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怖いニュースの火消しは?  文科系

2023年07月07日 02時16分32秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 米・イラン間の怖い「事件」が、日テレニュース(ネット)で報道されていた。これには、「イラン側が「恐ろしいこと」をやったもんだ!」と日本視聴者のコメントが続々。ところが、この事件の裏側をロイターが説き明かしたようだが、こちらは日テレから報道されたのかな?
 これから先の中台間でも起こりそうなことなのかどうか、怖い怖いとよくよく気に留めておきたいということで。

【イラン軍艦艇】タンカーに発砲 だ捕図るも…アメリカ海軍が阻止 (日テレニュース)
 アメリカ海軍が公開した、イラン海軍の艦艇が発砲した際のものだとする映像からは、イランの艦艇が商業用タンカーに近づくと、タンカーの近くで光が点滅するようすがわかります。
 アメリカ軍は、イランの艦艇が国際水域を航行中の商業用タンカー2隻を相次いでだ捕しようと試み、その際に小火器などで「複数回、長時間の連射を行った」としています。
 死傷者はいませんでしたが、船体に数発の弾丸が命中したということで、アメリカ軍はイラン艦艇による相次ぐ商船のだ捕などを非難しています。
(2023年7月6日放送) 』

『 [ドバイ 6日 ロイター] - イランの裁判所は、オマーン湾でイランの船舶と衝突した石油タンカーを拿捕するようイラン海軍に命じていた。
 このタンカーは米石油大手シェブロンが管理するバハマ船籍の石油タンカー「リッチモンド・ボイジャー」。米海軍は5日、イラン海軍が同タンカーを含む2隻を拿捕しようとしたため、阻止したと発表していた。
 イラン南部ホルモズガーン州の海洋捜索救助センターが国内メディアのIRINNに明らかにしたところによると、リッチモンド・ボイジャーは乗組員7人が乗ったイラン船と衝突。イラン船の5人が負傷し、船内に浸水したが、リッチモンド・ボイジャーは事故後も停船しなかった。その後、イラン船の船主がタンカーの拿捕を要求したという。
 シェブロンは、リッチモンド・ボイジャーの乗組員は無事で通常通り航行しているとコメントした。
 米海軍によると、イランは約1カ月前、1週間で石油タンカー2隻を拿捕している。』

 発砲理由も調査・報道して付いてない『一方的発砲ニュース』って、戦争の「原因」にさえなり得て、「要注意」。それに乗る世論はさらに怖いって、歴史の教訓だ。
 このニュースをこの後少々追跡してみた、その結果に驚いたのだが、「イラン発砲」の方は日本マスコミもいろんな所がいっぱい報道。「イラン側の事情」の方は、圧倒的に少ない。前者の多数報道の方は、後で追加の修正解説をちゃんと出すのかな? これがないと、「悪者国」を世界にいっぱい生み出せることになろうが。
コメント
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