気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

イベント満載の旅 その3 民族学博物館・近江八幡火祭り

2024-04-25 18:19:45 | 展覧会
 旅の感動が薄れそうで、だらだら書いているとダメですね。
あと3回、サクサクと行きます!!

4月14日 3日目

阪急烏丸駅から南茨木へ。モノレールに乗って・・・
ここに来ました!!万博公園。
青空にスックと建つ太陽の塔。いいですね~♪

園内では色々イベントが行われていましたが、ここへ直行!
国立民族学博物館。夫の趣味のお付き合い。

以前行ったキヤノンギャラリーの展示と関連してますね。(クリックで過去記事へ)
日本の祭りには仮面を使用したものが数多くある。

基本写真不可。唯一撮れたのがコチラ。


1階にあるスーベニアショップはアフリカや南アメリカなどのマイナーな国の
衣服やグッズが売られていて、見るだけで楽しい。

 館内で、休憩と食事。午後からはコチラ。

前回の「京都節分の旅」の時に壬生寺の壬生狂言を見たが、
偶然立ち寄った千本えんま堂でも狂言が行われている。(クリックで過去記事へ)

 京都の三大念仏狂言は壬生寺、清凉寺(嵯峨釈迦堂)そして引接寺(千本えんまどう)。
念仏狂言は平安時代末期より面をつけた形式で上演され、仏教などに関する内容を面白おかしく平易に上演する。
 千本えんま堂の狂言は唯一セリフのある狂言。

 壬生狂言はひたすら踊っていたが、えんま堂狂言はセリフがあるのでお芝居のようだった。
仏の教えと言うより、民衆を楽しませるのが目的に変化したらしい。
他愛のない話だったが、場が和み笑い声が絶えなかった。

 最後の会長さんの挨拶で、会員は現在30名、子供の時から会員の若者も少しいるけれど、新入会員が無く、伝統芸能の後継者不足が深刻と嘆いておられた。

 「日本の仮面・・芸能と祭り」展の連動企画であり、
4月14日に1回だけ国立民族学博物館で出張公演が行われるのを夫が見つけた。
ホント良くこんな珍しいイベントを見つけたと感心してしまう。


 万博公園から近江八幡へ6時半ごろ到着。
駅近くのホテルに荷物を預け、火祭りの行われる日牟礼八幡宮へ行く。
でも、バスは1時間に1本、それも臨時バス停から歩く。

街燈もなく暗い道路をとぼとぼ歩いていると、急に前方で花火が上がった!!


近江八幡日牟礼神社(ひむれじんじゃ)の火祭り。
火をつけながら振り回す「振り松明」ひきずりながら火をつける「ひきずり松明」など様々な火を奉納する。

 最後は10メートルはありそうなヨシと菜種がらで出来た松明に次々火がつけられていく。
この火が豪快で、大胆で、煙で蒸し焼きになりそうになる。
風の方向により逃げまどったり、目や鼻が苦しくなったりで大変だった。
次の日まで目が痛かった。

 火のそばにある「和菓子の・たねや」では数人の男性達がホースで建物に水をかけていた。
 油断すると火事になりそう。




けむりの中から大太鼓が登場。

 帰りはバスが無く(8時ごろが終バス)ホテルまで50分歩いて帰った。

 疲れのため、歩いても歩いてもホテルにたどり着けなかった。
心なしか、上弦の三日月が行きよりも細くなっている気がした。
夫が空を見上げて「もう何日歩いているのだろうか?」と嘆いていた(笑)

3日目終了







コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

展覧会2つ キヤノンギャラリー「奇想」・水木しげる展

2024-03-16 00:38:18 | 展覧会
 「大谷選手と妻」のツーショット写真、公開されましたね。
女性の目から見てもほれぼれするような素敵な方で、ホッとしました。
 身長180cm!!夫婦ともにカッコいいなぁ!!

2月29日「奇想」 まつりと キヤノンギャラリー50周年企画展
  
 何の予備知識無く、興味もなく、タダ夫に着いて行っただけ。
全く期待してなかったけれど、改めて日本人の神への畏敬に触れたようで面白かった。

 キヤノンマーケティングジャパンが2022年に立ち上げた日本の祭り探検プロジェクト「まつりと」。
少子高齢化やコロナの影響で祭りなどの伝統行事が風化していく懸念から、
祭りの文化を記録している。
 今までの150以上の祭りや文化を記録してきた。

 写真を見ていると、異世界に迷い込んだ気がしてきてまことに不思議な気分にさせられる。
写真をどうぞ












藁人形でこんな神さまを作る地方もある。
村の入口に飾り悪霊が入り込まない様に飾る。(暗くて写真は写せず)




仮面いろいろ

ブログに載せるつもりはなく、写真をあまりとらなかったのが惜しい!

この日はオイスターレストランでカキフライ。コーヒーもあり、食べきれないほどだった。


3月4日 「水木しげる展」横浜そごう美術館

 息子にチケットを貰ったので行ってきた。
「ゲゲゲの鬼太郎」有名ですね。
ファンではなかったけれど、リアルタイムに時々読んでました。
懐かし~~


ご夫婦の話、朝ドラで見てました。



時々こんな言葉が絵と共に展示されている。

 作品の写真は勿論ダメ
大きな塗り壁の実物大模型。目が可愛い。

  数日前の「奇想」の展覧会に通じるものがあり、
日本人には目に見えないものへの恐れや、憧れが根強くあるのを感じた。

みんなお化けや妖怪の世界大好きですよね。
嬉々として祭りの準備をする人たちの写真を思い出した。



昼食は地下街のワンタン専門店でワンタンや餃子、から揚げなど。
久しぶりにワンタンを食べたらおいしくて、
自宅でも作ってみた。


天気もよいので、シーバス乗り場近くのポートサイド公園を散歩。



電車も見えるし、空もスカッとしていて、人もおらず、気持ちよい公園でした。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

府中美術館・インド細密画

2023-10-20 00:45:47 | 展覧会
窓を開けると金木犀の香り。

 先週の土曜日、半年ぶりに着ものの友人たちと立川でランチ。
急な集まりだったけれど3人集合。
立川の着物のお店のイベントで知り合い、もう20年ほどのお付き合い。
皆さんの元気なお顔を見るだけで、ウキウキ気分。
思い出も沢山ありますね~。

エキュートの「謝明殿」で胃に優しい冥加と生姜のお粥を頂いてゆったりお喋り。
その後3人でお馴染みG店へ。
店主さんや顔見知りの方と、時間を忘れ着物談義。
楽しすぎて写真を一枚も取るのを忘れてしまいました。
古い友人と会うと心が温かくなります。また集まりましょうね~。


10月8日 府中美術館へ




 インドの細密画は16世紀後半から19世紀半ばにかけて描かれ、
この展覧会はインド美術研究家の方の個人コレクションだそうです。。
展覧会では18世紀初頭から19世紀半ばの作品が中心。

 インドの絵画には殆ど馴染みがありません。
1辺20センチほどの細密画がムガル帝国や、ラージプト諸国で描かれていた
何て初耳でした。

 飾って楽しむ絵画ではなく、「見る人と絵が一対一で対話する」のだそうで、絵と対話する事は魂を清めるという意味もあったそうです。

 西洋風の陰影をつける事はなく、あくまで線と色彩の美しさを強調。
10センチ×20センチほどの大きさの絵が多く、夫が持っていた拡大鏡で
目を凝らして見ました。
目のあたりの線の細かい事! 衣服の模様が細かく美しい事!
どうやって描いたのか不思議。
昔の方も細密な描写に見るたびに驚きを感じていたのでしょう。
神話、音楽、ダンスなど.きらびやかで艶やかな世界が広がっています。

 インドの全く知らない文化に触れ、楽しかったのですが、
それにしても目が疲れた~!!!



コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マティス展・上野東京都美術館にて

2023-07-01 23:41:28 | 展覧会
 今年に入ってから九州、広島、京都・関西旅行とせわしない日々を送っていました。
旅行は楽しいのだけれど、楽しすぎて日常生活に戻るのに時間がかかるようになってしまったのは年齢のせい?

 やっと疲れも取れ、気にかかっていた私の趣味部屋(元娘の部屋)も片づけ、本当に落ち着きました。
趣味部屋には着物関係、裁縫関係、旅行散策のための資料、本、などで気が付くと滅茶苦茶になります。

 今回多かったのは紙ゴミの資料。
趣味サークル、講演会の資料などは潔くポイ。
旅行資料はまた行く可能性のある所の地図をファイルに残し、あとは捨てました。
海外旅行の資料は随分前に捨ててます。
棚も捨て、いらない本も少し捨て(本に関しては諦めが悪くほとんど捨てられない)

さあ終わった~~。

6月29日、スッキリした気分でっと行きたかった東京都美術館のマティス展へ。

 駅前のテラスでのんびりランチ。
暑い日だったけれど、風があり、気持ちが良い。
コロナ中に上野に1度来たけれど、そそくさと帰ってしまった。
まだまだ元の世界に戻ってはいないけれど、今こんなのんびりした時間が持てるのが嬉しい。



 20世紀を代表するフランスの巨匠マティス。
世界最大のマティス・コレクションを所蔵するポンピドゥーセンターの協力で開催するため、
初期の作品から晩年の作品まで揃う。
豊かな光と色の世界を堪能できて楽しい。

 絵画に加え彫刻、ドローイング版画、きりがみ絵、晩年の傑作、南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料などが見られる。

このロザリオ協会の映像が素晴らしかった。
朝、昼、夜で刻々とステンドグラスの色彩を通して内部が変化、
シンプルだけど引き込まれるような荘厳な美を讃えていた。

 写真可能な階があり、自由に写真を撮ることが出来た。
残念!私はスマホをロッカーに置いてきた!
係の方に相談すると、受付でその旨を話せば再入場のカードをくれるとの事。
スマホ取ってきた!!

木炭で制作






いかにもマティスらしい、迷いのない色彩と形。「マグノリアのある静物」

今回の一番のお気に入り「夢」

晩年の切り絵作品。切り絵は初めて見た。

 マティスの20年ぶりの大回顧展だそうだ。
今でも国立新美術館のマティス展を色鮮やかに覚えている。
この時入り口正面の大作「ダンス」に圧倒された。(クリックで画像)
あれから20年も経ったなんて信じられなかった。
時が経つのは本当に早い。

今回「ダンス」には会えなかったけれど、
この色彩のパワーを浴びて元気が出た。
 
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 たまごが消えた! 農工大友の会作品展

2023-02-19 13:12:17 | 展覧会
トルコの地震、死者が43000人を超えた。

ウクライナ侵攻は止まず泥沼の様相。

ここ20年は会っていなかったが、元住んでいたマンションの友人が亡くなった。
事故であっという間に。
明るい笑顔ばかりが思い出され、ショックで数日ふさぎ込んでしまった。
子どもたち2人が同学年で、心が通う事も多く、思い出がたくさんある。

そして話は変わるが、近所の小さいスーパーでは卵が消えてびっくり!
鳥インフルエンザで生産が少なくなったそうだ。
娘の住む大森のメガドンキからも卵が消えたそうだ。
将来の食糧危機の様相がちらっと頭に浮かぶ。

そんなこんなでも、毎日が過ぎていきます。

一昨日は卵、肉、野菜を求めに府中卸売センターへ。
卵専門店には卵がちゃんとあった♬ Lサイズが320円。安心した。
ここは食料品が何でも2割ほど安いので時々利用するが、少し遠いので頻繁には行けない。

そして午後は府中郷土の森に自転車で。
白梅は見頃

一重の梅は来週あたりが見頃。

紅梅の足元には福寿草が春の彩りを添えている。

水量の多い滝は爽やか。

来週また行きましょう。


庭の沈丁花もつぼみが膨らんで楽しみ。

そうそう、2月4日に東京農工大学科学博物館・友の会のサークル作品展に行ってきた。





お目当ては絵型染め


ここでは、つる駕籠,手紡ぎ、レース、組みひも、わら工芸など10の講座が活動している。
それぞれ4人が毎年講座に入り、4年間の講座で、4年生が下級生に技術を教える仕組みとなっている。

3年ぶりの作品展を楽しみにしていた。
絵型染は丸2年講座がお休みだったそうで、展示の作品数が例年より少ない。
でもすべてが力作で、時間と手間をかけたのが伝わる作品ばかり。
他の講座もパワーあふれる作品ばかり。
わら細工では藁を刈り取るところから始まり、
つる駕籠では山につるを採取に行く。

手作りの凄まじさを目の当たりにし、心豊かな時間を過ごした。
だらけてないで、ちゃんと生きなくなくちゃ!!と思わせる仕事ぶりでした。











コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

府中郷土の森の梅 & 東海七福神

2023-01-21 23:26:11 | 展覧会
20日、気持ちの良い青空に誘われ自転車で郷土の森へ。

 実は19日にも郷土の森に行こうとしたのだけれど、
普段使っていないギア付きの自転車が錆だらけで動かない。
お手入れしているうちに出発が12時となってしまった。
 「お腹空いたね~」という事で途中の府中卸売センターにあるマグロの美味しい店へ。
私はマグロのお刺身はあまり食べないのだけれど、ここのネギトロ丼が大好き。
美味しくて満足し、そのまま家に帰ってしまった。
公園行き挫折。

 20日は再チャレンジ。
今週友人にこの公園を案内するので、その下調べも兼ねている。
冬枯れの木立の中にたたずむ移築された郵便局。小春日和いいなぁ~♬




紅梅、白梅はちらほら。

黄色くもやっているのは・・・・

蝋梅が満開。う~ん、友人と来る時は散り際かしら?
寒波も来るというし、紅梅の時期に変更してもらおうかしら?

久しぶりの愛車。

多摩川河原。上流に向かって走った。
久しぶりのサイクリングなので、脚がガクガクし、
最後は自転車を引いて帰ったけれど、晴れ晴れとした気分。
帰ってからのコーヒーと夫が買ってきた「クルミっ子」がおいしかった。

🌼🌼 5日・東海七福神巡り 🌼🌼

お正月には七福神巡りをしていたけれど、コロナで休止。
スッカリ忘れていたけれど駅で「東海七福神」チラシを見つけ、久しぶりに挑戦。
今まで行ったのは谷中七福神、深川七福神、日本橋七福神、調布七福神。

 東海七福神は京急線「新馬場」で降り、
品川神社(大黒天) 養願寺(布袋尊) 一審寺(寿老人)
荏原神社(恵比寿) 品川寺(部沙門天) 天祖・諏訪神社(福禄寿)
磐井神社(弁財天)と、旧東海道沿いにある。
それぞれの距離は5分とか、15分、長くても20分の歩きで、拝まなければ
テクテクと1時間半もあれば歩けてしまう。
この歩く距離が短いのに惹かれた。高齢者向きの七福神。

品川神社
都内で最も高い富士塚(12m)頂上からの見晴らし。昔は海が見えたそうだ。

一合目から10合目まであり、途中鎖場も!!

5日、松の内なので参拝者が多い。

養願寺
素敵な門松。

街中の小さなお寺だけれど参拝者も多い。

ここでランチ

街の中華が美味しい。結構繁盛していた。

一心寺
とても庶民的なお寺で住職さんがお堂で食事をしていた。
奥様が参拝者一人一人に声をかけ、庶民的な温かさのあるお寺。


荏原神社


品川寺

他のお寺や神社では「ようこそお参りくださいました」とか
「お参り有難うございます」とか温かい声掛けがあったのに、
ここだけは受付がぞんざいな対応で驚いた。
でも本堂の中はいい雰囲気。

天祖・諏訪神社



磐井神社


どの寺社もお正月らしい賑わいと華やかさがあり、
毎年、東海七福神にお参りしても良いかもと思った。
門松が、寺社や会社やマンションの入り口に飾ってあるのも美しい。

一年の願掛けは
今年は戦争も終わり、皆が幸せになりますように!!






コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明けましておめでとうございます

2023-01-02 22:00:55 | 展覧会
 皆様にとって幸せな一年でありますように、心からお祈りいたします。
今年も宜しくお願いします。


2日、赤坂日枝神社に初参り
エスカレーターもあります。 でも・・・

娘と階段下で待ち合わせ、昔からの階段を登ります。
ここに来初めて50年以上、私達夫婦も年をとりました。
階段がきついです。
コロナのため、破魔矢神楽は今年も中止です。

元旦は家族5人集合で祝い膳を囲みました。

わが家の定番は地味ですが別々に味付けをした煮物です。
出汁や味付けを変えて5種類程煮ます。
実家の味です。

近所の初参り
5人で記念写真を撮り、相も変らぬ1年が始まりました。

ただ健康で1年を過ごしたいと思います。
そして日本のまだ知らない所を旅したいと思っています。 
私にとって旅は活力の元です。




コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

活動開始 府中市美術館「アーツ&クラフツ展」

2022-10-13 12:39:22 | 展覧会
 10月8日、土曜クラブで久々の校外学習。

と言っても府中市美術館の「アーツ&クラフツ展」に行くだけ。4人参加。

秋の数日美術館が無料の日があるので、混まない遅い時間を狙い、3時集合。


モリスが新婚時代に暮らしたレッド・ハウスのバラの垣根をヒントにした壁紙。
部屋に居ながらにして庭の雰囲気を味わうためのアイディアだったそう。

 退院後初めて電車に乗りお出かけ。
好きなウィリアム・モリスに触れ、また久々に仲間とお喋りが出来、
短時間だったけれど濃い時間を過ごした。

ずっと力の入らない生活をしていたけれど、元気復活!!

そうそう
久しぶりに着物を着た。

デッドストックの備後絣(反物を折る織元はもう1軒もない)を買い、
数年前に自分で縫った木綿着物。
気持が高揚する。
自分で自分を盛り上げなくてはね!!

明日からの旅行も行けそうです♬


コメント欄は閉じますが、また次回から宜しくお願い致します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緑が恋しい! 山梨から長野へ

2022-08-30 11:49:13 | 展覧会
 暑さに辟易していた8月、
どこか緑濃い所に出かけたい思いが募り、夫の旅に便乗した。

 夫の旅は勿論遺跡巡りか、遺跡博物館めぐり。
でも緑へのチャンスはありそう♪♪

8月20,21日の1泊の旅
 土日だったので、娘も同行する事になった。

 まずは中央高速の釈迦堂パーキングにある釈迦堂遺跡博物館へ。
今年何回目だろう。2回目、3回目? 飽きた?

 特別展は「縄文人が作った小さな物」
娘と「きっと耳輪とかそんなものばかりかも」と言っていたらその通り!!
加えて、おままごとに使用するような可愛い土器の展示。
用途はわからないそうだ。

 いつも見ている展示品の中で今回目についたのはコレ!
ハート形の顔の埴輪。いいですね~~

 高速に戻り、一の宮インターで降りる。
途中、信玄餅で有名な桔梗屋の工場に立ち寄り信玄餅ソフトをゲット。
信玄餅3個、黄粉に黒蜜がかかり、味は確かに桔梗信玄餅。
有名な「桔梗信玄餅300円で詰め放題」は何と午前6時に整理券を配り終わったそうだ。超人気なんですね。

 山梨県立考古博物館に行く前に 近くの直売市場でランチ&果物購入。
巨峰とシャインマスカットと桃。また親戚と息子に桃を送った。

山梨県立考古博物館。ナウマンゾウがお出迎え。

夫だけが博物館に入り、何かを見てきたようだ。
私と娘は銚子塚古墳に登り散策。雨が降ってきたのですぐに退散。
夫もあっという間に目的を果たし、車に戻っていた。

 その後、井戸尻資料館へ、ここも夫だけ入場。10分ほどで戻ってきた。

富士見駅そばの「シャトルセゾン」と言うケーキ屋へ。
アップルパイが有名と夫が調べており、楽しみにしていたが、
今の時期はやっていないそうだ。
お勧め桃のケーキを買って宿で食べた。

さて、毎年行く樅ノ木荘へ。
ここは大きな温泉があり、食べ物がおいしいお気に入りの宿。
コーンの天ぷらとヒラメの甘酢あんかけ。牛焼き。

豊洲直送の刺身と蓼科野菜の煮物。茶わん蒸し、そのほか。
出汁が美味しく、奇をてらわない味付け。

21日

朝食

樅ノ木荘

まずはお楽しみ自由農園へ
野菜が新鮮なので、毎回いろいろと買ってしまう。

夫の遺跡博物館めぐりは今日は無し♬
宿のポスターの写真に惹かれ富士見高原へ。
自動運転の「天空カート」是非乗ってみたい!!
標高200m分を25分かけてゆっくり登るそうだ。
朝早かったので並ばずに乗れた。

途中は緑の中。楽しい♬


こんな天空カートに乗って展望台へやって来た。(写真は下りのカート)

展望台付近に置いてあった天空カート。
徒歩より少し早いスピードで「ヨッコラショ」と登っていく。

1420mの展望台へ 


さらに奥には「創造の森」があり自然と一体となった彫刻が沢山ある。

スカッと気持ちいいですね。コレよコレ!!東京で憧れていた景色は!!


兎と芽吹いた種・・・と言うタイトルだったかな?


実は諏訪湖にもう1泊予約していたのですが、午後から豪雨洪水注意報が出ていて残念ながらキャンセル。

途中手打ちそばを食べ帰宅。





東京を出たいという欲望が解消した2日間でした。








コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

府中郷土の森・紫陽花 & メルカリ教室 &大倉集古館・芭蕉布

2022-06-22 22:00:46 | 展覧会
1週間前・庭のユリ
10年ほど前、元文庫の佐渡島旅行で買って来たユリ。
手入れの行き届かない庭にも 律儀に毎年咲いてくれます。

🌸 🌸 府中郷土の森の紫陽花 🌸 🌸

2週間前になってしまいましたが、6月9日、ブログの仲間花水木さんと郷土の森へ。

嬉しい事に、私のブログに時々登場する府中郷土の森に行ってみたいとの事。

10000本の紫陽花の咲く時期にお誘いしました。

花水木さんとは10年以上のお付き合い。

ハイキング、新年会など顔を合わせの機会も多く、会えば気心通じる楽しいお喋りとなります。

郷土の森は年何回も行っているのですが、友人と一緒に廻るのも格別な楽しさがありますね。

久しぶりに隅から隅まで歩き回ってしまいました。
全てに興味を持って楽しんで下さったので、嬉しかったです。
清楚なアナベルが満開。





お茶室からの眺め 
市内にあった薬屋

園内のお休み処でクリームあんみつ♬

紫陽花は咲き始めが一番美しい。濁りのない色に囲まれ幸せな一日でした。

行きたくても都合のつかなかった方、当日ダメになった方々がいらっしゃったので、次回は梅見物でも企画しましょう。

💓💓 メルカリ教室に行く 💓💓
基本、いらないものは捨ててますが、捨てるには勿体ない物がある。

誰か使ってくれると嬉しい、売れたら嬉しい…と思い2年ほど前からメルカリを考えていた。

簡単よ・・・・って友人は言うけれど、手順紹介の動画を見ても自信が無い。

それで行ってきました!!「メルカリ教室」

横浜丸井のメルカリステーションに予約、当日は同年代らしき(私よりは若いかな?)女性達6人が生徒。

1時間の講義で出品までの手順を教えてくれる。

出品するものを持参。写真を撮って説明書いて、出品。まぁ説明の早い事!!

発送などはザッと説明してもらって、あとは本を読めって感じ。

でも良くわかり自信もついた。行って良かったです。


私はその場で、着物の豪華写真集を1500円で出品。

同じ本が2000円ぐらいで出品されていたので売れるかと思ったけれど
いまだに反応無し。 

次は値下げしてみましょう。初出品、売れたら報告しますね。

💓💓 大倉集古館 芭蕉布・平良敏子と喜如嘉の手仕事 💓💓
数年ぶりの大倉集古館、周囲の様変わりに驚いた。

虎ノ門ヒルズ駅で降り、江戸時代街全体を見渡せたという江戸見坂を上る。

周囲は緑濃い紫陽花の咲く公園となっていた。

大倉集古館

芭蕉布とは芭蕉からとれる天然繊維から織られた織物。
沖縄の代表的な織物だったが、第2時世界大戦で技術が途絶えた。
平良敏子はこの技法を復活させ、喜如嘉(キジョカ)に工房を開いた。2001
2001年二人間国宝にに認定された。
透けるような風合いの美しい布。

敏子さんは99歳で今も活躍しておられます。

私が初めてこの布を目にしたのは40代半ば。
お客様のご自宅で見せて頂いた。

「何年も待って織って貰ったの」と沖縄出身のおばあさまが、愛おしそうに
着物を眺めながら話す。 

素朴な色合いの着物で、当時なぜそんなに貴重なものなのかわからなかった。
後年、日本の布、沖縄の布を知るにつけ「あれが芭蕉布だった」と納得。

織りあげるまでの途方もない手間と時間がかかる布。
こんなに数多く貴重な芭蕉布を見たのは初めて。
沖縄本土復帰に寄せて開かれた、素晴らしい展覧会でした。


以前強烈に惹かれ買ってしまった、古い芭蕉布で作った作家物のバッグ。
何人もの織り手のパワーが集まっています。

蛇足
大倉集古館は伊東忠太の設計。
大倉喜八郎が設立した、日本で初めての私立美術館。
 

2階テラス


伊東忠太建築、お馴染みの怪獣たち






コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする