気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

母の経過報告 その2 復活編

2012-12-28 00:22:59 | 

 いろいろありましたが、退院して5日。

 

何と、復活しました。

昨日まで、3日かけてベビーフードを一瓶食べていましたが、

今日一日だけで、2瓶近く食べました

顔色もよくなっています。 血圧脈拍安定。

10日前は スプーンの食べ物を口に持っていっても、口を閉じるか、全くに飲み込まないかどちらか・・・・力なくグッタリでした。

訪問の医師も、最悪の状況を覚悟していたようです

それがよくぞここまで回復   驚きと尊敬の念で母を眺めています。

 

私も毎日詰めっきりだし、ホームの人もひっきりなしに声をかけてくれます。

いろいろな人のエネルギーを吸収して生き延びています。

 

母は強し

 

  皆様、今年1年このブログに来ていただいて有難うございます。

  来年もよろしくお願いいたします。

  少し明るい話題で締めくくることが出来、嬉しく思います。

 

 

 

 

 

 

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母の経過報告

2012-12-23 22:59:41 | 

皆さま温かなコメント有難うございました。

気持ちが柔らかくなります。

 

 昨日母が退院しました。

 

特に治療はなく、点滴を3日間受けました。 一応病名は脱水症。

看護婦さんは、数日ぶりに口からとろみ水をゆっくりと飲ませてくれたり、話しかけてくれたりでとても親切。

でもお医者さんとはいろいろあり、母の施設の人と、「絶対のこの病院で死なせるわけには行かないわ」と

二人で興奮して話したものです。

入院した3泊4日は最初の日こそ目も明けず、体も動かずグッタリでしたが、

次の日から目をパッチリあけ、私や、お見舞いに来た妹や従妹をジッと見つめていました。

毎日5時間くらいお目目パッチリ状態で起きているので、疲れないかと心配するほど。

そして昨日の退院後はますます元気。

我が家の家族と妹家族が全員集合でしたが、皆を見比べ、頭を持ち上げようとし、施設の人を目で追い・・・

頑張ってました。

もう普通食は無理ですが、栄養補助ゼリーを少し食べています。

施設の人達も母の周りに集まり声掛けしてくれたり、少しでも長生きできるような方法を考えてくれています。

 

きょうは娘、息子がまた来てくれて、母の手を優しく握っていました。

こども達もいざとなると優しいのね。

母の周りは静かで穏やかな時間が流れています。

 

しばらくコメント欄を閉じさせて頂きますね。

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ねむの木のこどもたちとまり子美術展

2012-12-21 11:09:31 | 

 今年も残すところあとわずか。

すっかりブログと離れていましたが、今日やっと時間ができました。

いろいろ記事にしたいことはありますが、すべてカット

これだけは・・・・という事でご覧ください。

 

12月1日 夫と都内紅葉見学に出発

 

そうあの超有名な神宮外苑の銀杏並木。

この時期に必ず紹介される所なので、またかと思われた皆さん

ここからが違うのです。

 

伊藤忠青山アートスクエアです。

伊藤忠の基礎を築いた2代目社長・伊藤忠兵衛がねむの木学園を支援した関係で、

ねむの木のこどもたちとまり子美術展が開かれています(25日まで)

私はねむの木学園の展覧会は3回目。

行くたびに身をゆさぶられるような感動に包まれます。

                 

何と、まり子さんにお会いする事ができました。お元気そうです。

6年ぐらい前の展覧会で、展覧会のカタログにサインして頂いたのですが、

その時は本当に大儀そうで顔色も悪く、心配していました。

毎年、学園のカレンダーを買っている事、サインして頂いた本は今は亡き、病床の親友に送って

喜ばれたことなどを少しお話しました。

 

そのあと、何と何と、学園の皆さんのライブが

まり子さんが、「次に何をやるの?」と優しく聞くと 、歌とか、マイケルのダンスを選び披露してくれます。

歌は、シューベルトやシューマンの曲にまり子さんが歌詞をつけたもの等。

非常に芸術性が高く、綺麗な歌声に癒されます

私は亡くなった大阪の親友のことを思い出し、涙が止まりませんでした。

このライブは1時間にも及びました。

実際には大人も多いのですが、皆、まり子さんのこどもという おおらかな包容力、優しさに触れた

宝物のような時間でした。

こどもたちは、絵、歌、ダンスなどの芸術に触れる事により生き生きとしていました。

帰りに、まり子さんの作ったガラスの帯留めを買いました。

ささやかな寄付でもあり、夫からのクリスマスプレゼント

 

その後散策

東宮御所前

赤坂離宮前

国立近代美術館・工芸館前

そして皇居北の丸公園。

都心の秋もいいものでした。

 

さて、母93才がいよいよ終末を迎えようとしています。

今週初めから食べ物飲み物を受け付けず、家族もいろいろな決断を迫られました。

結論として、知らない人ばかりの病院ではなく、

温かく世話して頂いた老人ホームで、皆に見守られながらの看取りを選びました。

幸いなことに全く病気が無いので苦しむこともなく、穏やかな状態です。

枯れ木が自然に倒れていくような風情です。

一昨日から点滴のための入院をしましたが、点滴効果抜群、

ほとんど目を開けず動かなかった母が目をパッチリあけ、頭も動かします。水も5口飲みました。

点滴だけの入院は無理なので、明日はホームに帰ります。

私も、決断した後は落ち着きました。

母を静かに見守っていたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ベトナム旅行 その5 ホイアン3日目→帰国

2012-12-08 10:00:27 | 海外旅行

  娘が 「お母さん、大変」  という。

日本円からドン(ベトナム通貨) に替えたけれど、。使い切れないと言います。

私は2万円を両替、娘は息子から貰った分も含めて33000円位のドンを持っています。

エーッ!!お金が余るなんて、いつもの旅行では考えられないわ 

使った分の中には二人の昼夜の食事も含まれており、いかにベトナムの物価が安いかわかります。

市内の交通費もいらないし(歩くの大好き)入場料の高い施設も無いので、使い道はお土産しかありません。

日本円からドン、また日本円に替えると合計30%ぐらいの手数料がかかるらしいので、

自分のお金を使いきっていた私が 勿論協力しましたよ

 

ホテル

朝食の用意してある別棟に向かいます。

   

小物や、花がおしゃれ~

 

街中へ

空港への送迎が11時半なので、また市場に。 市場大好き

この圧倒的な野菜の量、ベトナムの食文化の豊かさを感じます。

果物も

自転車のパン屋さん。 次回行った時は食べてみたいわ~

 

船で観光

市場の外れの港では観光船が出ています。

私達の泊まったホテル

 

  

この船10人以上乗れるのに、私達の貸切でした。 もとが取れるのかなぁ。

右の写真は川で漁をする夫婦。 目の前で大きな網を投げたり・・・・でもこれはヤラセ

近づいてきてチップを要求されました。 皆いろいろ考えて逞しく生活しています。

 

                    

港に帰港。

船を勧誘したおじさんは私達が乗るまでは恐い顔していたけど、帰港したら超ご機嫌でニコニコ。

写真も撮ってくれたので少額のチップを渡したら、さらにご機嫌になり、

周囲にいた港の人達もつられて皆笑い顔・・・・楽しいわ~。

 

ホイアンからホーチミンへ

飛行機が出るまで5時間あるので今度は雑貨巡り。

何の気なしに入ったレストランは、ブッシュ大統領も来たという有名店。

ヨーロッパから来た中高年の団体客が楽しそうに食事をしていました。

ベトナムは欧米人の観光客がいっぱい。今の日本では考えられない光景です。

そして帰国

 

アオザイ美人

  

空港で。                          ホテルで。

アオザイは機能的なので、制服によく使われていました。

特に、高校生の白いアオザイ姿は素敵

 

お土産

              

これがオーダーしたワンピース・・・・・総裏付きで丁寧な仕立てにビックリ。

                       時間があればゆっくりカタログを見てもっと作りたかったわ。

ピンクは既製品の麻のブラウス。

かご、袋。 モン族のクロスステッチが入ったバック。プラかご、飼料を入れた袋を加工したバック。

袋が多くなったので、竹かごは今回諦めると言ったら、娘が買ってくれました。

クリスマスプレゼントですって 有難う。

なかなか渡れない道路では手を引いてくれたり、籠を買ってくれたり、

今回すっかりお世話になりました 感謝

                                

            お菓子、コーヒーなど。

 

やっと旅行記を終える事が出来、ホッとしました。

2回で終えようと思ったけど、書き始めたら楽しい思い出がよみがえってきて・・・・・

ベトナムはなぜか懐かしい感じのする 逞しさとエネルギーにあふれた国でした。

長々とした旅行記、読んで下さって有難うございました。 

 

 

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ベトナム旅行 その4 ホイアン2日目

2012-12-04 23:48:22 | 海外旅行

中村勘三郎さんが亡くなりました。

ショックです。 これからも沢山の作品を見られると思っていたのに・・・・

ご冥福をお祈りいたします。

 

ホイアン2日目(21日)

  泊まったホテルはライフヘリテイジリゾート ホイアン。

2004年にできた新しくて快適なホテルです。 サービスも満足。

 

朝、ホテル内散策

ホテル内には腰を下ろすコーナーがたくさんあります。 

下真中の写真はホテルフロント、ドアもない建物で、チェックインも腰かけてできます。

 

                

 

花が咲き乱れる中庭。

 

朝食               

 

川が見えるテラス席でゆったりと。 

目の前で焼いてくれるクレープがもちもちで最高。

 

自転車でさっそうと街中へ             

    

午前8時半ごろ。昨日の静かな市場は一転、ホイアンの人達の熱気渦巻く場所になっていました。

 

 

生きたアヒルや鶏も売られています。 

両手に鶏をぶら下げたおばさん。逞しいわ。 

 

香木を買う娘。 

ちぎったシナモンを差し出され、何の躊躇なく口に入れた母娘。 すっかりベトナムに慣れました。

この後、自転車で街を疾走。 

 

ビーチへ

ホテルからビーチに一日2回バスが出ています。

 

このお椀は?・・・・・・・・漁船です。竹を編み、漆喰のようなもの?で固めてあります。

浜辺に沢山置いてありました。

 

ホテルのプール・・・・・ビーチから帰ってもまだ11時。 

 

  

プールサイドで、空を見ながらスイカジュース。 そしてうとうと昼寝。

欧米人ばかりで最初は気が引けたけど、よく見れば中高年の太ったおじさんおばさんばかり。

すらっとした美男美女がいるわけでもないので、私達も水着に着替えてプールでひと泳ぎ。

う~ん これがリゾートホテルの醍醐味ね。幸せな時が流れます。

 

 ランチ   おなかがすいたわね~。 今度は歩きで街中へ

 

オープンキッチンのレストラン。フランスパンには豚肉と香草が入っています。いいお味。

ホイアンの街の建物にはクーラーが無く、自然に風が通り抜ける構造になっています。

建物の中は涼しくて気持ちいい。

 

 

街には陶器、お土産、絵、などを売るお店がたくさんあるけれど、圧倒的に多いのが洋服屋。

この街は昔絹の取引で繁栄したので その名残で繊維産業が盛んなようです。

娘がチュニックを買ったら、ジャストサイズに直してくれました。

細い路地に入ると、ミシンを並べた小さな縫製工場を見かけます。

 

伝統的な家屋・・・・・見学できます

 

ホイアン手工芸ワークショップ

2階は、実演販売のコーナー。職人が刺繍や 花ござを編んでいます。

 

      

お客が少ないせいか、販売担当の若い娘さんは風の通るテラスで昼寝。 

私達がいても気にしない。 おおらかです。

テラス2階から見下ろすと・・・・・・

中庭が見えます。

                       

もう一つの中庭は喫茶コーナー。

ここでアイスのベトナムコーヒーを飲んだけれど、甘い甘い。

持参の水を入れて薄めたら まぁ、美味しいわ~

 

ここでは一日2回、伝統芸能の歌、踊り、楽器の演奏などのライブを行っています。

日本のガイドブックに ライブがあると書いてあったのですが、

15分ぐらい前なのに観客が誰もいない??本当にライブがあるのかなぁ。

・・・・・でも直前になったらバタバタと椅子を並べ、観光客も来てぎっしり満員。

女の子たちの踊りは しなやかでとても可愛いい。

タイ舞踊に似ていますが、もっと素朴で 魚を取ったり男の人を取り合ったりと

踊りの内容が見ているだけでわかり、とても楽しい。

 

 夕食

 

 シークレットガーデンという、韓国ドラマのような名前のレストラン。

生活感を感じる細い路地をズズーッと行くと急に立派なレストランがある。

周囲がカリカリの、フリスピータイプの春巻きは美味しかったけど、他はあまり美味しくない。

 

   夕暮れの川

 

娘と海外に行くと、いつも朝から晩まで歩き回ってるけど、こんなにのんびりした旅行は初めて。

幸せな一日でした。

幸せな記憶を いつまでも覚えていたいと思います。

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ベトナム旅行記 その3 ホーチミンからホイアンへ

2012-12-02 22:03:18 | 海外旅行

ベトナムの通貨の単位はドンです。

このお金が何とも面倒。 ゼロの数がやたらと多いのです。

           

コインはなく、すべて紙幣。 10000ドンで日本円で約40円(両替料金を含む)

写真手前の10万ドンで約400円。

ホーチミンの路面店はほとんど価格が表示されていて、非常に買いやすいのですが、

ホイヤンに行くと、価格交渉もあるし、人によってはゼロを省いて言ったり、ドルで言ったり、非常に聞き取りにくくて大変。

初日空港で、二人で日本円5万円をドンに両替したのですが、財布の中が札束でパンパン状態でした。

お金持ち~

 

ホ-チミンからホイヤンへ(19日)

朝食

 

ネギや卵やエビの素揚げをのせたおかゆが絶品。

ベトナムのパンは美味しいので有名。でもなかなか食べる機会が無いのでホテルで食べてみました。

食後は、ホテルの向かいの公園を散策。

公園側から見たホテルです。また来ることが出来るかなぁ

ホテルと公園の間の道路は、車とバイクがスピードを出していて本当に怖く、

娘に手を引っ張られて何とか渡ることが出来ました

9時半に空港までの送迎の人が来て いよいよホイアンへ。

 

ホイアン1日目(19日)

ホイアンのホテルに1時頃到着。

南国リゾートの緑が目にまぶしい

  

部屋は3階建ての建物の一階。 植込みの後ろには2つのカウチがあります。

夜はここで寝そべって、ビールを飲みましたよ。

部屋はこんな感じ。

 

お腹すいたわね~という事で街歩き開始

            

 

☆東南アジア随一の趣ある街並みが残る古都。

 ベトナム戦争中は南北両軍が協力して攻撃しなかったほど。1999年世界遺産に登録。

 約200年前の木造家屋が立ち並び、古くから国際貿易都市として栄えた。

 16世紀には日本人が1000人以上住んでいたとされる。

 (ガイドブックより)

 市内には博物館や史跡、古い家屋など18カ所の見所があり、

5枚綴りのチケットを買って、入場する事ができます。

 

まずは食べる所を探します。ホワイトローズが名物

おいしい所で食べようではありませんか

    

この史跡に指定されている家の中に 食べる所があるらしい。

    

京都の町屋みたいに間口が狭く奥行きがある立派な建物。

町屋のように中庭まであるわ

どんどん奥に行入る。途中の部屋でおばさんが昼寝をしていたけど気にせず奥へ・・・・・

 

なんとレストランではなく、ホワイトローズの製造工場でした

後の女性がひたすら米の粉で作った皮にエビを詰めています。

ビックリしたけど食べられるらしい。 

一緒に作っていた年配の女性がテーブルといすを奥から持ってきて準備完了。

    

これがホワイトローズ。周囲はワンタンの形、真ん中は餃子の形、えび、タケノコ、茸などが入っている。

皮がもっちもちでおいしい。白く透明で、非常に美しい食べ物。

「美味しい」と言ったら、後ろでひたすら作っていた女性がにっこりと喜んでくれました。

 

遠来橋(日本橋)

16世紀、ホイアンに住んでいた日本人が作った屋根つきの橋。

橋の中央に航海の安全を祈願する小さなお寺があります。

            

           内部です。

ホイアンの街

 

 

 

夕方の雑踏を抜けて、一度ホテルに戻ります。

このホテルはホイアンの街に一番近いリゾートホテルだそうです。

ホテルを一歩出ると、ホイアンの古い街並みになり、街なかと緑の多い優雅なホテルとの落差がはっきりしています。

 

もう夕暮れ時

 

夕飯

チェンバックという古い建物の料理店へ。

奥で、おばあさんが、うたた寝をしています。

ここで名物揚げワンタンと、日本からもたらされたうどんから発展したカウラウという料理等でお腹いっぱい。

揚げワンタンはビックリするほど大きく、パリッパリッでさっぱりしています。おいしいわ~

食後は喫茶店でベトナムコーヒー。コンデンスミルクが別皿で出てきました。

そういえばホイアンでは欧米人の旅行客ばかりで、日本人は一組しか会いませんでした。

日本の団体旅行では、ホイアンは少しの時間立ち寄るぐらいなのかも。

いい街なのにね。

 

食後の散歩。

 

明日は一日ホイアンです。

小さい街なので、もう全部楽しんでしまったような気が・・・・・明日は何をしようかな 

 

そうそう、娘が皮靴をオーダーしました。一日で出来るそうです。

        

 

 

 

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