気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

南ドイツローカル線の旅 その1 フランクフルト

2017-09-23 16:26:29 | 海外旅行

 やっと落ち着き、ブログに取り組みましたが、相変わらず文章少なめ、写真ブログとなりそうです。

異国の空気を感じて頂ければ嬉しいです。

 

 今回の旅は、ヘルシンキ経由、フランクフルト着、ミュンヘン発帰国の10日間です。

ドイツの事はあまり知らず、ケルン大聖堂とノイバンシュタイン城が見られればラッキーと思っていました。

最初の予定は9日間の予定で、手配していた娘が ふと一言、

「ミュンヘンでは帰国の次の日からオクトーバーフェストらしい」

と言った事から急に私が興奮!オクトーバーフェスト追加となりました。

何といっても世界最大のビール祭り!!こんな盛大なお祭りは行かなくっちゃ!!血が騒ぎます。

いつも交通とホテルは旅行社に依頼するのですが、この時期ミュンヘンのホテルは満室、

割高となりましたが、旅行社の努力と娘の押しでやっと2泊ゲット。

 

 

 

 旅程        

フランクフルト(2泊)

日帰りでケルン・・・ケルン大聖堂

ヴェルツブルグ(古城ホテルで1泊)

ローテンブルク(2泊)

フュッセン(1泊)

ミュンヘン(2泊)

 

  ヴェルツェブルグからフュッセンまではロマンティック街道と呼ばれ366kmの観光ルートとなっている。

 1本の道があるわけではないが、古い街を結ぶルートとして有名。

 今回はこのルート沿いの街を訪ねた。

 けれど車、バスでの移動が主で、列車の移動は非常に不便。

 列車の本数は少ないし、乗り換えはあるしで大変だったが、でもその不便が緊張を生み、

  かえって自由な旅をしている気がした。

  車窓から見る牧歌的風景も、異国に居ると言う実感があり、楽しかった。

 

  そうそう、ドイツの食事は思っていたよりずっと美味しい。

 ジャガイモとソーセージばかりかと思っていたが、野菜は豊富、料理も種類が多く、勿論お酒は美味しい。

 食べ物の写真も沢山撮りました。

 

9月9日 1日目  

  空港から電車に乗り、フランクフルト中央駅すぐそばのホテルに 22時到着。

疲れているので駅に近いのがとても嬉しい。

 

外に出たが、遅いので 近くのコンビニで水を買うのみ。

 

9月10日 2日目

 8時半出発。 今日は歩きま~す。

フランクフルト中央駅。建物の上にあるDBがドイツ鉄道のマーク。

フランクフルトはドイツ有数の大都市。

そしてフランクフルト中央駅はヨーロッパ最大のターミナル駅。ここからヨーロッパ各都市に通じる列車が出ている。

 

 まずは記念写真、とカメラを向けていると、ドイツ人のおじいちゃんに 写真を撮ってくれと頼まれた。

駅をバックに2枚撮ったが、何か気に入らない様子。ジェスチャー交じりで全身という。

そうかぁ、頭の先から足の先まで写せばいいのね。

撮ってあげたら大喜び、私達も駅をバックに写してもらったら、しっかり足先まで写っていた(笑)

さすが、ドイツ人、こだわりが強いのですね。

これ以後二人で写真を写すときは「全身?部分?」と聞くのが合言葉となった。

 

このカイザー通りを歩いていくと中心地に出る。(娘の部分写真

 

 

意外と汚い。でも大丈夫。朝はこんな清掃車が大活躍。

 

         

         10分ほど歩くと欧州中央銀行の本社に出た。日本でいえば日本銀行のようなもの。

         ユーロの本拠地です。 ユーロマークのモニュメントが有名。

フランクフルトは、古い街並みの中に急に高層ビルが出てくる。

特に違和感を感じないのはなぜでしょうね。

 

更に10分歩くと レーマー広場

 旧市庁舎と木組みの家が建つ広場。

クリスマスマーケットなど、大きなイベントが ここで開かれるらしい。

 

旧市庁舎。15世紀初めに貴族の館3軒を市が買い取り、市庁舎とした。

日曜日だったので、中に入れず残念!

 

そばで見ると実に繊細な雰囲気で、いつまでも見飽きない。

今にも降り出しそうで空が暗い。 明るい日ならもっと綺麗かもしれない。

 

大聖堂

 13~15世紀のバロック様式。神聖ローマ帝国の戴冠式も行われた歴史ある教会。

              

第2次世界大戦で、大変な亀津的な被害を受け、修復している。

ドイツも戦場だったと実感。

           

塔に登れるはずなのによくわからない。やっと見つけた入り口。

入ってびっくり、狭い所で幅1メートルにも満たない螺旋階段が延々と続き、目が回りそう。

上から降りてきた男性に「so long way~」と言われてしまった。

もう半分ぐらい登ったかと思ったが、まだ1/4だった

塔からの景色。旧市庁舎も見える

ライン川と合流するマイン川

 またぐるぐると階段を降りるとすっかり目が回り、足元がフラフラ。

 

ゲーテハウス

 ゲーテが18世紀にゲーテが生まれ、多感な少年時代を過ごした家。

フランクフルト屈指の裕福な家だった。 大戦で破壊されたが疎開していた調度品はそのまま残されている。

台所

客間

 

各部屋にある暖房器具

             

 当時の時計。今も正確に現在の時を刻んでいる。よほど高価な時計だったのでしょう。

 

      

外に出ると青空が・・・。 そろそろお腹も空きました。

 

日曜なので休みが多く、レストランが無い! やっと見つけた!

 

クラブハウスサンドイッチは暑さ5㎝、生ハム、ベーコン、たまご、野菜たっぷり。

用心して1人前しか頼まなかったけど、娘と2人で食べて丁度良い量だった。

          

道端の居酒屋さん。 テーブルの上に生の花を飾っている店が多い。

ドイツは堅苦しいイメージがあったが、こんな何気ない飾りが大好きなようだ。

 

 トラムに乗り、橋を渡る。

 

シュテーデル美術館 正面

 フランクフルトの銀行家シュテーデルのコレクションをもとに作られた美術館。

中世から20世紀にかけての作品が中心。

次から次と超有名作品が目の前に現れるのに感動。ドキドキしてしまった。

絵のイメージにより、壁の色を変えている。

クラナッハ「ヴィーナス」今年日本に来ていましたね。

 

左・・・ボッティチェリ「女性理想像」 こちらも去年?日本に来ましたね。これ1枚に行列した覚えがある。

右・・・ 名前忘れました。       

                   

 

ルノアール2枚。 このほかにドガ、マネなど。

            

        

こちらも名前を忘れたが、とてもいい絵だった。

 

フェルメールの「地理学者」があるはずなのにいくら探しても無い!!

係員に聞いてみたら、今フランスだそうだ。 

娘と「この美術館の稼ぎ頭ね。日本にも来ていたし」

私は昔大阪で、最近東京で「地理学者」を見ているが、あのイケメンの佇まいをホームグラウンド是非見たかった。

          

          地理学者(ネットから拝借) 

 マイン川の川べりで暫し休憩。チョコレートの甘さが美味しい。

 

夕飯は地下鉄に乗って下町へ。

地球の歩き方に書いてあった、気楽なドイツ料理と林檎酒の店「アドルフヴァーグナー」

 

林檎酒とスープ

           

ハックステーキ(ハンバークステーキ)暑さが5㎝ほどもある。もちろん娘とシェア。

6時頃だったので店に入れたが、すぐに混雑してきた。人気店らしい。

お隣の夫婦がいい感じ。 私がベンチから足が抜けなくてバタバタしていたら笑われてしまった。

お互いに「良い一日を。さようなら。」と言って別れた。

夜のレーマー広場

ドキッとするような色使いのドーナッツ。

 

この日は25000歩。 最初の日から頑張ってしまいました

 

 

 

             

 

        

 

 

 

 

 

 

 

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10 コメント

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\(◎o◎)/! (mako)
2017-09-25 10:03:55
昔、高校生の娘さんと鉄道の旅をした友人にどこか一番良かったかと聞いたらすかさず「ドイツ」と言っていました。その時からドイツは気になっていますが
綺麗な街並みですね!
それにしても26000歩とは凄すぎる(@_@;)
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makoさん (☆銀河☆)
2017-09-25 18:36:23
 どのレストランに入ってもボラれることが無く、物価も安定していました。
 治安もよく、小銭せびりはいましたが、それもフランクフルトだけ。
景色はよく、観光地は整備され、どのホテルも綺麗。
安定していましたね~。
何度も行きたくなる国でした。
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Unknown (tona)
2017-09-26 08:49:43
フランクフルトを細かく拝見出来ました。
私はフランクフルトは経由地点で1泊しただけで街は見ていなかったのです。
市庁舎や駅舎、広場や教会、木組みの建物、ゲーテハウスなど目を瞠りました。
あらまあ、「地理学者」は今フランスですか。
でも日本でご覧になっているからよかったですね。
有名な絵がいっぱいですね。行って見たかったです!

そうそう、この頃ドイツでさえ、食事が美味しいのですよね。あとはイギリスがどうなったか?ロンドンは選べばまあまあですが、田舎はあの固い肉かなあ、味がないかなあと思い出しています。もう行かないので想像するだけです。
充実した一日でしたね。
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Unknown (ラッシーママ)
2017-09-26 12:21:32
ラッシーパパが飛行機嫌いなので、これからも海外に行く事が無く
今回の銀河さんの旅行記を読んで楽しませて貰いますね。

ドイツは治安が良くてボッタクリは無かったそうで、旅が安心して楽しめましたね。
食事も口にあったようで良かったです。
やはり個人旅行だと好きな物が選べますものね。

私が海外は無理だと思ったのは食事からです。
それほど海外には行ってませんが10か国以上は行ってると思いますが
ツアーでの食事は似たり寄ったりで、その中でベトナムの食事は美味しかったですが
他の国は飽きてしまい殆ど食べられずに痩せて帰ります。

最初から楽しい旅行だったのが分かります。
特に気を使わない娘さんとの旅行ですものね。
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tonaさん (☆銀河☆)
2017-09-26 22:52:20
 この美術館こんなにも世界的に有名な絵があるとは思っていませんでした。
フェルメールやボッティテェリは「地球の歩き方」に書いてあったので知っていました。
でもこんなに次から次とは・・・(^^♪
絵のお好きなtonaさん、この美術館魅力的でしょ?

ドイツの料理は種類も多く、肉も柔らかかったです。
地方の料理も沢山あり味付けも全く抵抗なかったです。
ロンドンの料理、行った事が無いのですが、やはり不味いのかしら。


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ラッシーママさん (☆銀河☆)
2017-09-26 23:01:16
 海外の旅行記を書く時は、街を歩いている雰囲気で書きたいなぁと思っています。
行った事のない場所でも、次々何かが現れ、読んでいる方も楽しいかなぁと思っています。
これでも行き先は大分カットしてます。
文も上手ではないのでうまく伝わるかどうかわかりませんが、楽しんでいただけたら嬉しいです。

食べ物は今回美味しかったです。
これ重要ですね。
私もフィンランドでは合わなくて困りました。

楽しいけれど、忙しい旅行でしたよ。
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Unknown (まき)
2019-03-09 17:16:21
はじめまして!
今年の5月に私もフランクフルトからミュンヘンまで鉄道の旅をする予定です。
電車の乗り継ぎを考えるのが大好きで、何日かはレイルパスを使おうと思っています。。
ルートはまだ決めていないのですが、同じルートを真似したいくらい楽しそうな旅程だったので、コメントしちゃいました。
フランクフルトの街歩き、シティカードは買われましたか?
買うかどうか迷っているのですが、美術館でも使えるなら買ったほうが良いのかな…と。
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まきさん (☆銀河☆)
2019-03-09 23:03:24
 こんばんは。
ドイツ旅行記を読んで下さって嬉しいです。
久しぶりにドイツ編を読んでみたら、懐かしくて、そして頑張って書いていたなぁ~と。

5月にいらっしゃるのですね。
鉄道の旅は刺激的、殆ど日本人は乗っていませんでした。
乗り換えがあるのと、本数が少ないのでドイツ版「乗り換え案内」を使うと便利です。
勿論レイルパス使用です。

いつもはシティカードを買い、フルに利用するのですが、フランクフルトは1日しか滞在しなかったので買いませんでした。
フランクフルトのみ物乞いが多く、治安が悪い気もしました。

ドイツ楽しんできてくださいネ。
また行きたいです。
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Unknown (まき)
2019-03-11 13:29:45
ありがとうございます。
乗り換え案内とは、ブックレットみたいなものですか?
ドイツ鉄道のアプリは入れました!

私も母とふたり旅なので、「この塔登るの大変だった〜」みたいな感想がすごく助かります。
登るとしたら、お母さんはカフェで待機だな、とか。

ドイツで意外にも(意外じゃなくても良いんですが)美味しかったもの、良かった場所があったら、ぜひ教えてください。
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まきさん (☆銀河☆)
2019-03-15 00:03:25
 コメントに気づかず遅くなりました。

そうそうドイツ鉄道のアプリです。
日本のより充実していて、何番線に乗るとか、今遅れているとか、充実度がすごい!!

塔に関しては、フランクフルトの大聖堂は幅が狭くて延々と登るので体力に自信が無いならやめた方が良いでしょう。
ケルン大聖堂の塔の方が楽だそうで、これは登った方が良いです。私は登らなくて今でも後悔してます。
そうそう、ケルン大聖堂ですが、ケルン中央駅とケルンドイツ駅どちらからも行けます。
体力があるならドイツ駅で降りてライン川の橋を渡ると個人旅行の醍醐味が味わえます。

ドイツ、何食べても美味しかったです。
ただし、量には警戒が必要。
ソーセージは勿論、パンはどこでも美味しい。
フランクフルトの林檎酒の店、「アドルフヴァーグナー」庶民的でとてもいい感じ、でも人気店の様で、遅くなると入れない。

ビュルツブルグのアルテマイン橋のたもとのレストラン、おススメ。
時間が無ければ夕日を見ながらワインの立ち飲みも素敵。
マルクト広場にあるソーセージスタンドは有名。テレビの旅番組でも見ました。
彫刻家、リーメンシュナイダーの作品は見ごたえあります。

ローテンブルグでは、市庁舎の展望台が個性的。城壁一周は楽しいです。
ダウバー渓谷は観光客が居らず、素敵。
行けば分かるのですが、コボルツエラー門のそばの三角屋根の家の向かい側にある「グロッゲ」美味しいです。

ミュンヘンは時間が無くてレストラン開拓できませんでしたが、駅構内のパン屋が美味しい。

と、ここまで書いて、殆どブログ内容と同じと気がつきました。
変化があって面白い旅でした。
ドイツを楽しんできてくださいね。



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