こんばんは
平清盛を見て風呂に入って、風呂上がりに少しギターを弾いて、ブログを書こうかレコードを聴こうか、レコードを聴きながらブログを書くか、まあどっちにしてもいつもの平凡な時間です。
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今日も母のところに顔を見に行って、今日は昨日よりは元気そうでした。
普段一人なので話がしたいんでしょうねえ、なかなか出てこない言葉に悪戦苦闘しながら色々と思いをぶちまけてきます。
「頑張る」と言ってみたり「もおええよ」と言ってみたり、コロコロと考えが変わります。
これをもって帰れと言うことで、小さなツボをもらいました。
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母のお気に入りの様ですが、急に「あんた持って帰り」と僕にくれると言い出しました。
まあ、断る理由もないしすなおに「ありがとう」と言ってもらいました。
柿の実が三つ書いてありますが、ひとつは色が塗ってないし葉も一枚しか緑に塗ってないし何となく物足りない感じですが、これが案外いいものかもしれません。
裏を見ると「なべしま」と読める。
母のお気に入りなので大切にしましょう。
父の残したツボや掛け軸がたくさんあって、母に言わせればどれもこれもガラクタなんで「きれいに片付けて死にたい」と言っていますが、「ええよ、僕が全部もらうけえ、置いとって・・・」と言っています。
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今日のレコードは(というか今朝聴いたのですが)
ヴィヴァルディの弦楽と通奏低音のための協奏曲集
協奏曲が7曲とシンフォニアが1曲
解説によれば
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ソロ楽器を持たない弦楽合奏のための協奏曲を、ヴィヴァルディはソロ協奏曲の形式をもとにして作曲した。ソロ協奏曲の特徴的な形式は、ここにあらためて言うまでもなく、トゥッティとソロの部分が交互に洗われるリトルネロ形式である。しかし弦楽合奏のための協奏曲では、ソロ楽器がはなやかに活躍する部分はなく、ソロとトゥッティの対立と言うリトルネロ形式の基本的な要求を満足させることは出来ない。これは当時の作曲家にとっては困難な問題を提起するが、ヴィヴァルディはその解決のために、実にさまざまの創意工夫を示した。
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イ・ムジチ合奏団の弦楽合奏の音はきれいですね、しっとりしています。
レコードもキズ一つなく完璧にクリーニングされているので、安心して音に集中できます。
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明日の朝は少し早く起きて、天文少年の意地にかけて金環食を観測しましょう。
意地では雲は消えないでしょうが・・・