気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

イタリア旅行・その7  ヴェネツィア2日目

2011-10-07 16:20:49 | 海外旅行

ヴェネツィア2日目

 娘の会社の人が、「ヴェネツィアの朝はピンクに染まる」 と教えてくれました。

ピンクの朝ってどんなだろう?きっと感動的なのだろうなぁ

朝7時半に 「ピンクの朝」 を求めて散策開始。

 

ホテルの前の商店街は ひと気がない。

観光客のいないヴェネツィアは昼間の顔と別物。

落ち着いたたたずまいを見せる。

街を二人占めしたみたいで、嬉しくなる

 

運河にはそこかしこに働くおじさん達が頑張っている。

ヴェネツィアでは荷物の運搬は全て船。お店の商品の搬入も全て船。

さすがに海運業で世界に名を馳せた民族の末裔たち

筋骨隆々な体でたくましく働いています。

大運河でモーターボートをブッ飛ばしている漁師さん達も皆かっこいい~

 

そういえば、ヴェネツィアのゴミ収集って想像がつきますか?

家の前にゴミのポリ袋を出しておくと、

箱形のワゴンを押したお兄さんがポンポンと回収していきます。

走ってね。 

ワゴンにゴミがたまったらこれも船に回収。

朝から全力で働く男性達。私達も気が引き締まります。

 

広場では犬がお散歩。

 

こんな道あんな道を通り・・・・・・

なかなかピンクの朝に出会えないけれど・・・・・

 

朝のサンマルコの船着き場に着いた。

静かな広場。

朝の光がまぶしい。 確かにピンクっぽいかな?

今日のピンク探しはこれでおしまい。

ここから水上バスに乗りホテルに戻り朝食。

 

             

今度は北に・・・・

 

運河と運河の交差点

 

静かな船着き場です。

       

ここは墓地の島、サン・ミケーレ島。

墓地しかないのです

 

着いた先は、ガラスで有名なムラーノ島。

13世紀からここでヴェネツィアングラスが作られている。

昔は独自の製法を守るため、職人たちの移動を禁じていたが、

いつの頃かここの技術が流出し、各地で凝ったガラス製品が作られるようになった。

今はガラスの工房や、ガラス専門店が並んでいる。

 

朝10時頃なので、観光客はまだいない。

とても静かで清潔で、すがすがしい。

丸いのはガラス繊維の塊。

吹きガラスの工房。ボケてしまって見にくいですね。

 

街の中のガラスのオブジェ。 お花畑もあります。

大作ぞろい。

  

本島と比べるとのどかな感じ。

いつの間にか住宅地に迷い込んだわ。

道幅も広く、この島には本島のギッシリ感がない。

島で一番大きな教会。

煉瓦の色が落ち着いていて美しい。

 

 

ガラス工芸博物館の庭。

日本でヴェネチアン・ガラス展を見ていたので、陳列品自体ははそれほどでもなかったが、

庭園の緑が美しかった。

 

ガラスのお土産屋。ここは高級店。

 気楽なお店も沢山ある。

あれもこれもと、選ぶのがたのしいわ~。

 

 

       

本島に戻りランチ。

トマトとモツァレラチーズのサラダは何度も食べたがどこでも美味しかった。

モツァレラが新鮮なのね。

ピザはもちろんシーフード

サンマルコからまた水上バス。

(昨日の写真)

今度はこの島に。

今回、行きたかった場所はムラーノ島と、このサンジョルジュマッジョーレ教会。

島全体が教会の島なのです。昨日鐘楼から眺めた島。

前回の旅行で、娘が一人で行き、感動して帰ってきた島、

私は熱を出し、行くのをあきらめた島・・・・・・

15.16世紀に建てられ、白い教会と、グリーンの海が息をのむほど美しい取り合わせ。

正面。

少し前の満潮時には石畳にも水が来ていたようで、まだ濡れていた。

 

教会内部。

今までイタリアで見た教会の中で一番モダン?

そしてもちろん、鐘楼に登った。

夢みたいな海と街。

望遠で撮ったサンマルコ広場周辺。

人がぎっしりね。 朝とは大違い。

今回の旅行で、一番印象に残った教会です。

今度はリヤルト橋まで歩き、水上バスに乗る。

気になるカドーロ!! (昨日の写真)

! 

中に入ってみた。美術館だけどあまり作品がない。

でも趣のある建物です。

窓から臨む大運河は また違った風景にみえる。

 

入場料は8ユーロですが、チケット売り場で前のおば様2人がなぜかバッグの中をかき回している。

65才以上はシニア割引で5ユーロになるらしい。

証明になるものをさがしていたのね。

「お母さん使えるんじゃない?」 って娘に言われたけど残念名ながらまだなのね~

外国にもシニア割引がある事に気づき、ちょっとびっくり。

いつか使ってみよう

 

運河側から見たサンタルチア駅。

ゴンドラがのんびりとゆく。

 

夕飯はまたシーフードのパスタとマリネ。 

ヴェネツィアで食べた食事は全てシーフードだったけれど、食べ飽きないわ。

夕焼けの大運河。

 

街角スナップ 

 

窓辺

 

建物の壁にマリア様。日本でいえばお地蔵様?

通りすがりに十字を切っていく人もいる。

右はヴェネツィアの建物の典型的な入り口。

右わきにはベルが並び、全く無駄のない、狭い土地ならでの玄関。

 

 

お土産物屋の仮面。

 

夕食の後は空港へのバスの下見をしたあと、ホテル近くの商店街でお土産を物色。

細々したガラス製品が精巧できれいでかわいくて見飽きないわ。

 

今日も気ままに良く歩き、悔いなくヴェネツィアを楽しみました。

明日はいよいよ帰国。

空港へのバスの下見も完了。   

おやすみなさい

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (ビオラ)
2011-10-10 17:35:55
イタリアの街はどこもみな素晴らしかったけれど
私が一番好きになったのはベネチアでした
狭い路地を歩いていると中世の時代にタイムスリップしたような感覚になったり
運河にかかる小さな橋の上に立ってロマンチックな気分になったりと・・・
テクテク歩くのが楽しいベネチアでしょうか
家々の入り口にこびりついたフジツボやカキ?が
水の上に建つこの街を象徴していたような気がします
このままでは水没の恐れがあるといわれいろいろ対策も進んでいるようですが
街に暮らす人々の水との付き合い方にはおおらかなイタリア的?を感じますね
外国にもシニア割引なるものがあるんですね
大いに割引を利用できるほどいつまでも元気でいなくてはですね
ビオラさん (☆銀河☆)
2011-10-10 18:26:40
 本当にイタリアはどこも素晴らしいですね。
でもローマは素晴らしいけれど壮大過ぎて
現実感がありません。
フィレンツェは大人の街で買い物も、歩きも楽しいのですが、
どこに行ってもメディチ家の威光を感じます。
ベネチアは少し違いますね。
共和国時代の建物がそのまま庶民の住宅として使われ、
街角の風景も街並みも昔と全く変わりません。
暮らしている人たちも、水の上の生活を楽しむがごとく、
生き生きと働いています。
前回の旅では美しい風景だけを見ていましたが、
今回はベニスでたくましく暮らす人達を
かいま見た気がしました。

ベネチアだけはゆっくりと、絵葉書のような美しい風景に浸りながら歩きましたよ。

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