フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

確かに欧州車の中古車はみんなこうなってます

2024年06月09日 10時05分25秒 | 日記
さてさて、おかあちゃんの車購入で散々腐したフォルクスワーゲンではあるが、とりもなおさずぬたりの愛車もフォルクスワーゲンティグアンである。
で、こいつがあるからこそ筆も厳しくなってもいるとも言えて、乗ってての不満点は複数あるのに改善される気配もないので「なんで新しくなったのに駄目なまんまなんだ?」と怒りを通り越して呆れる始末でな。フォルクスワーゲンの人間は自社の車に乗ってねえのか?。
ではぬたりは今の車を気に入っていないかと言えば、「道具としては」今のところ有用にも程があるという評価で今後もしばらく乗り続ける。今のところこれと言った乗換え候補も思い浮かばないしな。まあ新車で買うと高いので(500万はします)程度の良い中古車が無いと乗換えもままならないという弱点はあるが。貧乏はつらいのう。
で、そんなティグアンに一つ気になる部分がでてきた。メッキモールである。
別にぬたりの車に限った話ではなく、ほとんどのフォルクスワーゲン車のメッキがこうなってしまうのだが、窓のエッジの辺りのメッキモールが水玉が浮くように白く汚れているのである。そもそも高級感が得られる(例えばポロやゴルフにはメッキモールはない)のでフォルクスワーゲンでも値段が高めの車についているのだが、ものの数年でここがくすんで見窄らしくなる。遠くから見る分にはまだ良いんだけど、こちとら毎日のように乗り込んで使うわけだから白く薄汚れたメッキをそのたび見ることになる。なんとかならんかこれ?
でも得てしてこういうのはメーカーを頼っているうちは幸せになれない。どーせ「仕様です」「本国の対応待ちです」で逃げるに決まっている。ここは日本だ。日本人には日本人の武器がある。

ピカール先生のご登場である。
金属部分の研磨ならとにかくなんでもお任せ。家の中から家の外まで、金属部分をピカピカにしたいなら先生に勝るものはない。しかも安い。これで数百円である。早速近くのホムセンで買ってきて磨く。
挫折しかける。
やる前から覚悟はしていたが、とにかく手作業で研磨するのは大変。手も腕もパンパンになる。助手席側の窓のモールを一通りやってとりあえず一段落つける。しかも微妙に取り切れねえし。これは汚れじゃないのか?
で、今回に関しては調べる前にやり始めたのがアダになった。ここに来てようやく調べたところ、この白いのは簡単に言えば白錆。研磨剤ではなくて、そもそもヤスリで削るもんなんだそうだ。さらには錆びたんだから削ったあとはコーティングしないとまたすぐに錆びるんだそうな。マジかよそれ.
んでまあしょうがなくカー用品店にて二千円くらいする専用のキットを購入。まずはヤスリで削ると言うことで、キット付属のヤスリでゴシゴシゴシ・・・。
ヤスリがあっという間に力尽きる。
付属のヤスリはちっちゃいにも程があり、すぐに目が潰れだしたため、結局は大まかにヤスリがけする→根性でピカールで磨く、の作業を行うことに。あーつかれた。ともあれ、かなりきれいになったわ。んでコーティング剤を塗って完了。まあ不器用ぬたりがやるコーティングなど近くで見れば粗がありすぎるんだが、それでもずいぶん良くなった。

ちなみに欧州車のメッキパーツは多くの車はものの数年で大体こんな感じになっちゃうらしい。なんでこんな錆びるのかと言えば、ネットでは「日本の高温多湿にコーティングが合っていないから」と、一応もっともらしく説明はされてますがんなもんどーせ本国でも錆が出まくってるに決まってるわ。
輸入車の駄目な部分があると、昭和の頭では「車としては先進国な欧米車に駄目なところがあるわけない。きっと日本が悪いんだ」と考えがちだけれども、いやいや、あいつら昔から駄目な車を割と量産してるからね。
コメント
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