16日 3日目
宿から車で30分程の十和田市官庁街へ
草間彌生のアートが市民公園に!!
子供が草間彌生の「犬」にまたがり遊んでました。贅沢!!
ピノテック・チェンバー と言う方の作品。
内側も脳内に入ったようにグチャグチャ。上下左右の感覚がわからなくなる。
現代美術の作家は名前を聞いても全くわからない。
フワフワに見える家なんだけど・・・・吸い込まれるように入ってしまう♬
これ全部 官庁街を貫く道路わきにあるアート。
これが十和田市官庁街通り。
両側にこの幅の歩道があり、初めて見る壮大なスケールの道路。
馬の産地であった十和田市には、戦前旧陸軍軍馬補充部が設置されており、
戦後その場所が官公庁用地として整備されたそうだ。
長さ1.1キロ、幅36m、松と桜が植えられた美しい道路。
桜の散る頃。ホームページより。(クリックをどうぞ)
十和田市現代美術館
外観を楽しんで、いよいよ内部へ♬
最初のホールに、圧倒的な存在感の
ロン・ミュエク作「スタンディング・ウーマン」が立つ。
皺、たるみ、血管、などがリアルに表現されている。
コロナ以前にはこの手に触ることが出来たと友人が話していた。
柔らかかったそうだ。高さ4メートル。
垂れ下がるプラスチックは肩車した人体の集合。
奈良美智の大壁画
お土産コーナー
最後に
建物「ブエノスアイレス」レアンドロ・エルリッチ作
キャー!!たすけて~!! 「青森へ」のブログその1の写真。
種明かし・・・・
下に寝そべると、鏡の効果で壁に張り付いているように見える。
遊んじゃった♬
十和田市立図書館 安藤忠雄設計
建物入口
図書館入口のアトリウム。
冬でもここで待ち合わせしたり、お喋りできそうな空間。
図書館のドローイング。ピンクの桜の木を囲むように設計している。
写真の上部に写る木がシンボルの桜の木。
春は桜満開の並木、夏は緑陰、秋には落葉、そして冬には雪景色。
外の景色を取り込んだ居心地の良い図書館。
こんな図書館が近所に欲しい!! 十和田市は文化の香りに満ちている。
八戸市 種差海岸(国立公園)
八戸港近くの「蕪島神社」後ろの岩場はウミネコの繁殖地として有名。
18年前に来た時は鳥居もなく、階段も本殿もボロボロ。
北の海の哀愁漂う神社だった。
階段下のコンクリートで、おばさん達がわかめを干していた。
今はそんな面影なし。
東日本大震災では階段の半分ほどまで水に浸かったそうだ。
ウミネコの繁殖場。神社後ろの岩場。
遊歩道沿いの岩場。波が荒い。ドド~ンと波の音が響く。
葦毛崎展望台。まるでポルトガルの城塞。
荒々しい海。
30分ほど歩き、また車。
種差海岸の天然芝生地。昔来た時、どこまでも続く芝生の海岸に感動した。
東日本大震災で海岸が滅茶苦茶になり、時をかけて復活したと聞き、
是非訪ねてみたかった。
昔よりずっと観光地らしくなっていた。
最後に「是川縄文館」へ 約3300年前の出土品を展示
縄文時代の漆塗りの櫛は初めて見た。
縄文人はオシャレだったのね。
か、かわいい~~
キノコの埴輪?初めて見た!
シャープで無駄のない形の土器。
同じ縄文でも、長野、山梨付近の出土品とはずいぶん形が違う。
国宝の「合掌土偶」
もう3,4回見ているけれど、夫は出土した現地で見たかったらしい。
国宝土偶は展覧会では撮影禁止、でも現地では写真が撮れるそうだ。
全行程終了。
八戸19時6分のはやぶさで帰京。
駅弁は全部ウニ。私はおなかいっぱいでオニギリ。
娘と夫はこのお弁当に大満足。
2泊3日の充実の旅でした♬