舞台鑑賞の後、すぐにブログアップすればよいのだけれどついサボってしまう。
2004年1月の4本の舞台報告ですが、これは自分の記録でもあるので、適当に読み飛ばしてくださいネ。
1月は友人と浅草公会堂、夫と菊五郎劇団の歌舞伎を見に行くのがここ十数年の定番。今年も行ってきました。
1月11日「新春浅草歌舞伎」浅草公会堂にて
友人と、ランチ後浅草寺でお参り。
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友人が雷門の提灯の下には龍が彫ってあると教えてくれた。知らなかった!!
わかりますか?
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この提灯の下。
さていよいよ3年ぶりの新春浅草歌舞伎。(2022年、2023年はコロナのため中止)
待ちわびてました!!
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新春浅草歌舞伎は次世代の歌舞伎を担う若手の登竜門。
大役を若手が演じる事により、実力を身につけていく。
初々しく、エネルギー溢れる芝居を見られるので毎年楽しみ♪
このチームでほぼ10年続けてきたが、来年からはメンバーが一新する。
卒業するのは松也、歌昇、巳之助、新悟、種之介、米吉、隼人の7人。
橋之助はリーダーとして残るのかしら?
話題の団子(中車の息子)、染五郎(幸四郎の息子)が入るのかしら?
この歌舞伎にはまだ無名の役者が次第に上手くなっていく醍醐味がある。
第2部の「熊谷陣屋」と「魚屋宗五郎」を見た。
直実の歌昇は品よく、立派。
種之介は踊りが上手。安心して見ていられる。
松也の魚屋宗五郎、豪快な酒の飲みっぷり。
来年が楽しみです。
1月13日「オデッサ」東京芸術劇場プレイハウスにて
演出:三谷幸喜 配役:柿沢勇人・宮澤エマ・迫田孝也
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プレイハウスはこの2階。
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舞台模型? かなり雑。
アメリカ、テキサス州オデッサ。
登場人物は3人。一人の日本人が殺人事件の容疑者として捕まった。
でも彼は英語が話せない。取り調べの警察官は日本語が離せない。
そして通訳として日本人留学生が雇われた。
この容疑者は犯人なのか?
3人の会話バトルが始まる。
宮澤エマの警察官は英語しか話さない。容疑者(迫田孝也)は日本語しか話さない。
更に通訳(柿沢勇人)は自分の主観を交えて通訳する。
容疑者を弁護したい通訳のウソはウソを呼び、のっぴきならない状態になるが、
果たしてその状態から真実が見えてくるのか?
そこが見どころの会話劇。
宮澤エマの英語部分は後の壁に刺激的な文字で日本語訳がでる。
宮澤エマがセリフの英語監修も引き受けたそうだ。
目が離せず、一瞬の聞き逃しもできず、緊張が心地よくて
あっと言う間に終わってしまった。楽しかった~~
柿沢勇人、同じ三谷幸喜の芝居「愛と哀しみのシャーロック」の時より
ずっと滑らかに感情表現豊かに芝居をしていた。
1月24日「初春歌舞伎公演」新国立劇場・中劇場にて
国立劇場建て替えのため、初めて国立新劇場にて上演。
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国立劇場とは勝手が違う。
花道が無いのが寂しい。
代わりに舞台左手の白い柵の部分が花道がわりとなっている。
国立劇場の施工業者がまだ決まってないらしいが、
早く新しい国立劇場が完成して欲しいと思う。
私達が、まだ歩けるうちにネ。
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中村梅枝の2番目の演目「葛の葉」が良かった。
この演目は最後に障子に和歌を書くのだが、字が見事だった。(右手、左手、口に筆を加えての3通りで書く)
梅枝は「梶原平蔵」でも親を思う娘心を切々と表現していて、
改めてこの方を見直した。
これから注目していきたい。
オペラ「森は生きている」
三多摩演劇を見会 立川市民会館RISURUホールにて
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こんにゃく座は名前を知ってはいたが、見たことが無かった。
芸大声楽家の出身者たちで結成されたそうだ。
台本・作曲は林光。
ロシアの森を舞台に1月から12月までの(月の精)達と
人間達が織りなす物語を12人の歌い手とピアニストで上演。
昔々、小学生高学年の時に読んで心に残っていた物語。
でも殆どストーリーは忘れていた。
どんな劇がなのか楽しみだった。
オペラと知らなくて皆さん歌が上手で驚き、次第に引き込まれていった。
衣装も舞台装置も雰囲気にあっていて素晴らしかった。
知らない劇団、でも上質な作品を上演する劇団が沢山あるのですね。
1月の着物
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着物もだいぶ減らしたけれど・・・・・
まだ物欲があるみたいで 手放せないものが多いです。
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