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統一教会解散命令と国会議員資格  文科系

2023年10月13日 00時00分52秒 | 国内政治・経済・社会問題
 盛山文科相が昨12日会見を行い、旧統一教会への解散命令の請求を決定したと発表した。「宗教法人 世界平和統一家庭連合に対し、解散命令請求を行うことについて、相当であるとの全会一致のご意見でありました」
 この団体の「悪質性」が、「組織性」、「継続性」をもって展開されてきたということから、裁判所に宗教団体としての解散命令を出してと、請求されるわけだ。

 さて、こうなると次に問われるのが、これ。こういう団体の改名を2015年にどうして文科省が認めてやったのか。統一教会という既に知れ渡ったその「悪名」をなぜわざわざ改名してやり、その悪質行動をさらにのさばらせてやったのか。この改名があったからこそ、自民党国会議員との相互援助関係が以下のように大きく広がっていったのではなかったか。
 180名もの自民党国会議員がこの団体と相互援助関係を持ってきた。議員が団体の広告塔を務め、教会員がその選挙を熱烈支援するという互恵関係である。広告塔の一例をあげれば、萩生田光一元文科相、現政調会長などは、会合への出席挨拶どころか、そこでの講演を行ったうえに、会費まで納め、その対価のように「選挙におけるボランティア支援」を受けて来たという。萩生田氏がその選挙区八王子において、統一教会の社会的信用を高め、その被害を増やして来たと言えるはずだ。
 税金で雇われて国民の幸せを作れとされた公務員、「全体の奉仕者」であるべきなのに国民生活破壊の片棒を担いでいたというこんな人物が、自民党の政調会長?! 一体どんな政策判断が成されるのやらとばかりに、自民党不信になって当たり前だ。

 そして本日13日、こんな会見があると、以下は朝日デジタルの記事だ。
『 細田議長が13日に会見 旧統一教会問題の説明や会見のあり方焦点 10/12(木) 21:15配信
 細田博之衆院議長(79)は13日午後2時から、議長公邸で記者会見を開く。体調の問題で議長を辞任する意向を表明するとみられる。濃密な関係が指摘される世界平和統一家庭連合(旧統一教会)とのつながりや・・・数々の問題をめぐり、記者会見の求めに応じてこなかった細田氏が、「言論の府」のトップにふさわしい説明責任を果たせるかが焦点だ。』
 国会は国権の最高機関。その議長とは、「言論の府のトップ」どころか「国『権』の象徴」である。国「権」の象徴人物が、統一教会を懸命に推していたら、その罪は最高に重い! 


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