先週の土曜日23日は母の五十日祭でした。
妹家族、叔母たち、わが家族が墓地に集合。
神道なので、会場で神主さんが参列者にお祓いをし、祝詞をあげ、その後お墓に移動。
無事納骨も済ませました。
真冬なのに天気も良く、風もなく絶好のお祭り日和、
こんな時の合言葉 「心がけがいいからね」 と和気あいあい、穏やかな式でした
神主さんのお話によると、神道の場合亡くなった方は皆 「神様」 になるそうです。
家の守り神です。亡くなった方が多いほど、神様の数も増えるってことですね。
神道の教えはとてもシンプルでわかりやすい。
その後は横浜の中華街で食事会です。
90歳の叔母が、自分できちんと着物を着て参列してして下さったのが印象的。
お年寄りの着物姿も素敵、そしてその着ようという意欲も素敵!!
やっと、落ち着きました。 一通り終えてホッとしています。開放感があります。
ジンワリとした寂しさはきっとこれからですね。
さて次の日24日は 東京マラソン!!
私、この日に絶大な期待を寄せていました
なぜかというと、第一回の東京マラソンを エッチラオッチラとしか動けない闘病仲間達と
病院の窓から観戦した思い出があるのです。
ままならない体で見るマラソンは、雨なのに走者が皆光り輝いて見えました
月並みな言い方ですが、元気と勇気をもらいました。
「絶対に元気になって、病院前で観戦したい」 これが夢となりました。
そうは言いながらもなかなか観戦の機会もなく・・・・それが・・・・・なんと息子が今回出場!!
10倍の競争率にもかかわらず、出場権をゲット よくやった息子
夫と娘と3人で、まずは新橋駅近くの20キロ地点で観戦。
足元のブルーシートは、ここを踏むと選手たちの通過のタイムが記録され、
ネットでそれぞれの選手の通過タイムを知ることができるという
ランナーズアップデートというシステムです。
5キロごとにタイムが記録され、今どの辺を走っているか知ることが出来ます。
大根も、お神輿も走ってますね。 着ぐるみ、被り物のオンパレード。
高さ1メートルもあるスカイツリーを頭に乗せた人もいたけど、最後まで走れたのかしら?
沿道の掛け声も賑やかに、お祭り騒ぎのマラソンです。
この後銀座方面に歩いて、せとうち食彩館 (香川と愛媛のショップ) で鯛飯と讃岐うどんのランチ。
銀座4丁目。 フェンスの後ろは皆走っている人たち。
銀座のお店はどこも閑散としていて、商売上がったり。
新しい歌舞伎座前。
勘三郎さんや、団十郎さん、そのほか大物達が亡くなったけど、それでも4月が楽しみ
この後築地まで歩き、右折して月島方面へ。
夫と娘は寒いので月島でもんじゃと食べて帰るとの事。
エーッ そんなことしていたら約束の場所で息子が見られないわ。
私は皆と別れて別行動、約束の地に向かいました。
41キロ地点。黄色が息子。 確かに完走できそう。
でもでも、聞いて下さい
私は息子の走る姿を見ていないのです。
私は約束の地・・・・・・病院前で息子見るのが楽しみだったのです。
月島でもんじゃを食べ、ビールまで飲んで 遊びまくっていた娘と夫だけが観られたなんて・・・・・悔しい~
体が温まったので、ちょっと約束の場所に寄ってみるか・・・・と駅に降りた途端に見る事ができたなんて
私は現地で1時間以上も前から待っていたのに残念無念
写真で勇姿が見られたからと、無理に自分を納得させたけど、
さすがに返り道は口数が少なくションボリでした。
息子は2度目のマラソン、前回はホノルルマラソンに出て途中から歩き、6時間45分のタイム。
今回は1時間以上の驚異的な記録更新。 スポーツ嫌いだった息子が完走したのは快挙。
そうそう、lilyさんの息子さんも東京マラソンに出て、立派な成績で完走されました。
東京マラソンの前後に電話でお話して、母親同士、この日を楽しもうと約束したんですよ。
走る姿は見られなかったけど、良い一日でした。
息子よ! またいつか抽選に勝ち抜いて出場してね。
母の雪辱を晴らしたいわ。