気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

鎌倉文学館のバラ & 4、5月の舞台

2017-05-27 23:21:09 | 芝居

            (鎌倉文学館入り口)

 

 26日金曜日、1か月半に1回のカイロプラクティックの日。

鎌倉まで通っています。

 鎌倉三十三観音巡りはもう結願してしまいましたが、ご一緒したshigekoさんと菊日和さんと

その後も、治療の日にお会いしています。

 

 昼前に、表通りの鶴岡会館にある「こんにゃく石鹸」売り場で待ち合わせ。

なんと石鹸がこんにゃくのようにプリンプリン。ふしぎな手触り。こんにゃくの成分が保湿に良いそう。

菊日和さんが知っていました。

何種類かあるのですが、私も一番人気の、金・ヒノキの香りを買い、お肌ツヤツヤを目指します。

 

 ランチにシラス丼を食べ、バスで鎌倉文学館へ。

入り口から館への道の緑が美しい。


えごの木の白い花


朝からの雨も上がり、暑くもなく、散策日和に。

鎌倉文学館の建物は明治23年より旧前田侯爵家の別邸であったが、火災により焼失。

その後洋館が建てられ、全面改築を経て、昭和11年今の建物が完成。

和風の切妻屋根や深い軒に和風が感じられ、違和感なく私達に馴染む不思議な洋館です。

こんなお屋敷に住んだお姫様どんなだったでしょう。想像が膨らみます。

 

今は、庭園のバラが見頃


雨の水滴が美しい。

写真に詳しい菊日和さんによると、花は晴天の時より曇天の方が美しく撮れるそうだ。

 

 

帰りはお屋敷街を歩き和田塚駅へ

駅のはす向かいにある無心庵。

線路を横切り、線路密着の幅1メートルほどの道沿いにあるお店。

3人で美味し~クリーム豆かんを食べました。

甘さが体に沁みます。 この日歩いたのは16000歩。

 

 4、5月の舞台 

 4月18日に下瞼の手術をして、なんとなく心せわしい日が続き、5月は全く舞台を予約しなかった。

こんなことは病気で外に出られない日を除き、十数年ぶりの事。

舞台は私の活力の元。それをやめてしまったとは!!

いけない、いけない、このまま家に閉じこもり生活になっては大変。

せめて1か月に一つは予定を入れなくては!

 と思っていたら、当日券で文楽に行くことが出来、舞台ゼロは何とか避けることが出来た。

 

5月の舞台

5月17日 国立劇場で、文楽の衣装についての講演会があった。

     終了は3時半、国立劇場の担当係員が、今日の4時からの公演まだ席がありますと宣伝。

     どうしようかと一瞬迷ったが、夕飯のおかずも冷蔵庫にあるし、夫に留守番してもらうことにした。

     16時から20時15分まで、濃密な時間を楽しんだ。

       

  演目は「加賀見山旧錦絵」(かがみやまこきょうのにしきえ)

  女性版忠臣蔵と言われ、お初の奉公先の女主人・尾上が、女性上司・岩藤にいびられ、自殺してしまう。

  召使・お初は「奥庭」で壮絶な戦いののち、岩藤を打ち取る。

  憎々しげな岩藤との戦いは、人形という事を忘れ、ドキドキさせる。

  

4月の舞台

  4月14日

      

      招待チケットを手に入れたので、ラッシーママさんとご一緒した。

      写真で見るよりもグッと砕けた感じ。 登場と同時に歌い始めたが声量に圧倒された。

      400年にわたる歌曲の歴史を解説しながらという趣向であり、話も興味深かった。

      追っかけのおば様達がいるようで、賑やかに会場を盛り上げていた。

 

 4月14日

                

     秋川雅史のコンサートと同じ日に娘と行った。桜木町から池袋へ行きと忙しかったわ~。

     喜劇ではあるけれど、人間の無意識の底意地悪さをえぐるような、後味悪い話だった。

     舞台が中央にあり、両側に客席があるというセッティング。

     4人とも上手で、特に優香は善意と思い込みと我儘が混ぜこぜになった性格の女を可愛く演じていた。

    

4月17日 ステージアラウンド東京のこけら落とし公演

     劇団☆新感線の「髑髏城の7人・花」

     この劇場の公演は1年間劇団新感線の代表作「髑髏上の7人」を上演する。

     花鳥風月に分け、それぞれ出演者も変え、同じ演目を上演するという。

                

      

                

  今回は小栗旬、山本耕史、青木崇高、りょう、古田新太の出演。

  ステージアラウンド東京は観客席をぐるりと舞台が取り囲むという斬新な劇場。

  1300人を乗せた巨大な円形の盆が、360度回転し、ぐるりと舞台を取り囲む。

  劇場の常識を覆す没入感、あなたはきっとやめられなくなる

  確かに迫力ある舞台だった。

  けれど休憩の時に自分がどこにいたのかわからなくなり、席を探してしまった。

 

  「髑髏城の7人」を見るのは4回目。

   主演は古田新太、市川染五郎、小栗旬、そして今回も小栗旬。

   以前の小栗旬は立ち回りも口跡も軽くて、歴代主演者よりずっと見劣りしたが、

   今回は腰もしっかり据わり、堂々としており、魅力的であった。

   あと3回、どんな髑髏城が見られるのだろう。

   楽しみでもあるが、髑髏城だけでなく、他の演目も見たい!!

 

   梅の収穫 

 

今年は7キロ半収穫。 3キロは娘が持って行って、残りは梅酒2瓶、梅ジュース、梅みそに。

一仕事でした~。

   

  久々の着物 

     

             単衣の紬。  帯は昔行ったサモアの布で自作。

     久しぶりに着ました。

        

 

 

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あざみ)
2017-05-28 19:07:18
こんばんは~。

もうすっかり下瞼の治療は終わったのですか。
久々の雨で植物もお花達も生き返ったように新鮮に
見えますネ
文楽がお好きなのですね。
お着物を着て観に行かれると、そのお姿に風情が
漂う事でしょう。

春らしい柄のお着物も爽やかさを醸し出しとても素敵です。帯はご自分で作られる程お好きなのですね。

返信する
Unknown (tona)
2017-05-28 19:26:17
鎌倉文学館、ちょうど1年前でした。
きれいですね。丁度満開。そして昼食と甘味も鎌倉ならでは。一番の目的は治療でしょうか。

文楽は切符が取れませんでした。行かれて良かったですね。
お着物も帯も素敵です!
返信する
あざみさん (☆銀河☆)
2017-05-29 00:27:20
 気にかけてくださってありがとうございます。
下瞼はばんそうこうも取り、普通にしています。
でもまだ傷口は赤いですね~。
まぁ時間がたてば大丈夫です。

雨上がりのバラがとても綺麗で、得した気分でした。
文楽は、急に行くことになったので洋服だったのですよ。
残念なことしました。
この帯は帯芯が手元になかったので、接着審芯で作ってしまいました。
お手軽なのに、ちゃんとして見えるのが可笑しいです。
返信する
tonaさん (☆銀河☆)
2017-05-29 00:38:13
 tonaさんもちょうど満開の時に行かれたのですね。
私はバラの時期に数回行っているのですが、
時期が終わりかけていたり、暑くて花も人もぐったりしていたりで、綺麗なバラ園は初めて見ました。
鎌倉は見どころが多くて楽しいですね。
治療はひどい肩こりから解放されました(^^♪

今月の文楽は、午前の部は豊竹呂太夫襲名の口上があるので満席ですが、
午後は空いているようでした。
tonaさんは午前狙いでしたのね。
返信する
5月セーフ♪ (だんだん)
2017-05-29 16:44:17
徐々に瞼が楽になってるようですね。
普通の人と比べれば、不自由なことと思いますが・・・
お芝居が滑り込みセーフで、ちょっと笑っちゃいました(^^)
銀河さんには、一大事よね!
横浜に住んでた頃は、子育てで滅多に外出しなかったけど。
転居後にお世話になった方と、何度か鎌倉駅で待ち合わせてました。
文学館の薔薇も見て、アフタヌーン・ティーなんぞでリラックス~
小栗旬、良かったですか。
実は好きなのです。見かけと違って、シビアな役の出来る俳優です。
芝居では見て無いけど、留めておこうかな。
着物👘はどれも似合うんですね。着慣れるのが一番ね!
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だんだんさん (☆銀河☆)
2017-05-29 23:10:14
 ありがとうございます。
慣れましたが、まぁ不便なことだらけです(笑)
お芝居の件は我ながらビックリ!!
意欲喪失でいろいろ億劫になってたんですね。
老化を感じてしまいました。

子育て期鎌倉が息抜きの場になってたんですね。
美しい場所、お洒落な場所がリフレッシュに最適だったことでしょう。

小栗旬、昔の壊れそうな繊細な役は好きでした。
でも途中は自意識過剰(ファンの方すみません)で形ばかり追っているような気がしてました(舞台ですが)
今回、重量感と男の色気も出てきて良かったですよ。
着物、しばらくぶりに着ました~~(^^♪
返信する
Unknown (yasukon)
2017-05-30 06:45:09
おはようございます。

鎌倉 懐かしいお屋敷や薔薇 何年前か6年ぐらい前になりますね~~初めて行った時のことを思い出しました。
ちょうど薔薇が美しかった時期でした。
曇りの方が写真は綺麗に‥そうなのですね。
曇っていrもがっかりしなくていいですね、覚えておきます。

久しぶりの観劇などのご報告 楽しく拝見しました。
銀河」さんの元気の元ですものね。
私はなかなか行けませんがこうして情報提供に感謝です。
いつか行きたいと思わせてもらいえます。
それが私の元気の元です。
返信する
Unknown (ラッシーママ)
2017-05-30 21:19:15
鎌倉文学館のバラは手芸仲間と行きましたが、やはり銀河さんと同じで
最初は傘さして観てましたが、雨が止み素敵なバラが観れました。

下瞼も少しづつ快方に向かって、文楽が5月中に観られ月に舞台0は避けれましたね。
秋川雅史のコンサート、誘って貰い一緒に観に行ってるのだけれど
銀河さんのように理解できないのよ。

相変わらず舞台の批評が素晴らしいです。
銀河さんの批評を聴いて,観てみたい気持ちを起こさせます。
返信する
yasukonさん (☆銀河☆)
2017-05-30 23:57:12
 バラの美しい時期に行かれましたか!
このお屋敷はバラの時期が一番きれいですね。
曇りで写真がどうかな~と思ったのですが
菊日和さんのお話でなるほどと思いました。
確かに、雨上がりの露などがはっきり写り、喜んでしまいました。

観劇記録読んで下さってありがとうございます。
yasukonさんもお好きですものね。  
自分の記録としてザッとしか書いてないのですが
こんな風に読んで下さる方がいらっしゃるのは
嬉しいです。
私も金丸座の報告、楽しく拝見しました。
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ラッシーママさん (☆銀河☆)
2017-05-31 00:07:44
 やはり雨上がりの時に見られましたか!
ここは庭に日差しを遮る木などが無いので、
暑い日は容赦のない日光にさらされ、疲れます。
雨上がりや、曇りの日も美しく、ゆっくり鑑賞できますね。

わたし、音楽は全くダメなんです。
理解なんてとんでもないです~。
歌を聞いても題名はすぐに忘れるし、歌詞は全く覚えられないし・・・・
でも最近、何だかわからない曲でも、聞いていて気持ちいいなら良しとして、ちょっとしたコンサートなどに行っています。

最近現代演劇をあまり見なくなりました。
でもたまに行くと結構面白くて(後味が悪くても)
また行きたくなります。
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