気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

 東京競馬場・真夏の饗宴 & 西沢渓谷ハイキング

2012-07-23 15:17:22 | 旅行

  先週の温度変化の激しかった事!!体が対応できません。

火曜日は歩きたくなって、母の老人ホームまで30分ほど歩いたらダウン

汗が止まらず頭はボーっとしてくるしで、早々に引き揚げました。

途中、自動販売機でオロナミンCを買ったり、コンビニで涼んだり、やっとこさで、家にたどり着き、

水シャワーで体を冷やしました。

暑さは敵、熱中症は命取りと肝に銘じなければ、長生きできませんね~

 

 一昨日は東京競馬場の花火 

土曜日、娘がやってきて、日曜日東京競馬場で花火を見ようと誘惑。

この土地に越してきて34年、ほとんど毎年見ているけど、それはいつも多摩川の土手での鑑賞。

今回は競馬場で真上に上がるのを見ようと言う。 楽しそうね~、のったわ

花火は7時半から8時までの30分。いったい何時に行けばいいのやら?????

場所取りを完璧にするために夫と娘と3人で2時半に行ってみました。

 

芝生が開放され、こんな感じ。芝の手入れが良くフッカフカ 

スタンド席はポツポツ埋まり、スタンド前の平場はすでにぎっしりシートが敷いてあり、場所取り完了。

それぞれシートに、ガムテープで名前が書いてあったのがおかしい

 

私達は背もたれ付ベンチを確保。  特等席よ。2時半から場所取りした成果です。

 

ヒマなので3人で競馬場散策、コンビニで食料を買ったり、生ビールを調達。食べて飲んで・・・

まだヒマなので、息子に楽しそうな私達の写真を送ったら、息子も一時間以上かけて食料持ってやって来た。

久々の家族再会

五時を過ぎると浴衣姿の若者カップル、親子連れ、ママ友、家族達などが続々やってきて芝生もギッシリ大混雑。

 

夫と娘は一眼レフ、息子は動画。

私は普通のデジカメなので、あまり良く写っていませんが・・・・・・・

 

 

30分で6000発の花火。 遠くからでは見られない低い花火も堪能。

4人で楽しんだ真夏の夜のイベントでした。

来年も行こう~~と  しっかり宴会の準備をしてね

 

 西沢渓谷と乙女峠 

                

3連休どこか行きたいね、という事で急遽決めたのが ↑

15、16日で行ってきました。

涼しい写真をご覧くださいね~。

 

  

駐車場からは広い道が続き、20分ほど歩くとやっと入り口。

 

 

いきなり吊り橋が。ゆらゆら揺れて、少し怖かったわ

この辺はまだ左側の下に渓谷があるのですが・・・・・・・

 

だんだん渓谷沿いに歩くようになり、気を付けないと滑ってしまう。 

渓谷歩きは緊張しますね~

どうどうと流れる水。吸い込まれそう。

  

写真で見ると龍の頭に見えますね。 歩いている時はわからなかったわ

 

右下に写っている鎖を握りながら歩きます。 さすがに疲れ、ゆっくりマイペースで。

後ろから夫の、「ちゃんと掴まれ!足をふみはずすな!足元をよく見ろ、ゆっくり歩け」と言う檄が飛びます

前に、2歳と5歳ぐらいの子供連れ親子がいましたが、いつの間にかずっと先に行き、見えなくなりました

 

        

これが一番有名な 七ツ釜、五段の滝。

やっと着きました

 

 

帰り道はラックラク。

昭和43年まで、切り出した材木のためのトロッコがあり、そのなだらかな廃線跡を歩きます。

廃線跡って、郷愁をそそられますね。 廃線跡って一度歩いてみたかった

 

ずいぶん下りてきたけれど、まだまだ山の中。

 

 

次の日、ブドウ畑を見渡す丘の上の施設に来たけれど、なんと4月から廃業。

 

周りの景色を楽しみ、出発。

富士山も見えましたよ

 

来たのは乙女高原

           

ほとんど人もおらず、高原を夫婦で独占。 気持ちいいですね~~

 

          

高度1400メートルの高山植物を守るため、ロープの内側は入れません。

白樺から見上げる空。

 

前日に急遽予定を立てたのに、素晴らしい景色に出会えた2日間でした。

宿は最悪で珍しく失敗しましたが、 そんなことは見事帳消しでしたね。

夫が以前足の肉離れを起こしたので 、二人で歩くのは一年ぶり。  

やっぱり歩くのはいいね。目にグリーンと青が焼付きました。

また行きたいな~

 

そうそう、西沢渓谷を初めて知ったのは夢路さんのブログでした。

夢路さん有難う

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武蔵五日市散策 南沢あじさい園・深沢小さな美術館

2012-07-14 23:55:16 | 散策

 ブログのお友達から、満開のあじさい園に行きましょうとお誘いが

エッもうどこでも紫陽花の季節は終わったのに?

東京の山は軟弱とバカにするなかれ、山深く、自然が厳しくて、開花が遅いのだそうです。

 

だんだんさんの車で、ラッシーママさんと私(三多摩組デス)、連れて行っていただきました。

だんだんさんはこの辺を本当に良くご存じで、

とっくに花恥じらう年齢を過ぎている私達を、夢見るようなメルヘンチックな場所に

いざなってくれました。

  

あじさい山に近づくにつれ、沢山のジイジが迎えてくれます。

道沿いに、畑の中に、時には普通のお宅の庭に・・・・・メルヘンチックでユーモラスなジイジが700本も

         

山の入り口付近。

もうこのあたりから興奮し、バシバシ デジカメを撮っていたら、まだまだこれからよ・・・・・

とだんだんさんに言われてしまいました。

 

 

後ろもすごいでしょ?

 

ずーっと、向こうまであじさい。

  

しっとりとした谷間の空気を感じながらゆっくり歩く。ブルーと白のあじさいが満開。

今日が晴れでなくてよかったわ。

あじさいは湿った空気が似合う花ですね。

 

  

デジカメ大活躍。

 

                     

定例のおやつタイム。

漬物は、この辺に住む方が、お客様用に用意したもの。

私達にも「どうぞ」と勧めてくださいました。優しい方です。

10年前?20年前?忘れましたが、ご夫婦で移住されてきたそうです。

冬は厳しいけど、楽しいとおっしゃってました。

 

 

畑にもあじさい。

 

茅葺の民家。多分、お漬物を分けて下さった方のお宅。 立派です。

 

           

ランチまで時間があるので、秋川の上流まで行き、乙女たちは水遊び(笑)

 

予約して下さったランチは、この辺で有名な、「山崎酒舗」。

ここの和食は地の野菜を使い、とても美味しくて大ファンです。

でも遠くてなかなか来られないのが難点。

ここに来られたなんて嬉しいわ~~~

ランチの写真は上手く撮れなかったので、皆さんにお任せです。

 

 

 

この美術館は、テレビの人形劇「プリンプリン物語」の人形を作った友永詔三(あきみつ)さんの

個人美術館です。

ジイジもこの方の作品。

    

美術館入り口と、喫茶店入り口。

作品はプリンプリンのお人形、木彫の女性、桐と和紙を使った、不思議な照明。

写真を載せられなくて残念ですが、この建物同様の独特の雰囲気を持っています。

 

喫茶店内部。わたし、小人になった気分。

私達は、この右の窓の外でお茶です。

 

池が左右前方にもあり、鯉に囲まれています。

 

ノンビリまったり、コーヒーと手作りお菓子を味わいました。

 

盛りだくさんで、変化のある一日でした。

武蔵五日市にこんな楽しい場所があったなんて

だんだんさん有難うございました。

            

 

コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月の芝居

2012-07-08 23:20:40 | 芝居

 一昨日は、雨なのに素敵な体験をしました。

そのお話はまた機会があったらね。

 

まずは先月の芝居を書かないと・・・・・忘れそうなので・・・・・と言うよりも もう忘れてる?

皆さま、マニアックなので適当にスルーして下さいね。

6月の共通項は、チャンバラ

それぞれ、違う形ですが、舞台狭しと白刃を交えます

 

 6月19日 「飛び加藤」 幻惑使いの不惑の忍者

                シアタークリエにて 演出:河原雅彦

                出演:筧利夫、佐津川愛美、涼風真世

      

敢えて、事前に切符を取るほどではないと思っていたが、偶然お安く手に入ったので行ってみた。

筧利夫の忍者・・・・・この人、動きがいいので忍者が似合うかも。

仲間由紀江の「TRICK」の原作者の脚本、新進気鋭の演出家の作品とくれば、

ハチャメチャな内容と期待してしまったが、意外とストーリーがしっかりしていて、見ごたえがあった。

 

今は引退した伝説の忍者「飛び加藤」と歌の上手な旅芸人の少女の話。

他愛のない話だけれど、少女の純愛を叶えてやろうと、忍者が身を削って献身するストーリーに加え、

笑いあり、チャンバラあり、そして日本古来の伝統的手品「手妻」を見せるという盛沢山な内容。

この手妻だが、切り裂いた紙を混ぜるとうどんになったり、紙片が蝶になったり、紙ふぶきになったりで、

いつかどこかで見た、昔懐かしい手品で、照明と相まって、とても美しかった

シアタークリエは女性の団体客が多いのだけど、皆さん実に楽しそうに舞台に反応していた。

思わぬ拾いものをした気分の舞台だった。

 

6月22日 「シレンとラギ」 劇団☆新感線  作:中島かずき 演出:いのうえひでのり

                 出演:藤原竜也、永作博美、高橋克美、北村有起哉、古田新太、

                     高田聖子、橋本じゅん

               

年に1度か2度のお楽しみ、娘と二人、待ちに待った劇団☆新感線の公演

数か月前に、ゲットした貴重なチケットです。 席も前から7列目のど真ん中

今回は何と言っても主演が魅力(藤原竜也、永作博美、高橋克美)

舞台姿の美しい藤原竜也、そして演技派の永作博美。7月が楽しみでした~

ストーリーは省略。

 

藤原竜也(ラギ)は舞台に出てくるだけで場がぱっと華やぐ。殺陣はキレが良く、美しい。期待通り!

そして永作博美(シレン)に寄せる思いはとても切なく、恋焦がれる若者の役がぴったりはまる。

藤原君は新感線のアンケートで、いつも出て欲しいゲストの一位に選ばれていたそうだ。

私も待っていたわ。

ただ、欲を言えば彼のセリフは口の中にこもり、聞き取りにくい時がある。

また、彼の悲しみの表現はいつも似ていて、もう少し表現者として深みが欲しい。

彼のデビューからずっと舞台を見ているので、どうしても辛口になってしまう。

繰り返すけど、本当に殺陣は綺麗!!見ているだけでスカッとする。

天性の舞台俳優ですね~。

 

永作博美さんは、小っちゃくて、かわいくって、でもドスの利いた声がよくとおる。

切れの良い殺陣にビックリ!!

今まで新感線の舞台に数多くの女性ゲストが出たけれど、天海祐希に次ぐ、動きの良さ。

細いので気が付かなかったけれど、役者としての肉体の鍛錬を欠かさない人なのですね。

 

高橋克美は、さすがに舞台出身の役者さんだと感心した。

暴力的な独裁者の役だが、その迫力たるやすごい

怒鳴り殴り蹴飛ばし暴れと、梅ちゃん先生のお父さん役とは似ても似つかない役を

圧倒的な迫力で舞台を引き締めていた。

 

前半後半の3時間15分の舞台。

素晴しい俳優たちと、素晴らしい舞台装置と衣装・・・・でも不満が残った。

前半は、素晴らしく、後半どうなるのだろうと期待でワクワクしたが、

後半の最初の方で悪役の高橋克美が死に、圧倒的な悪役がいないままに話が進んだ。

新感線と言えば絶対的な悪があり、クライマックスでは皆が力を合わせて悪と戦い、

最後はそれぞれの新しい門出があるというのがお定まりのストーリー。

でも、クライマックスの戦いは、毒ガスで味方が全員死んでしまうというあっけなさ。

ラストは、生き残ったシレンとラギの血には毒消しの作用があるので皆に飲ませようという腰砕け具合。

いつもハチャメチャなストーリーだけど、高揚感たっぷりのラストは必ずあった。

でもこれはひどい。クライマックスがなかった

さすがに観客はえ~っ!!と思ったのだろうか?

いつもの熱狂的なスタンディングオベーションはなく、アンコールも2回だけだった。

残念

 

でも、ゲキ×シネ(舞台の映画化)で上演されたらまた見に行くだろうなぁ 

古田新太は少し細身になったようで、体のキレが良くなり、殺陣がかっこいい。

橋本じゅんとの掛け合いは最高に面白い。

高田聖子は、後半の飢えた母娘の場面が本領発揮でさすが!!

☆新感線好きです

 

 

 

6月28日 市川猿翁、市川猿之助、市川中車 襲名披露 市川団子初舞台

       「新橋演舞場」にて

   

 

 

   

夜の部のスーパー歌舞伎 「ヤマトタケル」 夫と二人で。

 

こんなにチケットを取るのが大変な歌舞伎は初めてだった。

一般発売前の歌舞伎会枠で取ったけれど、手ごろな値段の席はあっというまに埋まっていった。

 

スーパー歌舞伎は今まで4回見たが、ヤマトタケルだけは見たことがなかった。

猿之助(元亀治郎)のファンなので、素晴らしかったとしか言いようがない。

父の皇帝を慕い、認めてもらいたい一心で、戦いに人生を費やし、燃え尽きるタケルを

切なく力強く繊細に演じて、拍手が鳴りやまなかった。

中車も歌舞伎役者の中で見劣りがしなかった。

こんな舞台を見る事ができ、幸せでした。

色々感想を書きたいけれど、上の2つで力が尽きてしまいました~~

 

そうそう、アンコールの時に、洋服姿の猿翁が出てきた。

胸に手を当ててから、ゆっくりと観客の方に手を伸ばし、目線を上げ、ジェスチャーで感謝の意を表した。

こんなしぐさだけで、観客一同皆が猿翁にひきこまれ、胸が熱くなった。

さすが名優です。

 

   

新橋演舞場の前で。

頂いた訪問着を着て記念写真。

 

   

 

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歯茎がピンク♪ &  琉球芸能江戸上がり

2012-07-02 10:11:07 | 病気・後遺症

      突然の登場

 岡本太郎の屋外彫刻 

                                                          

こどもの城、青山劇場前にある 「こどもの樹」

 

                 

銀座にある 「若い時計台」  若いカップルが和んでます。

顔の部分が時計です。この彫刻は夜の方が綺麗 

このほかにも渋谷駅には巨大な絵画があります。

太郎さん、亡くなってもエネルギーは永遠なのね。

街が楽しく変身しています。

 

 先日、4か月に一度の歯科検診に行き、虫歯、歯槽膿漏の点検と、歯石を取ってもらいました。

口の中を覘いた歯科衛生士の方から、「歯茎がきれいなピンクになりましたね~~♪」と開口一番お褒めの言葉が・・・・

そして検診の最後の歯科医のチェックでも、「ピンクでいいですね~」と褒められました。

この歳で褒められることも少ないので まぁ嬉しかった事

口の中は悩みの種なのです。

口が開かない、唾液が半分しか出ない、舌が自由に動かないという、まるで虫歯の温床みたいな口の中で、

さらに虫歯になってしまったら、治療がしにくいという欠陥があります。

なので歯磨きは丁寧にしています。

こんな目に見える効果があっったなんて、歯磨き頑張った甲斐がありましたわ~~

 

一つ心配があります。

 

数日調子が悪かったのですが、なんと血圧がかなり高めになっていました

もともと弱い血圧の薬を飲んでいるのですが、数日飲み忘れたら、下が100を超えていました!!

急いで医者に相談、何とか下がりましたが、まだ朝方は高いのです。

高血圧の本を読み、対策検討中です。

 

 琉球芸能江戸上がり 6月30日、実践女子大の公開講座 

講演、映画、琉球歌三線の人間国宝の方の座談、琉球古典舞踏と、盛り沢山な内容で、

月に一度通っている講座の方達と行ってきました。

               

約400年前薩摩による琉球侵略以来、琉球王府は江戸幕府に表敬のため使節を派遣していました。

これを江戸上がりと言い、幕末まで18回行われました。(知らなかったわ

使節は100名規模で往復に半年もかかったそうです。

その折、儀式の後などに沖縄の様々な芸能が披露され、その芸能は現在でも脈々と受け継がれているそうです。

今回の講座では、ミニ沖縄史の講演と、そんな歴史のある古典芸能の披露でした。

 

大学の公開講座と侮るなかれ・・・内容の濃さに驚きました。

三隅治雄先生(芸能学会会長)のお話は、簡潔にして非常に良くわかる内容で、

九州から渡った人達が王府を作っていく過程が良くわかりました。

守り神が女性であることなど、女性を大事にする信仰が、

日本の古来の信仰の原型を受け継いでいる話は初めて知りました。

戦中戦後の沖縄史は映像で見たり読んだりすることがありますが、

それ以前の話はなかなか触れる機会がなく、良い講演を聞きました

 

沖縄の古典芸能は、三線、琉球歌は照喜名朝一さん、踊りは重要無形文化財保持の方で、

手の先まで足の先までの緊張感が伝わり息をのむ美しさでした。

2つの演目があり一つは軽快に、一つは非常にしっとりとした、会うに会われぬつらさを表現したもの。

沖縄観光の折に目にする芸能とは一味違う奥深いものでした。

これが無料だなんて

 

今年は沖縄返還40年なので、各地でいろいろな沖縄関連の行事が行われています。

来週はサントリー美術館の紅型展に友人と行きますが、良い機会なので行ける行事、展覧会などには

足を向けたいと思っています。

 

 最近の着物 

           

チェックの着物はブログのお友達から頂いた反物から仕上げました。Bさんありがとう!

山種美術館に着て行きました。

 

6月のお芝居は今日千秋楽の舞台があるのでまた次回にね。

 

 

 

コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする