気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

桜・・・・カナル・カフェと小石川後楽園  AMUSE美術館

2019-03-29 16:03:13 | 散策

  都内の桜は七分咲きから満開に近いらしい。

そして3月28日は絶好のお花見日和との事。その後は寒くなるらしい。

 

 この日、独身時代の仕事の先輩と会う約束をしていた。

いつも私のプランを気に入り、とても喜んで楽しんで下さる。

 今回、墨田川沿いの桜を水上バスで見ながら浅草、六義園と古河庭園、上野公園と岩崎庭園など3つのプランを立て、

聞いてみたが、イマイチ乗らない様子。

一人で都心に出ないので、待ち合わせ場所にも不安を感じるらしく、結局ハチ公前で待ち合わせ、映画という事になった。

でも、桜満開の時期、建物の中にいるのはもったいないですね~。

半ば強引に新宿で待ち合わせた。

無事に出会うことが出来、まずはホッと安心。

 

 ランチは飯田橋駅すぐの外濠にある「カナル・カフェ」 11時半の開店少し前から並んだ。

都内は桜満開と聞いていたのに、2部から3部咲き程度。

少し残念だけど、この時期にここに入れるだけでもラッキー♪


 

 


 

 開放感あるデッキサイドで、初めてピザを頼んでみた。もっちもちで美味しい。

 

 今まで屋根のある店内で食事することが多かったが、桜の時期は普通のメニューが無くてビュッフェのみ。

(今は違うかも知れませんが)

デッキサイドはお茶とケーキ専門で利用していたが、ピザ美味しいのね!!

これなら気楽に利用できるわ~。

 

 このレストランのおススメ時期は新緑の5月。

爽やかな季節、都会の真ん中で水と緑に囲まれる気分は最高!

自分がどこにいるか忘れます。

 

次は歩いて10分ほどの小石川後楽園へ

 ここは梅林で有名だけれど、桜も10種類ほど、30本ほどある。

この庭園は、水戸藩2代目藩主の水戸光圀が、完成させた庭園。

参勤交代で江戸にいる藩主たちを招いて接待したという。

 

 2時からボランティアガイドの説明があり、参加してみた。

これが大正解!口跡明瞭、明快な説明、園内をくまなく回って説明してくれた。

先輩大喜び♪ 『まるで旅行に来たみたい』

私も何回も来ているが、いつもササッと回るだけ。こんなに広かったかしら?

初めて来た気分になる。

 

琵琶湖に見立てた池。

庭全体が木曽川沿いに木曽街道を歩き、琵琶湖に出ると言う設定がされている。

川はある時は大堰川(おおいがわ)、木曽川、京都の龍田川という見立てがされ、壮大なスケールを秘めた庭であった。

これは、ガイドの説明が無ければ決してわからなかった事。
 

入り口正面にあるしだれ桜はまだ蕾。

この桜は有名な六義園の枝垂れ桜と同じ時期に植えられた.

けれど土との相性が悪かったそうで、六義園の桜ほど大きくはならなかった。
 

嵐山・渡月橋と大堰川(おおいがわ)


 
 
 


中国の造園家が作った180年前の石橋。東日本大震災でもびくともしなかったそうだ。

水に半円が写り、眼鏡橋と呼ばれている。

下の流れは、東京に唯一残る、神田上水の水路だそうだ。

ちなみに昔は神田上水から池の水を取り入れていたが、今は井戸を掘り、その水を利用している。
 


中国の山水画に出てくる庭、京都嵐山の風景、京都の山々、木曽路、などに見立てて造った庭。

江戸時代の人達の庭にかける情熱を目の当たりに見た。

小石川後楽園のボランティアガイドの説明、お時間があれば皆さんも聞いてみて下さい。

面白い!!

 

 飯田橋でお茶を飲んでから解散。

「楽しかった~」と先輩が喜んでくれた。

先輩、いつも大げさな位喜んでくれるので、プランするのも楽しく、良い気分が残るお付き合いが続いています。

 

 

 

 今週から活動再開。

26日は思いついて、ずっと行けなかった浅草AMUSE・MUSEUMへ。

ここは3月末で建物老朽化のため閉館する。

青森の襤褸(ぼろ)

寒い地方では麻しか取れず、木綿は高級品だった。

けれど麻は風を通し、冬の衣類としては非常に寒い。

寒冷地では、寒さは命取りになるので、人々は布を重ね、木綿糸で縫い合わせた。

この襤褸にくるまり囲炉裏にあたり、肩寄せ合い寝た。

何代にもわたり使われる事もあり、まさに命を守った布である。

一見、本当にボロボロだが、よく見ると丁寧に継ぎ合わされ、一針一針に縫った人の思いが込められ、

すさまじい迫力がある。

そして美しい。用の美とはこういう事なのかと納得。

 

民俗学者の田中忠三郎氏が収集した襤褸など、東北の布がここに展示されている。

閉館後、この襤褸たちの行く先はまだ決まっていない。

まとめて見られるのは今だけかもしれない。

夫の入院で諦めかけていたが、やっと見に行くことが出来、良かったと思う。

 

貧しいながらも女性は身を飾った。菱刺し、こぎん刺しのエプロン。

一針、一針刺していく気の遠くなる作業の末に完成する。

 

 

 

 

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夫の入院

2019-03-25 23:14:11 | 病気・後遺症

  いよいよ桜の季節ですね。

皆様お花見の計画は立てましたか?

 

 24日の多摩川べりの桜です。

23日は咲いている花を見つけるのが大変だったのに、一日で一気に開花。

これからは あちこちで桜情報が飛び交い、忙しい1週間が始まります。


 

(初々しい桜)

 

 先週金曜日22日に夫が退院してきた。

病名は食道ガンのⅠ期。

幸いなことに内視鏡手術で摘出でき、5日間の入院で済んだ。

 

 息子の結婚式の前日、市の健康センターに一日ドックに行ってきた夫がショボンとしている。

「ガンだって」

「エッ」

そんな~。健康チェックに行っていきなりガン宣告?

軽いガンなら友人も、友人の夫も、義弟も、かかったことがあるので、「ガン」自体には「来たか~」という感じで驚かなかった。

治療法も確立しているし、二人に一人がかかる時代だしね。

けれど、検診のその日に宣告され、細胞診のため細胞を取るまでやるなんて重いのでは?と不安になった。

胃カメラの画像を見せてもらうと、何やらべっとりと、ある所ではギザギザに、食道の内部が覆われている。

 カメラの性能が良いのでリアルなガンが映し出され、重いのではと不安になった。

 悪い事に結婚式の前日なので、娘が泊まり、息子達も夕食を食べにやって来る。

夜はお肌の手入れもしたいし、睡眠不足は大敵。

でもそんなことは吹っ飛んだ。

今、その日に息子達に何を食べさせたか覚えてないし、式場に行ってからの記憶しかない。

落ち着いていると思っていたが、結構動揺していたらしい。

 

 それからの行動は早かった。

3日後に、検診センターの医師から、細胞検査の結果は出ていないけど、ガン確実と言われた。

医師は重くはないと言っていたが、不安は収まらない。

その日に医師から紹介状を書いてもらい、私が治療したガン専門病院の予約を取った。

 

 そして、2度の診察で、軽いものと言われた。内視鏡で取れるそうだ。

今までガンで苦しみ、次第に重くなる方々を沢山見てきたので、心からホッとした。

ちなみにガンの進行具合は ステージⅠ期、Ⅱ期、Ⅲ期、Ⅳ期に分類される。

  Ⅰ期・・・ガンが表面の筋肉層にとどまる。

  Ⅱ期・・・筋肉層を越え、広がっている。

  Ⅲ期・・・リンパ節にも転移。

  Ⅳ期・・・他の臓器にも転移している。

   

 

 18日に入院、その日の午後に手術。

手術後夫はグッスリと眠っていたので、目覚めを待って帰宅した。

夜、担当医と話が出来たようで、lineで「全部とれた!!」と報告がきた。

流石にこの日はぐっすり眠った。

 
 
 
  19日は娘が会社を休みお見舞いに来た。

その前に豊洲市場で、二人でランチ。
 

有名なお団子。あんこも団子も全部美味しい。
 

丼匠(どんたく)でランチ。

「お見舞い替わりよ」と娘におごってもらった。

病人は夫なのに?と言うと  「ご苦労様の気持ち」と言われた。
 

(市場の屋上から見た景色)

 

 皆さま、胃カメラは大事です。

食道ガンは、飲み込みにくくなったり痛みが出てから気づくことが多いらしい。

健康診断では胃の検査はするけど、特に食道の検査はしない。

今回たまたま胃カメラ検査をしたから食道ガンがわかったのであり、通常は症状が出てから気が付く。

ここ2年ほどはバリウム検査のみだったので、ガンがわかったのは、良かった、ラッキーだったと言うしかない。

 

 これでガン本人の気持ちと、患者のそばにいる人の気持ちを経験したことになる。

本人は勿論辛いが、そばにいる人間も自分が何もできない分、もどかしさが増すと思った。

 禍福はあざなえる縄のごとし・・・・実感です。

 

 私達夫婦、今まで何回かの大腸内視鏡検査で、夫は6個、私は8個のポリープを取っている。

大腸のポリープはガン化する。

私達夫婦、二人ともガンになりやすいタイプかも知れない。

これからもきちんと検査を受けなければ 油断大敵

今、気が引き締まる思いで暮らしている。

 

 

夫はまだ「おかゆ」ですが、外出もし、徐々に元気になっています。

 

 

 

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曇り日の昭和記念公園 

2019-03-18 00:51:35 | 散策

 夫が刺身を食べたいと言う。



 我が家の近辺には美味しい魚屋が無いので立川まで行く事にした。

ついでに昭和記念公園にも散歩がてら寄ることにした。

今は何の花が咲いているのかしら?

早春を告げる梅の開花も終わり、園内はとても静か。

花がありました 数本の寒緋桜が曇り空に映える。

もうすぐ桜の時期だけれど、まだ冬枯れの景色。

でも心持ち、枝の先がふっくらしているかしら?

携帯の写真がなぜかモノクロになってしまった 不思議

現代の景色とは思えない。

色がつくとこんな感じ。 人が少ないですね。

修善寺寒桜と、寒緋桜。

 少し空も明るくなり、この一帯が華やか。カメラを向ける人が多い。

 

 行きは西立川口から。 帰りは立川口から。

夫と、昭和記念公園があるなら、平成記念公園もできるのかなぁと話した。

都内には土地が無いので、作るなら福島?

人が福島に行き、賑やかになるならそれも良いと思ったが、たぶんどこにも作られない気がする。

 

 立川駅まで歩き、ルミネの地下で、マグロとイカのお刺身を買った。

私は生魚はあまり食べないのだが(イカは好き)、このマグロは美味しくて3切れ程食べた。私にしては上出来

 

 旅行ではないのですが、しばらくバタバタしており、コメント欄を閉じます。

でも、訪問はしますので宜しく

 

 

 

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新宿御苑の梅 満開

2019-03-10 01:18:23 | 散策

 毎年の梅見は、府中郷土の森に行くぐらい。

あとは遊びに行った先で、偶然満開の梅一本に出会うと、ラッキーと感じます。

でも今年は鎌倉に行き、池上梅園に行き、

そして、ラッシーママさんに誘われ、新宿御苑にも行き・・・・・梅三昧の日々でした。


 若い時は、梅にも桜にもそれほどではなかったのに

年を重ねる度に時期に咲く花が愛おしく、今見なくては!との思いに駆られます。

先週今週は定期的な趣味と医者以外には予定も少なく梅見に邁進❗



3日の府中郷土の森の梅





5日の我が家の梅

やっと咲き始めました。



5日ラッシーママさんと新宿御苑デイト

 渋谷でラッシーママさんと待ち合わせ。 

あら! ハチ公が子供産んだ? よく見れば猫。

いつもは外国人が列を作り写真を撮っているのに今日は皆が猫ちゃんを撮っている。

でも私は孤高に天を仰ぐハチ公が好き。猫は邪魔。

 

 ラッシーママさんが、新しいビルの中にあるハワイアン的なお店のランチチケットを買っておいてくださった。

明るくて、店員さんも感じよく、美味しくて♪

渋谷にお芝居を見に来る事があるけど、なかなかお食事の店が見つからない。

ここは席もゆったりで落ち着くので、また来ます。

良い所を教えて頂いたわ~。 

 

 電車と地下鉄を乗り継ぎ、新宿御苑へ。

梅、満開でした。 入り口入るとすぐに・・・・

オオ~ 桜や、紅葉の時期など、何回も来ているが、梅満開の時期は初めて。

三々五々、シートを敷いて春を楽しむ人たち。

子供を連れたママたちが多い。 こんな所でのびのび遊ぶのもいいわね~。

 

紅梅も満開。ラッシーママさんと私、思わず顔がほころびます。

              

そうそう、ラッシーママさんは、素敵な大島紬の上着、パンツ、ベスト、バックと 豪華な大島尽くし。

全部ネットで買った1点ものだそうです。

とてもよく似合っていました。写真撮り忘れて残念。

この歳になると、オリジナルで、手作りで、個性的なものが好きになりますね。

             

            (樹形が見事)

 

しばらく歩くと、寒桜。殆ど散っており、これが満開なら見事ね、などと話していたら、

満開の木が隣にありました。

不思議ですね~。同じ種類の木なのに咲く時期が違う。

            

桜の木の下で外人カップルが撮影会。どんな写真が撮れたのでしょう。

真ん中を見て下さい。 メジロが首を傾け、蜜を吸っている。 

目を凝らすとあちこちにメジロがいる。

都心でこんなにメジロを見たのは初めて。 私もラッシーママさんも大興奮。

シャッター押し続けても、動きが早いのでなかなか撮れません。

カメラを構えたおじさん達がこの木を囲んでました。

 

この後は写真をどうぞ

ラッシーさん、ニッコニコ。

 

       

日本庭園にはまるで盆栽の様な木々が。

庭園を眺めながらおやつタイム。

 

最後は温室に。

ラッシーママさんは温室に来たかったそうだが、その前にすっかり遊んでしまったので、二人とも少し疲れ気味。

 

      

 

       

出口近くにあった小さな寒桜。 

これがあのような大木になるには何年かかるのかしら?私達は生きていないでしょうね。

 

 この日の前後は雨。ラッキーでした。

ラッシーママさん、お誘いありがとう。

      



 

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