気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

人生最後の冒険・モロッコへの旅9 フェズ日3日目、カサブランカ、帰国

2019-12-16 17:50:58 | 海外旅行

                    ☆文と画像追加しました☆

 

 いよいよフェズ最後の日です。

この日はフェズの迷路をウロウロし、お買い物。

異国情緒をたっぷり味わいました。

 

 そして次の日カサブランカに出発。1泊し、帰国です。

 

10月19日 10日目  フェズ3日目

 8時半朝食、9時20分チェックアウト。 そのまま荷物を預けて出発。

まずはホテルの近所を散策。

                   

娘をジッと見ている猫達が可愛い

 

 花いっぱいの邸宅。

 

ホテル近くの門。 ここからタクシーでブージュールド門へ。

何といってもここが一番の見どころ。

スーク(商店街)に入る。

昨日と違って、人、人、人。

ここの猫達、大人しく、分け前を待っている。

ロバがやってきた。

写真が撮れなかったが、この後、この細い道に馬がやってきた。

 

小さな銀のペンダントトップを買ったが、これとこれ一緒なら幾ら、これとこれとこれ一緒なら幾らと、

何が何だかわからない金額を示され、結局値切れなかった。さすがしたたかです。

娘は香料や石鹸などを買う。

昨日、歯の無い小男に絡まれた広場。店が開いていて賑やか。

ここは金属加工製品を扱う一画。大鍋を製作中かしら?

細工が細かいですね。

コンコンと金属をたたく音が途切れない。

 

普通の住宅の屋上にある喫茶店。

               

温かいミントティー。

狭い通路をウロウロしていると、空も見えず、自分がどんな所にいるかわからなくなる。

ここで新鮮な空気を吸って一息いれる。

 

坂の下を下り、橋を渡ると、また違う商店街が現れる。

 

布地やその付属品、レースなどを扱う店が多い。

アラブドレスの店も沢山あったけれど、縁飾りのブレードが豪華。

楽隊もいましたよ。

 

カラウィン・モスク

 859年に建てられたフェズ最大のモスク。

教育機関としても有名で、アラビア数字はここからヨーロッパに伝えられたそうだ。

             

 

アッタリーン・マドラサ

 1325年に建てられた神学校。装飾が素晴らしい。

 

 

木工芸博物館

古い鍵や、家具を展示していた。建物が素敵。

 

 13時にリヤドに戻り、おやつを食べノンビリ。

                 

仲良くなったボーイさんと記念写真。

モロッコでは写真を撮る時、必ず肩を組むらしい?

日本に行きたいけれどダメだろうなぁ~と残念そうに言ってました。

 

14時半にタクシーのお迎えが来てフェズ駅へ

久し振りに文明に触れた気がする。

 

 ここで少し事件が。

モロッコに来て、最初に乗ったタクシーで、列車や、ホテルのバウチャー券(予約券)を貰ったのだが、

カサブランカに行く列車の切符が入ってないのに気が付いた。

娘は私が落としたかもと言っていたが、それは穏便に済ませるための方便。

絶対に最初から入っていなかったと思う。

駅で1等車の切符を買ったが、席が空いていて良かった(二人で330DH、3630円)

                    

 これが一等車の座席。6人掛けのコンパートメント(普通車は8人掛けで、座席が狭い)

席の上が鏡、その上のグレーの棚が荷物置き場。

今回も、若い男性が娘の大きいスーツケースをヒョイと棚の上にあげてくれた。

でも、途中で降りてしまった。

どうしよう?頑張って引きずりおろすしかない 危ないなぁ~

と思っていたら、同室の若い女性2人が途中下車する時に、助けてくれた。

4人がかりで降ろした。

モロッコの女性、控えめだけれど、とても親切

 

 驚いたのが列車のトイレ。

広くて清潔なのだけれど、便器の中が、爽やか。

エッ?と覗いてみると、穴から線路が見えた。

私が小学校低学年の時、こんな汽車に乗った事あるわ

 

                 

 

1時間半でカサブランカ到着。

ゆっくりディナー

 

   

 美味しいけれどどこに行ってもモロッコ料理だったので、ピザを見つけて大喜び。

最後の都市に到着した安心感で、ついたくさん頼みすぎてしまった。

お腹いっぱい

 

10月20日 11日目・12日目 カサブランカ そして帰国

ハッサン2世モスク

 モロッコ最大のモスク。新しい。1993年に完成。

海の向こうはスペイン

     

 

タクシーで中央市場へ

 写真は無いのですが、アンモナイトの化石を買った。

おまけに、砂漠のバラと呼ばれる化石を貰った。

全く値切らなかったのでくれたのかな?

 

周囲の建物 

多分20世紀初め頃のビル。

カサブランカはモロッコはもとより、北アフリカの中でも最大の経済都市と言われる。

 

 

トラム

 

 勿論乗りましたよ。

驚いたのが、トラムの駅に改札口がある事。

切符を入れるとバーが開く。こんなの初めて。

 

 10時半にホテルに戻り、タクシーでカサブランカ空港へ。

遅れて、16時45分に出発。ドーハまで7時間、ドーハで休憩5時間、そして羽田まで11時間。

 

20日夜、やっと帰ってきました。

 長い旅でした。

こんな旅ができるのはこれが最後でしょう。

娘の逞しさと、スマホ使いこなし能力に助けられました。

 

 長いブログにお付き合いいただき本当に有難うございました。

 

 

追加画像

下の梅干し状のものが砂漠のバラ(サハラ砂漠で取れたそうだ)

             

フェズの陶器など

             

フェズで買ったバブーシュとバブーシュのキーホルダー。

 

最後に

                         

シャウエンの猫

 

サハラ砂漠の星。 見えるかしら?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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10 コメント

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旅をした気分(*^^)v (mako)
2019-12-16 18:21:06
もう絶対無理だと思うので
楽しい旅をさせていただきました。

それにしても今の若い人はどうしてあんなに
器用にスマホを操作できるのでしょう!
色々便利になってフリー旅も楽しそう
makoさん (☆銀河☆)
2019-12-17 23:53:56
 旅した気分と言って下さって本当に嬉しいです。
目標は読んで下さる方も一緒に
ウロウロする感覚で書きたいなぁ~と
思ってました。

スマホの地図アプリ、私も時々使うのですが、方向がわかるまで時間がかかります。
あの若い人たちの良さは何でしょね?
もうフリー旅にスマホ必須です。
私はダメなのが残念!
Unknown (ラッシーママ)
2019-12-18 21:40:38
長い旅行記、お疲れ様でした。
この旅行記を読んで、私も絶対に行かれないモロッコに一緒に行った気分にさせて貰い、ありがとうございました。
特に砂漠の中をラクダに乗っては、「月の砂漠」のお姫様になったような気分では無かったですか?

私もmakoさんと同じく、もっとスマホが自由に使えたら・・・と思うのですが
若い人はスマホで充分で、PCは必要無いのかもです。


ご一緒させて頂きました (あざみ)
2019-12-19 10:58:42
お疲れさまでした。
珍しい旅の行程を一緒に楽しませて頂きました。
旅は楽しいですが、後の写真の整理、記録は並大抵ではありませんね。
お譲さんと色々体験されて良かったですね。

スマホは今は必需品ですね。
私遅れていまして、まだガラケーなのですが新年早々 スマホに替えます。
有難うございました。
ラッシーママさん (☆銀河☆)
2019-12-19 11:11:36
 読んで下さってありがとうございます。
「月の砂漠」のお姫様気分・・・・
高い所から砂漠を見下ろす感じで、
気分爽快、平地を歩く時は優雅でしたよ。
でも上り下りは必死。特に朝日の時は
凸凹で、転がり落ちそうでした。

若い人のスマホ術は本当に凄い!!
私も若い人のように使えたら、一人で海外に行ってしまうかも知れません。
娘も家のパソコンは使ってないみたいです。

やっとモロッコのブログが終わりホッとしてます。
あざみさん (☆銀河☆)
2019-12-19 11:17:18
 長い長いモロッコ編を読んで下さってありがとうございます。
 大したことないブログですが、
この旅行記は時間がかかってしまいました。
帰国したら台風の被害がすごく、また財布を無くした、疲れ切っていた、などいろいろありました。
ホント写真を選ぶのが大変でした。

あざみさん、スマホに変えるのですか!
あざみさんならスイスイ使いこなせますね。
Unknown (tona)
2019-12-20 10:27:01
とうとう。モロッコでさえ、ツアー旅でなく個人旅行をされましたね。
ツアーにない良さを至る所で拝見出来ました。
お嬢様の活躍があってこそですね。
勿論銀河さんもさすがです。私と違って娘さんと同じようにいろいろ活躍されたでしょう。

フェズも随分あちこち探検されましたね。私も色々な印象はありますが、皮なめしのあの臭いにおいはハーブを持たされても気分が悪くなるようなものでした。あんなところで働いている人たちも大変なものだと感じいりました。
帰えられて病気もされず、さすがお若く体力抜群です。
また何でも捨てようと頑張っているこの頃、いろいろな名産品を買おうという意欲は、まだまだ長生きして人生を楽しもうとしていらっしゃることで、自分が半ば死んでいるような感じで、我が友人も同じくだったのでこの10年近くの年齢差もさることながら、銀河さんの若さを応援してこれからもドンドン刺激をもらいたい心境です。
Unknown (ビオラ)
2019-12-22 11:52:48
モロッコの旅一緒に楽しませてもらいました。
個人旅行でないと絶対できないあれこれ…
すごいなぁ、いいなぁなどと尊敬やらうらやましいやら。
運転手さんがガイドできないというのは外国ではどこもでしょうかね?
ツアーでもその地をよく知っている添乗員さんがいても
必ず現地ガイドさんが付くきまりのようです。
個人旅行にスマホは本当にありがたいグッツですね
でもそれを使いこなすのが無理な私にはやっぱり個人旅は無理、無理。
銀河さんの旅でそれをしたような気分を味わわせてもらいました。
tonaさん (☆銀河☆)
2019-12-22 17:20:17
 モロッコは個人旅行は無理と思ってましたが、何とかなるものですね。
娘のスマホ術のおかげです。
マラケシュもフェズも3泊しているので、
ゆっくりと街を楽しむことが出来ました。

でも今回ほど日本食が食べたくなったのは初めてです。モロッコ料理はおいしいけど、どこに行ってもモロッコ料理。
日本みたいに和食、中華、洋食などの沢山の種類から選べない。
日本の豊かで、何でもござれの食文化をつくづく恋しく感じました。

タンネリ地区は行こうとすると誰かが付きまとってきて、結局行けなかった!
そんなにすごい匂いでしたか!
帰ってから、体を壊すほどではなかったけれど、やはり不調でした。
tonaさんこそ、私より年上なのに(失礼!)、よく遠いモロッコに行かれました。
私こそ刺激を受けていますよ。
ビオラさん (☆銀河☆)
2019-12-22 18:15:13
 モロッコではガイドをするためには資格がいるため、運転手は気楽にガイドできないようです。
日本はどうなんでしょうね。京都あたりではタクシーの運転手さんが良くガイドしてますね。
観光は資源の一つなので、外国では、
ガイドの職業がきちんと保護されているのかも知れません。

個人旅行のスマホは本当に便利なのですが、私はイマイチダメ。
地図アプリは割とよく使うのですが、
行く方向がわかるまで時間がかかってしまいます。
自分勝手に動きたい気持ちの方が強く
当分個人旅行が続きそうです。

読んで下さってありがとうございました。

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