17日 旅行2日目 ザグレブ2日目
クロアチアの首都ザグレブは 他の地に比べ観光客が少ない。
屋根の綺麗な聖マルコ教会は次々ツァー客が訪れ、この付近は混み合っているが、
他は静かな場所が多い。
そして、公園が多く、花壇が多い。
歴史ある建物は必ず花壇に囲まれ、花とのコントラストが実に素敵
この国の人達の美的感覚を感じる。
ザグレブの街はビックリするほど清潔で、ゴミ一つ落ちていない。
朝歩くと、至る所で制服を着た清掃員が働いている。
ゴミ箱も多く、時々中のゴミを回収しているのも見かける。
すがすがしい気分で散策できる街です。
朝8時半ごろホテル出発。トラムに乗って、4つ目のザグレブ中央駅へ
ここから鉄道に乗るわけではないのよ。
この駅はオーストリアハンガリー帝国時代の1890年位建てられ、クロアチアの鉄道交通のかなめ。
クロアチア国内はほとんど鉄道が無く、
ここの駅からスロベニア、オーストリア、ハンガリー、ボスニアヘルツエゴビナなどへの国際列車が走っている。
覘いてみましょう。
おお~~
意外と簡素。時計の下の出入り口の先はすぐにホーム。
パン屋とコンビニと本屋があった。
長距離列車に乗るにはこの3つが必須ですね。
今日の目的はミマラ美術館と大砲・・・この紹介は後程
美術館開館は10時なのでまだ時間がある。
ブラブラ街歩きスタート
駅前のトミスラフ広場。
奥に見えるのは考古学博物館。
とても広く、朝から寝転んだり、子供と遊ぶ親子がいて とてものどか。
消火栓。ザグレブブルー。ザグレブの消火栓は全部コレ。
こびとみたいですね。
左。暗い建物だなと思ったら警察。国旗が印象的。
9時から開いているのは植物園のみ。 私の右側が植物園。
アレッ?
モネの庭?
今日、草花市が開かれるらしく、地元のテレビ局が撮影準備をしていた。
ナント、娘が出演交渉を受けていた。
買っている所を映したい・・・・でも本当は買わなくていいから、タダだから・・・・と言われたが、
時間が無いのでと断ったらしい。
出演するのも面白そうと母は思ったが、出演したテレビを見られるわけでなく、録画できるわけでもなく・・・・
何で、地元の行事なのに東洋の女性を使うのだろうと思ったら、
周囲に若い女性は誰もいなかった というより、公園にはほとんど人がいなかった
歩く 歩く
クロアチアを代表する彫刻家、イヴァン・メシュトロビッチの作品。
街の中にサラッと置いてある。温かな雰囲気。
クロアチア国立劇場。手前にも白と紫の花壇が広がっている。
ミマラ美術館。 ミマラ氏が収集した美術品を展示している美術館。
この広い美術館に見学者は私と娘のみ
人気のない美術館と軽く考えていたらとんでもなかった
世界的名画が次々現れ、あなどってたわね~と娘と感動の連続。
写真OKが嬉しい。
スペイン、パリ、ウィーンで出会った ベラスケスのマルガリータ王女。とても可愛い。
何でこの絵が、こんなに静かな美術館にあるの? ミマラさんの財力の凄さを思い知った。
もちろん名画と一緒にパチリ。
ルノアール ラファエロ
彫刻類も、上品で優しいものが多く、ミマラさんの趣味の良さを感じた。
ヘルシンキや、ポルトガルでは美術館に入ってもガッカリすることが多かったので、その分取り戻した気分
有名なお菓子屋さんでお茶(甘すぎた!!) 世界一短いケーブルカーの脇の階段を上がり丘の上へ
ただ今正午
ど~~~ん
街の人達に正午を知らせるため
ロトルシャクチェク塔では1887年から毎日正午に大砲を鳴らしているそうだ。
一番上の窓から大砲が覘いている。
あまりの音の大きさに驚き、写真がぶれてしまったわ。
昨日見られなかった市場に寄り・・・・・
午後はバスに40分ほど乗りサモボルへ行った。
バスセンターから歩いても歩いても田舎道が続き、何にもない。
不安になった頃、やっと華やかになってきた。
静かで小さな、おとぎの国のような街だった。
この店のお菓子、サモボルスケ・クレムシュニテ。
上がパイで中がフワンフワンのクリーム。
クロアチアで食べた中で一番美味しいお菓子だった。
ザグレブに戻り、夕食。
暗くてうまく写らず、写真はありませんが、
牛肉の煮込みと、トリュフのクリームパスタ。
娘が、後々まで、あのパスタもう一度食べたいと言っっていた。
トリュフの香りがあり本当に美味しかった。
今日も晴天。気温30度近くて暑かった。
二日目終了。明日はプリトヴィッツへ移動です。
明日からは本当に軽くサッサと書かないと終わらないわ~