夕べ、電気釜の上記の吹き出す部分に うっかり手を伸ばしてしまった
すぐに保冷剤で冷やしたけど、今朝見ると縦1.5センチ横4センチの水ぶくれができて朝から医者通い
・・・・・・夏ボケですね。
普通電気釜の蒸気の上に手を延ばすなんて、考えられません。
皆様、電気釜にはお気を付け下さい・・・・・なんて そんなことするの私だけ?
さて、このところ医者通いが続いてますが、今日は明るい話題を
竹花万貴、彫金帯留展
今週水曜日の24日、銀座ミキモトの7階で開かれていた展覧会に着物仲間と行ってきました。
この着物好き4人組、もう8年ほどのお付き合いです。
帯留めがメインですが、竹花さんが帯、着物に日本刺繍をしたものも多く出ています。
着物、帯は ほとんどアンティーク。 トロッとした昔の絹の風合いが優雅
帯留め、着物、帯がすべて物語に成るようにコーディネートされています。
手前の緑の着物は虫の行列の刺繍が施されていたもの。そこにはカマキリの帯留め、そして帯はススキ模様。
狐の帯留めには、 帯のお太鼓の部分に、狐の嫁入りの刺繍が。
無地の着物に黒の帯、帯留は桜、お太鼓部分には桜の向こうに見える三日月、そして桜を照らす篝火が刺繍されています。
宇野千代さんから頂いたという、桜模様の着物と帯もあります。
珍しい色の宮古上布、越後上布、芭蕉布など、今では到底手に入らない織の着物もたくさん展示されていました。
もうウットリ、なかなか見る事の出来ない世界です
贅沢な目の保養です。
日本の美意識の高さを目の当たりにしました。
そして竹花さんのセンスと美の世界に酔いしれました。
アンティークの紫の方が竹花さん。
私達4人は偶然黒っぽい着物。
いつもは適当に明るい色、暗い色が混ざるのにこの日はなぜか皆暗め。
黒い色だと透け感が目立つので、暑い日は涼しげに見えますが、皆考える事が同じとは面白い
4人の着物は手前から、宮古上布、絽のアンティーク、私は紺の紗(Dさんから頂きました)
一番右の方は上布、100歳のお年寄りから頂いたものだそうです。
美味しくて手ごろなランチ、そしてコーヒーはビートたけしの絵でいっぱいの喫茶店で。
美とお喋りを堪能した一日でした。
カマキリ帯留と虫かごのお太鼓
蛍の帯留とホタルブクロのお太鼓
バレエ、熊川達也 ジゼル
6月29日、Kバレエカンパニー 熊川哲也主演 「ジゼル」
バレエの情報はチェックしていないので、熊川哲也のバレエは見る機会がありませんでした。
でもグズグズしていると、熊川さんの肉体の最盛期が終わってしまう?
男性ダンサーは女性を持ち上げたり支えたりで、肉体の消耗が激しいようで、早く見なくてはと思っていました。
今回バレエ好きの友人を誘い、ワクワクと渋谷オーチャードホールにお出かけ。
何と言ったら良いのか、まさに夢の世界。
熊川哲也が飛び上がり、着地するまでは、スローモーションの映像のようです。
羽が生えているように軽やかに飛び、着地も 「トンッ」 ではなくふわりと地上に降り立ちます。
女性を見るまなざし、いたわるように優しく包み込む手、一挙一動に情感がこもっていて素晴しい
熊川さん天才です
バレエ好きの友人が言ってました。
「普通、ジゼルは途中で退屈してしまうけど、全く飽きない。
熊川哲也の演出能力も素晴らしいわ~」
2人とも数日、このバレエが頭から離れず、夢見心地で過ごしました。
観客はバレエ関係者が多いようで、スラッとして背筋を伸ばしたおしゃれな美人達がたくさんいました。
こちらも目の保養でした
普通の舞台の観客と違ったわ