気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

2002年 母と娘の初めてのフリー旅行・スペイン7 トレドへ小旅行・帰国

2021-04-13 10:46:53 | 海外旅行

 桜はすっかり散ってしまいました。

次のお楽しみは昭和記念公園のチューリップ。(4月8日)

 

        

結婚式の前撮りかしら。 花嫁さんお幸せに

 今日昼頃、八王子に住む中学の同級生に、写真をlineで送ったら「これから行ってきま~す」ですって。

夕方lineが届き15000歩歩いたそうです。 行動が素早い!見習わなくちゃ。

 

 

3月9日 マドリッド3日目 古都トレドへ

 昨日、怪しい人たちの対応に疲れたのでマドリッド市内観光は中止。近郊のトレドに行く事にした。

調べたら、電車で行くと駅から更にバスに乗るので面倒。マドリッドからバスで行く事にした。

タクシーで、南バスターミナルへ。

チケットをゲット。

待ち時間にマドリッドでは珍しい自動販売機の飲み物を買おうとしたが、お金を入れても全く出てこない。

「変ね~」と言って何度もお金を入れたがすぐに戻って来る。

近くにいたおじさん達が見てくれたけどダメ。のどが渇いた~

(今なら目ざとく、売店をすぐに見つけられるけど、当時は外での水の調達方法も分かっていなかった

 

 トレドはローマ帝国の一都市だったが6世紀ごろから大きく発展、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の文化が残る。

中世の街並みを残す都市で、街は迷路のように入り組んで坂道も多い。

そして忘れられないのが画家のエル・グレコ。 ベラスケス、ゴヤと並んでスペイン絵画の3大巨匠と言われる。

彼は1576年にトレドにやってきて40年近く死ぬまで住み続け、作品が数多く残っている。

写真は少ないですが、雰囲気だけでもどうぞ。

ターミナルに到着。行き先と地図を確認している娘。

    

 

 

この街のシンボル、カテドラル。

見晴らしの良い、サンタクルス美術館前。

カテドラルの見学、エル・グレコの家、エル・グレコの最高傑作と言われる「オルガス伯の埋葬」の見学。

「オルガス伯の埋葬」はサント・トメ教会にあるのだが、ここだけは人がギッシリだった。

小さい街なので、あっちこっちウロウロ。トレダーノと呼ばれる金銀細工の小物を買ったり、店を冷かしたり。

ビックリしたのが、英語が全く通じなかった。smallなどと言っても分からなかった。

 

 印象的なのが明るく、陽気な雰囲気のレストラン。

のどが渇いていたので、隣のテーブルの人達が飲んでいる、果物がたくさん入った飲み物が美味しそう。

とにかく飲みたい!!

あれと同じ物をと頼むと、若いお嬢さんがいろいろ質問してくる。なんて言ってるのかわからない。

エイッと「あれ!、あれ!」と指さすとド~ンと2ℓ入りぐらいの大きなピッチャーで果物入りの飲み物が運ばれてきた。

ジュースだと思っていたけど、なんとワインと炭酸入りだった。(この時、サングリアを知らなかった!)

コップ1杯の美味しいこと!! コップ1杯飲んでもピッチャーの中は全く減らない。

喜んで2杯目を飲もうとしたら、娘に止められた

私がアルコールに弱いのを知っていて、知らない街で酔っぱらったら困るって・・・・

確かにそのとおり サングリアはもったいないけど 仕方ないですね。

レストラン後は、坂道をほろ酔い気分で歩いた。トレドにはホンワカ楽しい気分の思い出が残っている。

あのお嬢さん、そんなに飲めるのか?と聞いていたのかもと、あとで気づいた。

(ネットから画像拝借)この2倍ぐらいの大きさのピッチャーだった 驚愕

 

 この街は4時に見学する所は全て閉まってしまう。

まだまだ居たかったが、早めに帰ることにした。

この後マドリッドで靴屋や土産物屋を見て回った。

この日の夕食は全く覚えていない。

 

3月9日 マドリッド4日目、夕方帰国

 午前中は近くのプラド美術館見学。

そして裏手にあるレティーロ公園へ。

ここは周囲4キロの大庭園。スペイン黄金時代の王宮の別荘だった。

人もおらず、ただただ広い。

 

やっと見つけた美しいガラスの建物。

中に入ると市民が思い思いに、憩いのひとときを過ごしていた。

談笑する人達、手作りのバルサ材と紙で作った飛行機を飛ばしていた人もいた。

外にひと気が無いのにここだけが華やか。

ボート遊びができる広く美しい人工池があるそうで、行ってみると、何と水が抜かれ殺風景な景色。

 

では昼食に。

この日は前に見つけたハム屋(ムセオ・デル・ハモン)の2階のレストランに行く。

結構行列が出来ていて、階段の下から並んだ。

娘は他に行こうと言うけれど、こんなに人気があるなら、行ってみたいですよね。

30分程待って入ることが出来た。写真を撮っていなくて残念。

庶民的な店なのに真っ白な布のテーブルクロスを毎回交換。

交換が終わると小柄なテキパキした女性が注文を受けてくれた。

賑やかな家族の宴会もありで、庶民的で感じの良い店だった。

食べたのはチキンと生ハム料理だったかな?

(今は支店もでき、1階に立ち飲みコーナーもできて、もっと気楽な店になっているらしい。)

 

夕方お迎えが来て空港へ。19時25分マドリッド発。

 

3月10日夜 成田へ到着

無事帰ることが出来ました

 

 懐かしい旅の思い出にお付き合い有難うございました。

私も若かった 今はこんなに動き回れないでしょう。

でも もう一度だけ、バルセロナに行きたい 冥途の土産になるかもしれませんが

 

 

 

 

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4 コメント

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Unknown (tona)
2021-04-13 20:44:48
こんばんは。

昭和記念公園のチューリップのきれいに撮れていること!スマホですか?
今年もきれいに咲いていますね。
この間まで閉まっていましたので今年は見られないと思い込んでいました。
お陰様で鑑賞できました。

トレドでのサングリア事件は残念な思いでしょうが、ちょっと笑ってしまいました。ごめんなさい。
言葉がわからなくても通じると言いますが、さすがにこれはダメだったのですね。
いろいろン失敗を経て今は旅のベテランですね。
お嬢さんも凄くて頼りになりますね。
幸せそうな銀河さんが輝いています。
トレドは遠景が今でも焼き付いている町です。
来年にはバルセロナを来訪できるますように!
返信する
tonaさん (☆銀河☆)
2021-04-14 17:53:43
 写真はスマホなんです。
デジカメより粒子が荒いのですが、色彩が綺麗に出るので最近は殆どスマホです。
記念公園はしばらく閉まっており、また閉まる事になるかもしれないと思って急いでいきました。
でも大丈夫そうですね。

あのサングリアは今まで飲んだ中で間違いなく最高のサングリアでした。
2杯目を飲めなかった悔しさもあるようですが(笑)
娘とは2人3脚で知恵の絞りあいです。
何の憂いもない頃なので、今見ると明るい顔してますね。
トレドの遠景、物語の中にいるみたいです素敵でしたね。

そうそう勝沼のワイナリーは勝沼ぶどう郷駅のそばだったので、tonaさんは
通らないと思います。またほかの機会にどうぞ。
返信する
Unknown (kiki)
2021-04-15 16:43:21
銀河さん こんにちは
きれいな写真 昭和記念公園 娘の大学が立川だったのでそのときは行きましたが、それ以来行ってません。
オランダのキューケンホフ公園 似てますね。
今になって前に行った外国旅行のことを旅行記にすることはすごい記憶力ですね。
銀河さんの前のお顔 美しいわ!
今でも素敵ですよ。1回きりお会いしてないのに何だか親しみがわいてくるんですよ。
今日は風もなく天気抜群 畑に行って草むしり 無理せずしてきました。お隣さんたちからお庭に咲いてたお花をいただき早速花瓶に挿しました。
お洗濯も気持ちよく乾き気分爽快です。
返信する
kikiさん (☆銀河☆)
2021-04-17 15:08:42
 昭和記念公園のチューリップの植栽は
オランダのキューケンホフ公園の指導を受けてデザインされたものだそうです。
道理で今までの日本の公園にはみられない見事さですね。
オランダでキューケンホフ公園に行かれたのですね。
本物見てみたいです。

過去ブログなんですが、一番記憶に残る旅だったので、今でも覚えていることが沢山ありました。
でも美術館の名前とか、細かい事は一応調べました。
古い記憶を絞り出すのは脳トレでした♪

今の顔とはほとんど違うので、顔出ししても問題なし!
今回も読んだ方から「あれはだれ?」って感じで聞かれました。
褒めて頂き有難うございます。

今日明日は天気が悪いですが、福島はきっと春爛漫でしょうね。
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