フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

フォーク界のプリンス・・・メロン、じゃないよ

2021年09月15日 20時04分30秒 | 日記
まあ、たまにはこの人の話題もやっておかないと。

さだまさし、自身初のフォークソング・カヴァーアルバム『アオハル49.69』リリース(←リンク先はヤフーのニュース)

ま、ぬたりは買いませんが(身も蓋もない)。
コロナ下でとにかく音楽関係の方は仕事が厳しい中、割とテレビ出演が増えたり、人脈から感染対策のポイントを聞いてコンサートを開催したりと、まあ、この人流石に無駄に経験と人脈は積んでないわ、と改めて感心する昨今。
でも、ぬたりの方は音楽自体に今興味が向いてなくて、さださんに限らず音楽関係に身銭を切っていないので、昔みたいに「お前なんかファンじゃない」と言われれば、「実際そうかも」と腕を組んで自分の立ち位置を考え出してしまいそうな状況ではありますね。
「人の歌を歌うのは新鮮な面白さがあるけど、「そんな暇があったらお前が作った新しい歌を聴かせろ」とファンの人によく言われて、これ自体はとてもうれしいことなんだけどね」なんてさださんの話をどこかで読んだ気もするんだけども、さださんも年齢を重ねて、借金も完済したところで、こうやっていろいろと余裕を持っていろんなことが出来るようになったのは良いことだと思うな。まあ、「自身初」とは言ってもこれは宣伝用の文句で、他人の曲を歌ったCDは初めてじゃない。そもそも最近永六輔作詞の曲を集めたアルバム出してたし、美空ひばりのカバーアルバム出したこともある。「フォーク」という括りでは初めてかもしんないけど、音楽のジャンル分けなんて案外曖昧なもんだし。
ともあれ、さださん最近いろんなことやってんなあ、というところで、ぬたりがなんとなく思ったことがある。

企画盤でいいから、「ジャズロック」のアルバム作ってみんかさださん?

サイモンとガーファンクルの「サウンドオブサイレンス」聞いて現代音楽に興味を持ち、加山雄三の「君といつまでも」弾いてみたくてフォークギター手にした、というのはさださんのトークの持ちネタではあるが、同時に「そもそもグレープはロックがやりたかった」というのも持ちネタの一つ。あえてなのか分からないが、こういう発言で、日本で言えばキャロルみたいなことがやりたかったのか、というミスリーディングで笑わせる形にはなっているが、ロックはロックでも、当時流行していたジャズロックに憧れていた、という発言をどこかで読んだ記憶があるのよ。これはなるほどロックよりもなおのこと渋くて、そら日本でそのジャンルでのデビューは受け入れられにくかったろう。
既に書いたけれども、音楽のジャンル分けなんてあくまで便宜上のもの。その時憧れていたジャズロックの要素は、多分グレープやさださんの音楽に生かされていることは間違いないので、今更それに特化したアルバムなんて作る必要もなかろうというのはぬたりも思うところで、さらにはどう考えたって数も出っこないのだが、「実はグレープが最初やりたかったのはこれだったんだぜ」というアルバムも今改めて出すってのも、なんか興味が引かれると言えば興味が引かれるのよね。一から曲を起こしても良いけど、これこそカバーで良いような気がする。なんなら吉田さん呼んでもいいべさ。

・・・まあ、無いわな。

カバーだったとしたら楽曲の使用料も結構な額になりそうだ。お気楽なファンアイテム(どう考えても一般層には売れん)に、そんな余計なお金は使えるわけがないもんな。

と、そんな感じの戯れ言。ぬたりはさださんを積極的にチェックする気はもうないけど、かと言って積極的に離れようとも思わないのでな。今後も思い出したように話のネタにはさせてもらうぜ。
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