気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

オーストラリア6、7日目 エアーズロック2、3日目

2018-10-15 14:16:21 | 海外旅行

(エアーズロックで見かけたトカゲ。しっぽが長い。

自転車に乗っていた6、7歳の男の子が急に止まり、なんだ?と思ったら視線の先にとかげがいた。

子供は小さな動きも見逃さない。土の色に同化した生き物、大人は見つけられないと思う)

 

6、7日目(19日、20日) エアーズロック2、3日目

 この2日間の午前中は、全く同じツァーに参加することになった。

その理由はまた後程。

 

 4時20分起床、5時半ホテルロビーに集合、頼んでいた朝食のお弁当を貰い、バスでサンライズツァーへ。

日の出は6時40分。

だんだん空が明るくなり

朝焼けの東の空

 

エアーズロックがくっきりと浮かび上がる

 

これを見に来たのですもの。記念写真。 地面は真っ赤。

          

駐車場にて。 小説「あしながおじさん」の挿絵みたい。

 

 バスはエアーズロックへ。いよいよ見学&登山です。

 

 エアーズロックはアボリジニにとって聖地。自然遺産でもあり、貴重な文化遺産である。

聖地に登ることをアボリジニは喜んでいないという。

来年の10月からエアーズロック登山禁止になるので、今のうちに登っておこうと簡単に考えていたが、

現地に行ってみると、崇高で厳粛な雰囲気を肌で感じることがあり、

これは心して登るべきと思った。

周囲約9.4㎞、3時間ほどの1周ウォークもできる。

黒の斜線部分はアボリジニの聖地であり、観光客はカメラ・動画禁止。

朝が早いので、 まずはマラウォークと呼ばれる500mほどの遊歩道に行く。

 

小さな洞窟にある壁画。渦巻は水。上のブラシ状のものは腰みの、またはイモムシ?と言われている。

(イモムシはナッツの味がして、美味しいそうだ)

アマング族は文字を持たなかったため、水場の場所などを壁画で残したらしい。

自然のシェルター、ここにもエミューの足跡の壁画があった。

      

波型の模様の洞窟。ここで長老たちが会議を開いたと言われる。( 長老の姿らしきものが見える?)

カンジュ渓谷。 雨が降ると壮大な滝になる。

 

ハート形の岩穴

ムチジュルの水場。 エアーズロックに降った雨がここに流れ込む。

アナング族や、野生動物たちの水場。

神聖な水とされてきたが、観光客の登山で、ゴミが流れ込み、アンモニア濃度も高くなってしまった。

入山禁止で元の綺麗な水に戻るとよいと思う。

 

ここから、エアーズロック登山口に移動

         

残念ながら入山禁止 

強風、雨、高温、などの理由で登山禁止となる。

登れる確率は、約30パーセントと言われている。

この日は風が強かったらしい。下界ではそよ風程度でも、山の上は何もないので6、7倍の強さとなるらしい。

残念!!でもまだチャンスはあるのでそれほどがっかりはしなかった。

 

 次はクニヤウォークへ。こちらも往復1㎞程の遊歩道。

どこも同じような景色なので写真をご覧くださいね。

この蛇は隣の岩山の悪魔が動かないように見張っている。

エアーズロックでは 大きな岩や洞窟にはそれぞれの伝説や物語があり、今に伝わっている。

 

 

 

登山道方面を見る

鎖が見えますね。

 残念!!またもや入山禁止。

 山に見える白い線が登山道。

傾斜は最大47パーセント、平均でも30パーセント以上あるらしい。

山登りではなく、ロッククライミングだとガイドさんが言っていた。なるほど、見れば見るほど険しい岩山。

下から50mまでは 四つん這いで登り、その後500mは鎖を使って登り(一つ上の写真)、その後はまた四つん這い。

体力に自信のない人は50m登り、度胸試しの丘と呼ばれる所から引き返すのが賢明と、ガイドさんが力説。

ちなみに今まで37人の人が命を落とし、そのうち3人が日本人だそうだ。

私は頂上まで登る気でやってきたけれど、50mで我慢しようと思った。

 

 だが、この日3回山の入り口まで来たが、すべて入山禁止。

登山できなかった場合、次の日も再挑戦できるツァーに申し込んだので、

次の日も同じコースを回った。

 

残念です。 次の日も風のため入山禁止。合計6回登山に挑戦し、敗れた。

でも、じっくりとエアーズロックの周囲を歩き回れたので、後悔はナシ

   

ここまで来たという証拠の写真。

 

 

午後はホテルでお茶。 ケーキはママンに貰ったギリシャのケーキ。美味しい

 (Sちゃん家族はギリシャ系オーストラリア人)

 

ホテルの庭で

  

 

見晴らし台。壮大な地平線が見える。

2日目の夜は見晴らし台で星を眺める。 私の悪い目でも降るような星が見えた

 

 

3日目の午後はシドニーに戻った。

 

ホテル入り口で。 飛行機がミニサイズ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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6 コメント

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Unknown (yasukon )
2018-10-15 21:09:01
こんばんは!

わぁ~~やはりそうでしたか!!
私も2日間にわたってツア-に参加しましたが登れませんでした。
下では風など吹いてないと思うのに駄目でした。
危険を冒してまで そしてまたアボリジニが「私たちの聖地に登らないでください。」との立て札を書いてあるのを見たりしていますと だんだん自分たちが悪い事をしようとしているように思えてきて何とも辛くなった思い出があります。
しかし出来ることなら登って見たかったかな?(笑)
私の友人は登ったと言っておりました。
滑落して亡くなった方々の話を聞きますと怖くなりましたよね。
娘が3日目には「もうこう風景も飽きたね}といった事も今思い出します(笑)
でも私は行って良かったと思います。
あのような風景は地球上にあそこしか有りませんものね。
周りをまわってアボリジニの生活など想像できましたし貴重な2泊3日だったと思います。
銀河さんと同じ思いになれてうれしいです(笑)
返信する
Unknown (tona)
2018-10-15 22:08:13
上から3枚目と4枚目の写真の色が素敵!
きれいに撮れましたね。
エアーズロックを折角目指して行かれたのに、そんなに厳しい条件があって、6回もダメだったとは本当に残念でした。
ウルルの回りは植物や絵などいろいろ見て回りましたが、少し離れた車で移動したところにこんなにいろいろあるとは知りませんでした。
マウント・オルガ?「風の谷のナウシカ」のモデルになったところは行ったように思います。
大自然を満喫されて、ご家族とも心が通い合って素晴らしい旅でしたね。
返信する
yasukonさん (☆銀河☆)
2018-10-16 13:58:21
 yasukonさんも同じ経験されましたか!
なかなか登れないのですね。
友人が登った話をしていたので、チャンスが6回もあれば絶対に大丈夫と思ってました。

>自分たちが悪い事をしようとしているように思えてきて<

これはすごくよくわかります。
登れなくて残念だけど、けがさなくて良かったという気もしますね。
(負け惜しみ?笑)
神聖な場所がこんなにたくさんあるとは知りませんでした。
確かに滑落したら止める物が何もなく、一貫の終わりです。
もう絶対に行く事のない場所を脳裏に焼き付けました。
本当に貴重な、経験でしたね。
返信する
tonaさん (☆銀河☆)
2018-10-16 14:08:21
 地球上に二つとない景色にただただ
圧倒されました。
tonaさんもオルガ渓谷に行かれたのですね。凄い渓谷でしたね。

写真は、たくさん撮ったのですが、同じような景色と色なのでかえって難しく、
夫や娘の写真も借りました。
見どころがこんなにあるとは驚きでした。
夫はアジアは行くのですが、
ヨーロッパやオセアニアは絶対行かないと言ってました。
それがこんな機会が出来て行くことになろうとは!
思い出に残る楽しい家族旅行でした。
返信する
エアーズロック (だんだん)
2018-10-16 17:11:19
旅のハイライトと言える、サンライズツアーでしたか。
夢見て憧れて・・・こちらの写真で行った気になりました♪
ほんとうに神々しいロック。アボリジニーの心に近付きますね。
登山は叶わなかったけど、銀河さんご家族はこれで良かったと思われたでしょう。
ヨセミテに3泊して、ナバホネイティブの村に行きました。
謙虚な気持ちになりますね、全てに神が宿ってるような~(^^♪
夜空が綺麗に撮れましたね、見飽きなかったでしょう♪

返信する
だんだんさん (☆銀河☆)
2018-10-16 18:37:26
 友人が、エアーズロックでカンガルーを見たそうです。
荒野で生きるカンガルーを見てみたいと思いましたが、それは無理でした。

たくさん写真を撮りましたが、全部赤茶色!区別がつかない!
登山はできなかったけど、エアーズロック充分に堪能しました。
沢山の言い伝えと聖地があり、だんだんさん同様、
謙虚な気持ちになりました。

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