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「ハマス」暴動は「ウ戦争目的」への煙幕  文科系

2023年10月14日 04時01分54秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 孫崎享の「つぶやき」へのあるコメントで知ったのだが、標記のような説があるようだ。イスラエルの元軍人高官のこんな文章を紹介しつつ、この説を提起した人がおられた。
「ガザからかつてないあれだけ大きな侵攻をやって、イスラエルが『寝耳に水で、軍も戦車も出さず』などということは、私の知る限りありえない」
 ナルホドと思うと同時に、そのありえないことが起こった訳を「ウクライナ戦争はほぼ目的を達したから、ウ戦争に集まった世界の目に煙幕を張る必要が生じてきた」というのである。最初に述べておけば、この説が正しいか否かは、今後のウクライナ戦況とその報道との時の経過がすぐに教えてくれるはずだ。

 としたら、ウクライナ「戦争」の米英狙いはこうなる。コロナでも進んだ米保護主義のさらなる促進、ノルトストリーム破壊によるロシア石油締め出しと世界エネルギーの高騰、旧式米英兵器の売却、これらを通じた米英経済・国家財政などの「延命」などなどである。
 ウクライナへの米兵器輸出は、去年末以来どんどん少なくなっているという事実があるが、その事を世界は知らない。そしてこの度、少なくなった兵器売却予算すら議会が認めなかった。つまり、ウクライナ戦争をウヤムヤにして、その真の目的を隠す煙幕が必要な時期が来たのである。
 全国の徴兵官全員や6人の防衛副大臣全員が汚職で解任などというウクライナが、これ以上戦争を上手く続けられる保障など皆無と観て当然である。「反転攻勢」半年近くたっても東部のコンクリート要塞都市バフムートは相変わらず奪い返せないのだし、その半年掛けて張られた三重の敵塹壕への突破口もほとんど広がっていないのである。

 


コメント (1)
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