる報道あり、一体となって喜びの歓声を挙げる瞬間あり、いろいろでした。
個人的には、意思をもって行動したのが私の平成です。
転職し、好きな仕事を追求し、リストラに遭い、個人事業主としてあがき、ようやく軌道に乗ったら、病気。
悔しくも他の道を見つけざるを得ない状態となり、普通に見えるための手術を繰り返したのがこの13年間。
そして3人の介護と身近での看取り。
それでも家族が平和でいられたことは得難い事と思っています。
ブログや趣味で新しい友人も出来ました。
最も充実し、思い出深い平成が終わります。
令和の時代は私と夫の老後と重なるでしょう。
無事に過ごせますように
そうそう、娘の会社では10連休前の帰宅で、「良いお年を」・・・の言葉が飛び交ったそうです。
なるほど
インドネシア旅行 1日目 ジョグジャカルタへ
友人と7時前の空港バスに乗り、11時45分羽田出発。
ジャカルタまで約7時間半、その後飛行機を乗り継ぎ古都ジョグジャカルタへ(所要時間1時間半)
夕食後ホテル着23時(日本時間24時)
友人は17年ぶりの海外、そしてまだ仕事をしているので、近い国、短期間、そして行き先お任せのツァーを選んだ。
私もインドネシアは初めて行く。
タイトルは「インドネシア2つの世界遺産とリゾートバリ島5日間」
何だかゆったりした旅を想像しますね。 ところがところが・・・・ハードでした。
5日の内前後の2日は飛行機だし、移動も多いし。
いつも海外はフリーで行くため団体旅行に馴染めるか?と思っていたのですが、
旅慣れた方が多く、皆フレンドリーで思いのほか楽しかった。
この日、一番の冒険はジャカルタで国内交通に乗り換える時だった。
現地で案内人がつくので、ジョグジャカルタまでは自力で行く。
旅行会社から、国際線を降りた階から一つ上の階に行けばすぐ国内線と説明されていたが、
迷いに迷い、ゲートにたどり着くまで何と6回も人に聞いてしまった。歩いた歩数はこの空港だけで7000歩。
こんな大変な乗り換え初めて
ジャカルタ空港、わかりにくい。
ジョグジャカルタで食べた最初のインドネシア料理・ナシゴレン(辛みのある炒飯、真ん中のケーキ状のもの)
2日目 ジョグジャカルタ
このツァーを選んだ理由はジョグジャカルタがどんな所か見たかったため。
インドネシアの古都であり、仏教、ヒンズー教、イスラム教、の王国が栄えていた。
(現在インドネシアは90パーセントがイスラム教だそうだ)
昔若い知り合いがここでバティック作りを習った。
(インドネシアのろうけつ染め。昔日本ではジャワ更紗と呼ばれていた。
ジョグジャカルタのバティックは王宮文化にちなんだ伝統的模様が特徴。)
そして、1000年も埋もれていたボロブゥドールの遺跡を見てみたい。
ホテルは、シェラトン・ジョグジャカルタ。 豪華です。
食堂から見えるプール。朝から泳いでいる人たちがいる。
朝食のバイキング
ホテル内を散策。 部屋のテラスから見える庭。
ゆっくりと滞在したいホテルだけれど、残念ながら1日だけの滞在。
バスで 世界遺産ボロブドゥール遺跡へ
世界3大仏教遺跡の一つであり、精緻な壁画が回廊を取り囲んでいる。
8~9世紀にかけ50年の歳月をかけて建造されたが、なぜか1000年もの間火山灰に埋もれていた。
高さ34.5m正方形の1辺が123mに及ぶ世界一の大きさの仏教遺跡だそうだ。
遺跡の周囲にある商店街。お土産物をもって追いかけてくる。危ない危ない。
彼らも生活があるのよねと 帰りに一つ買ってしまったら、カモと見られ次々追いかけてくる。
友人が怒って追い払ってくれた。感謝。
遺跡正面入り口。
写真ではわかりにくいが、このような回廊が4段、基壇の上に載っている。
回廊にびっしりと埋め尽くす彫刻は、大乗仏教の教えを説くもの。
ブッダの生涯などが、精密に彫刻され、1460の仏教彫刻のパネルがはめ込まれているそうだ。
カンボジアのアンコールワットの彫刻より深く精密に彫られている。
第4回廊の上に行くと、ストゥーパと呼ばれる釣り鐘型の遺跡がある。
72個もあるそうで、ひし形や正方形の窓から覗くと仏像が見える。
けれど、殆どが体のみで首のない仏像ばかりだ。
真ん中の窓のない大きなストゥーパは無限を表すと言う。
景色が良くて気持ちよい風が吹く。
裏から見た全体像。正方形の基盤がわかりますね。
1814年、イギリスから知事として赴任したトーマス・ラッフルズにより発見されたが、
遺跡を覆う樹木などで発掘作業は困難を極めたそうだ。
公園では像乗り体験(1回300円ぐらい。安い!)、若者の踊りなどのサービスがあった。
バティック工場へ
蝋引き実演。 後ろにある作業途中の布は完成まで2、3か月かかるそうだ。
もちろんそんな本物は髙いので買わず、1700円ほどのプリントのバティックを買った。
ここの店員さんに頼み、良いバティックも沢山見せてもらい、楽しい勉強となった。
(昔お付き合いで友人から高価なバティックを買ったことがあり、いまだに使えずにいます)
プランバナン遺跡
ここはまだまだ発掘中の9世紀のヒンズー教の寺院。
この塔の様な寺院群が無数に建ち、その一つ一つの中にいろいろな神が祀られている。
暑くて、階段の上り下りに疲れ、あまりよく説明を聞いていなかったが、
まだまだ発掘途中であり、全体が現れるとボロブドゥール遺跡より巨大なものが現れるそうだ。
それぞれの塔(神殿)の中にはシヴァ神、シヴァの息子のガネーシャ(像の頭の神)シヴァの妻などが祀られている。
塔の中の一つにあったシヴァ神の乗り物の牡牛。
日本の菅原道真を祀る天神様にいる牛と同様、なでるとご利益があるそうだ。
この寺院一の美男子。イケメンというより、美男という言葉が似合う。
この転がっている石を一つづつ組み合わせ塔を復元していく。
気の遠い話だ。
夕方なので薄暗かったのが残念。
その後ジャコウネココーヒー屋に行ったり夕食を食べたりで、ジョグジャカルタを20時45分出発。
バリのホテル到着24時。
荷物の整理をしたりで、寝たのは午前1時半。少々疲れ気味です。