39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

カラヤン指揮のベルリン・フィルで「英雄」

2012-05-06 22:13:57 | レコード盤

こんばんは
いよいよ最後の夜となりました。
最後と言っても明日戦地に向かうのではなく、明日から仕事と戦うわけです。
まあ、そう言う意味では戦地に向かうのですが、毎日家に帰って来れる戦地ですから楽なもんですね。
僕の父は満州で徴兵され終戦後はシベリアに抑留され、何年もの強制労働に堪えて帰ってきました。
何度も「もう死ぬ」「日本には帰れない」と思ったそうです。
何で今頃こんな話?
たしかに、戦地からこんな連想になってしまいました。
・・・
今日はギターは弾かずに我慢しています。
どうしてかと言うと、連休中はいつも以上に弾いていたので少し腕が痛くなってきているからです。
ガムシャラにやるとまた長期休養を余儀なくされるので我慢しましょう。
と言うことで今晩のレコードはまた「英雄」です。
明日からの仕事に向けてテンションの上がるこの曲ですが、今日は指揮もオケも違います。
カラヤン指揮のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
Dsc00743 う~ん、どこがどうとかうまく言えないんですが、なんとなく先日のバーンスタインよりこちらの方が自分の思っている「英雄」らしい感じがします。
かっこいい言葉で表現できれば良いのですが、バーンスタインはアメリカ的でカラヤンはドイツ的ですか?
それじゃあ全然分からないですね。
やはり、指揮者とかオーケストラによる違いと言うのがあるんですね。
僕はあまりそう言った違いとかがよくわからなかったし、そんなに評論家が言うほど違いのあるもんじゃないだろうとおもっていました。
少し考えが変わってきますが、同じ曲を指揮者オーケストラの違いで何枚も揃えて聴き較べるようなゆとりもないし、まあたまたま「英雄」が2枚あったので聴き比べが出来たと言うところですね。
先日のバーンスタイン盤はエグモント序曲がくっついていましたが、この盤にはコリオラン序曲がくっついています。
交響曲の後ろに余った時間を埋めるようにくっついている序曲ですが、おまけではなくこれもれっきとしたもので、僕はコリオランが好きでしたが最近はエグモントの方もいいなあと、好みが変わってきています。
今度中古レコード店で別の指揮者で「英雄」を探してみよう。
小沢のボストンとかあるかな?


フランス・ブリュッヘンの「ブロックフレーテ名演集」

2012-05-06 13:27:52 | レコード盤

こんにちは
連休もいよいよ最後の一日となりました。
のんびり遊んだ反動で今晩あたりから「また仕事かあ症候群」が襲ってきますよね。
まあ毎週日曜日はちびまる子ちゃんを見てサザエさんを見る頃から、同じ感覚になりますけどね。
・・・
ここのところ聴くレコードは昨晩の「英雄」を除きだいたいバロック系ですが、
今日もまたバロックで
フランス・ブリュッヘンの「ブロックフレーテ名演集」です。
Dsc00741 Dsc00742







アンナ・ビルスマ(バロック・チェロ)
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ/オルガン)
・・・
通奏低音の二人とも大物でさすがブリュッヘンですね。
「レオンハルトはバッハだ」とブリュッヘンに言わしめた巨匠レオンハルトです。
2枚組で1枚目は昨晩聴きながらMacに取り込みました。
日曜日の午後はその2枚目、そろそろ憂鬱になりそうな気分を早々と憂鬱にさせてくれるメランコリーな曲ばかりです。
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それにしても、ブロックフレーテ・リコーダー・リュート・その他古楽器いわゆるバロッックの器楽曲には大抵「涙のパバーヌ」が出てきます。
変奏曲も多く、ダウランド人気は普遍ですね。
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