気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

10月の連休は 高野山と伏見稲荷

2015-10-16 19:05:04 | 旅行

 フグが飛び、寿司が飛び出し、餃子が浮かび、タコが空で踊る。

そして・・・・・カニが動く。

 

 そう ここは大阪道頓堀

カオスに惹かれ、日本の老若男女、アジア、ヨーロッパの人達が、この街に集う。

この活気はまさに大阪。

5年に一度くらいは行きたい場所です。

 

 先月始め、何の気なしに、関西行こうかしら・・・とつぶやいた私の言葉を小耳に挟んだ夫。

あれよあれよという間に、関西大旅行の計画を作り上げ、

退職記念旅行を敢行する事となった。

力が余っていたのか、それとも気分転換をしたかったのか、

今までの関西旅行の2、3回分の密度の旅行となった。

クロアチア旅行の2週間後だったので体力に一抹の不安はあったが、

9日に出発、12日に帰ってきた。

無事に、元気に戻ってきました~

 

 ざっと、日程を紹介すると、

12日 昼大阪着。 道頓堀でぶらぶらし、松竹座(阿弖流為)に行く。 大阪泊

13日 朝から高野山に向かう。  奈良、猿沢池のほとりの旅館で宿泊

14日 朝、奈良春日大社、 宇治平等院見学。 午後は伏見市内見学。 伏見稲荷泊。

15日 伏見稲荷見学。 4時過ぎの新幹線で東京に戻る。

 

ネッ、何かを思い出しませんか?

そう、あの強行軍だった、中学時代の修学旅行

違うのは、中学時代は、何の予備知識もなく、京都奈良のお寺をグルグルまわって、

結局見学した場所は何も覚えていない事のに対し、

大人の、それも中高年の旅行は、予備知識あり、行きたいという希望もありで、

貪欲に見て回り、ものすご~く密度の濃いもの旅となってしまう事。

今回の旅行、思い出すたびに大旅行だったなぁ~ と。

 

 全部ブログに書くと、数回にわたってしまいそうなので、今回は簡単です。

 

1日目 大阪市内

      

    ランチは古い洋食屋「明治軒」で。 私はオムライスとビーフ串カツ、夫は厚さ1.5セン血もあるビーフカツ。

    市内をブラブラ楽しむ。

    夕飯は、ソース2度付け禁止の串カツ、食べたのは2度目。

 

          こんな、商品を見つけました。

          何だと思いますか?

           

           暖ったかタイツなんですが、日本語が無い・・・・と思ったら、青い字の下に黒字で小さく書いてあった。

           私、見えない  これだけ外国人が多いのでしょう。 でもここまでとは

 

2日目 大坂から特急に乗り 1時間半、高野山へ。 

     高野山は弘法大師が開いた真言密教の聖地。今年開創1200年だそうです。

     

     バスで、奥の院の入り口に行く。

         

         紅葉が始まっていた。

 

 

この場所で、私と夫両家の平安を願うお札を奉納した。(仏様の前にある木のお札)

一枚一枚、名前や、戒名を書いて下さる。

私の実家は神道なので、それでも良いのか聞いたら、高野山は宗派にとらわれ無いので大丈夫との事。

ダメと言われるのを覚悟していたので、高野山のおおらかさにビックリした。

         

         荘厳な奥の院。 写真はここ以降禁止。

 

高野山を歩き回っていたら、所々に、餅投げのお知らせポスターが貼ってある。

時間もちょうど合うので行ってみた。

山間の広場に小さな祠があり、お坊さん4人の読経の後に餅投げ。

200人位の参加者だったかしら。

餅投げ参加なんて初体験です  思わず興奮

              

         夫婦で5センチほどのお餅を5個頂きました。

         参加しているおばあちゃん、おじいちゃんの動きが素早くてビックリ

         私は5個ほど取ったのだけど、ウッカリ袋からボロボロ落としてしまった。

         ハッと気が付いた時には隣のおばあちゃんが全部持って行ってしまった。

         本気出してるなぁと、可笑しかった。

         百戦錬磨のお年寄に負けました

         ポスター出しているけれど、良く考えれば、これは地元のお祭りなので、

         私達観光客はよそ者なんですね。

          参加させていただいて有難うございます。楽しかった

 

3日目  朝 6時半ごろから春日大社

   

  人が少なく、鹿さんの天下。                 今は一部改装中で、正面でなく、左方面に向かって拝む。

  屋根材の 檜皮の寄進を受け付けていたので、私達も一束寄付をした(1000円)

 

宇治、平等院鳳凰堂へ。

改修工事の後初めて来た。 色鮮やか。 以前とは別物ように豪華絢爛。

 

 

夫のカメラには、仏様のお顔が写っていた。

 

午後は伏見

坂本龍馬が刺客に襲われ、恋人お龍さんの助けで命からがら逃げた旅籠・寺田屋。

当時のまま残っている。

夫は伏見の月桂冠でお酒を買い、自宅に送っていた。

ここが楽しみだったらしい。

昔、伏見から大坂に船が出ており、ここは京都と大阪を結ぶ人と物を運ぶ要所だった。

今も、十石船という、観光船に乗る事ができる。 のんびり~乗りました。

この日はお祭りで、偶然大名行列に出会った。

宿は、町屋を改修した宿。

食事は電車で5、6駅先の京都四条で。 錦市場の食材を使った和食を堪能。

お互いに、長い年月無事にいられたことを感謝する食事会でした。

 

4日目 伏見稲荷

     宿が伏見稲荷の鳥居の正面だったので、ゆっくり朝食。 

     9時ごろ出掛けたけど、もうだいぶ人が来ていた。

 

     知ってましたか?

     伏見稲荷は外国人が選ぶ、日本で一番行きたい場所のナンバーワンなんですって

     道理で・・・・・街の中は半分ぐらいが外国人。これほど外国人が多い場所を日本で見たことない

 

 本殿

 

さて、これから有名な千本鳥居を歩きます。

本殿の周囲に千本鳥居があるのかと思ったら、違うのですね~。

後に稲荷山という山があるのですが、この山の頂上が、神聖な場所なのです。

延々と鳥居をくぐりながら、1時間以上登る。

ウォーキングではなく、まさに登山。

最初のうちは外国人も多数いたけれど、脱落する人も多く、

頂上に着いた時は圧倒的に日本人が多くなっていた。

   

 

延々と鳥居が続く。 すべて祈願と感謝をこめて奉納されたもの。

この鮮やかな朱色と、日の光との融合が、外国人にファンタスティックと言われるらしい。

絵馬も白狐。

 

早目に京都駅に行き、4時20分の新幹線で帰宅。

 

アッ、またいっぱい書いてしまったわ。

関西で一度行ってみたいと思った所を全部行ったので、まだ興奮気味。

読んでくださって有難うございました。

 

 

 皆さまの所にゆっくり伺う事ができず、伺ってもコメント無しで失礼してます。

明日から、娘の所に数日泊まる事になり、またお返事が遅れます。

秋は忙しいですね。

 急に気候が変わりましたが、皆さま風邪などお気を付けください。

 

 

 

 

     

  

 

 

         

   

 

 

 

 

 

 

コメント (8)
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